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ジップロックを電動ポンプで真空化 抱き枕カバーの保管にダメ押しのひと手間

「ジップロックの厚みを減らしたい!」

袋は空気が入るとパンパンでかさばるよね。

そのために中の空気を抜くのは地味に大事なこと。

 

本記事では密閉性の高い袋としてよく使われるジップロック。

コイツに中身が入ったまま、ぺっちゃんこにする方法をご紹介するよ。

我輩はシンプルに、袋内の空気をポンプで吸引するやり方を取ってみた。

食材やかなり小さいもの以外には、大体通用するので試してみてくれ。

ここでは詰める材料を抱き枕カバーにしているので、痛部屋主は参考になるはず。

 

ジップロックをぴっちり真空化するには機械のポンプ

ジップロック。

ビニールでありながら、密閉性が高くモノを保存できる袋の筆頭。

特に食材を真空で保存したい場合、かなり便利なグッズだよね。

真空で調理すれば加熱時間なども減らせるし、しまう時の場所も取りにくい。

なんでキッチン周りで活躍する場面が多いのではなかろうか?

 

まぁ我輩の場合、料理とは無縁の生活を送っており…。

オタクグッズ収集が大好きなので、そっちの保管に気を遣うことが多い。

その中でも抱き枕カバーは、なかなか管理に気を遣う場面が増える。

丁寧な扱いが必須と大型な布モノなので、そのままだとかさばるんだよな。

それでも素晴らしいグッズなので集めることに命を懸けております。

 

とりあえずどうするか試行錯誤し、先日袋に詰めてボックスへ入れたんだよ。

こんな感じで袋入りカバーと乾燥剤をぶちこんでね。

 

この写真の時、カバー袋に使っていたのはダイソーで買ったフリーザーバッグ。

100均クオリティなので、密閉性はあるものの空気が入り込みやすいのよな。

つまりそのままだと、袋一枚当たりの体積が増えてパンパンになりがち。

保管する際に詰め辛いことこの上ない。

もうちょっと何とかならないかと思って考えた結果…。

「じゃあ体積を減らす方法を取ればもうちょいマシになるな」

と思いついた。

 

そういうわけで、空気を抜く方法をどうするか迷った結果。

空気抜き用の電動ポンプを使って、できるだけ真空状態で薄くしてみよう。

手作業で空気を抜くより、圧倒的な圧縮率でぴちぴち状態に!

機械の力は改めて思うが凄いぜ。

 

袋内の空気を抜かないとボックスが閉まらない

ちょっと思い出してほしいけど、日常でこんなシーンはないだろうか。

みんなさ、ゴミ箱を使うときはビニール袋をかぶせて使う人が多いだろ?

そのゴミ袋がいっぱいになった時、外して持ち手を縛って捨てる準備をするよね。

ただこのままだと、中身に対して袋の見た目ってかなり大きいはず。

ゴミの量以上に膨らんだ袋は、空気をたっぷり含むため想像以上にでかい。

それはちょっと嫌なので、おそらく空気を手で抜くようにすると思う。

ダッフィー
そのまま捨てようとすると、大体同居人にキレられるよな。
コール
空気を抜いておかないと、無駄にかさが増えて邪魔だからね~。

 

似たようなことが、上で抱き枕カバーを袋詰めしたときにも発生するのよ。

カバーをそのままジップロックに入れると、無駄な空気が抜けてないのでふくらんだまま。

できれば20枚詰めたいけど、かなりぎちぎちかちょっと入りきらないか。

少しでもボックス内に余裕を作りたければ、袋の体積を減らすのが賢明だ。

とはいえ、手で袋の空気を抜いてもある程度までしか出せないのよな。

ちょっとそれだとイマイチなんだよね~。

 

 

まぁ力押しでボックスの蓋を閉められなくもないが、それも気持ち的に嫌だし。

スマートにしまうのが目標なのだ。

中身はえっちな抱き枕カバーなんだけど(笑)

 

空気の吸引は電動ポンプにお任せ

さて、ここから具体的にジップロック内の空気を抜いていく作業を。

今回の方法は、強い力で空気を吸引するので使えるものが限られる。

基本的に吸い込み口より小さいものや、食品類には絶対使っちゃダメ。

なのでもしやる場合、何を詰めたかしっかり確認してからやってね。

今回使うのは、こちらの小型の電動ポンプだ。

Amazonから2,000円前後くらいで売られている。

説明書がたどたどしい日本語だったので、恐らく中国製だろう。

 

写真の奥に映るのが本体で、上向きと横向きに口がついているよね。

上向きの口は空気を吸引し、横向きは逆に空気を吐き出す。

空気を抜くのも注入するのも、これ一本でできるシロモノ。

すげえ質感は安っぽいけど。

 

手前に映るのが、それぞれ大きさが異なるノズル。

プラスチック製で、3つとも連結したなんともいえぬ形。

使いたいサイズのノズルを本体の口にはめ込んで、スイッチを入れると使えるよ。

予め、ジップロックに詰めておいた抱き枕カバーを用意しておこう。

最低限ノズルが差し込めるくらいの隙間を空けつつ、他の部分は全て閉めておく。

写真の状態になったら、スイッチをオン。

するとすごい爆音とともに、ジップロック内の空気が吸われていく!

かなり音がデカい(普通の掃除機並みにうるさい)ので、やる時間帯に注意してくれ。

加えて取説には、「20分以上の連続稼働は禁止」と書いてある。

妙に強力だからか、本体がちょっと熱くなりやすいためここにも注意な。

 

袋の厚みを比べるとわずかに差がつく

1枚当たり、どれくらいぺったんこになるのか比較してみたよ。

左が自分の手で頑張って圧縮させたカバー。

右は電動ポンプで空気を抜いたカバー。

横から見た断面図だと、さしたる違いは正直ない。

 

内部のパツパツ感が分かりやすいようになるかと思い、袋ごと半分に折ってみた。

厚みはやっぱりほとんど変わりがない。

しかし、カバーのお尻の部分を見てほしい。

 

左のモノより、右のモノのほうが垂れさがって見えるのが分かるか?

袋の中って内部の空気量に応じて、手を押し返す反発力が変わってくるよね。

すると手で圧縮したほうは空気が多いからか、反発が強めでお尻が浮いているんだ。

ポンプで空気を抜いたほうは、その反発が弱いからか垂れ下がっているというわけ。

これは実際にやってみると、見た目以上に変化がよくわかるよ。

 

ちりも積もれば山の体積減らし

さっきボックスに入れるのは、最大で20枚だとお伝えした。

手で圧縮した20枚VSポンプで圧縮した20枚。

さぁ数が集まるとどこまで差がつくのか?

両者を用意して、写真に収めたのでみていこう。

まずコチラが手で圧縮したバージョン。

見た目から言及すれば、平積みはともかく縦置きしたカバーがぐにゃぐにゃだよね。

袋に空気が抜け切れていないからか、上手く自立してくれないのでふにゃっとしてしまう。

詰めてみた感触は、やはりめっちゃぎっちぎちだな。

平積みのカバーを手で押すと、かなり強い反発力が手に帰ってくる。

その状態で蓋をしようとすると、若干閉めるのに難儀する…。

 

お次は電動ポンプでしっかり空気を抜いた20枚を、ボックスに詰めるよ。

御覧のように、横からボックスを見た時の断面図が違うよね。

特に縦置きしたカバーは、余計な空気を抜きまくると自立してくれやすくなる。

袋内のカバーの状態が固定化しやすくなり、袋を振っても中身がシャカシャカ動かない。

一枚当たりの厚みも減り、ドライユニットを入れる隙間もできやすくなった!

加えて平積みのカバーを上から押しつけても、空気が抜ける音はほとんどしないよ。

蓋を閉めようとすると、明らかにさっきの状態よりスムーズに閉めやすいかな。

 

少しでも省スペースに ジップロックを真空にぺったんこ化しよう

思いっきり袋内の空気を抜くと、当然余分なスペースを取りづらい。

確かに一枚ずつで見れば、本当に小さな差でしかないが…。

十数枚と数を重ねれば、その差はだんだん大きくなっていく。

よってボックス内にしまう際にも、意外と結構な違いを感じ取れるように。

カバーに限らないが、やっぱり保管袋をたくさん使うなら中の空気は抜こう。

 

袋内の空気を抜く方法は、これだけでなく他にもいろいろある。

水につけて水圧の差で空気を逃がしたり、ストローで空気を吸ったりとね。

ただ手動だと、毎回用意するのも大変なのでおとなしく機械の力に頼ってみたよ。

決してポンプ自体も使い勝手がいいわけじゃないが、手作業より威力は高かったので。

 

今回はここまで。

メッチャクチャぱっつぱつだったドライボックス。

いくばくか余裕ができたのは僥倖ですわ。

ただそれでも20枚が本当に限度なので、しまう際にはお気を付けください。

 

抱き枕カバーもガッツリ真空パックにしたれ!