先日、夏になると毎年恒例になる”サマージャンボ”の宝くじが発売されたね~。季節ものが売り出されるときって、今年の○○な季節がやってきた感がある。これぞ日本の四季ってもんよ!(まぁOmochiの場合は、女の子の水着姿がとても楽しみな季節なんですが…。)
そんなことで、今回話題に上げたいのがサマージャンボを始めとする「宝くじ」について。巷では”買うべきか買わないべきか”が、よく論争に上がるよね。それについて、Omochiはどちらが正しいと判断するかを、語っていきますよ。行きましょう。
億万長者の妄想が広がる…。
基本的に買っても、いいことは無いだろう
一等当たれば何億円とか、CMでよく言われる。
実際それだけに手に入れば(幸せかどうかはともかく)、少なくとも生きていくのにこまらんよなぁ~。
仮に若い人ならともかく、そこそこ年を召した方が数億円手に入れようもんなら使いたい放題しても困らんだろう。
庶民感覚なら、様々なことにお金を使っても有り余るほどの資産といえる。
個人で持つ分なら、まったく不足も文句も無い金額でしょうね~。
まぁもちろん宝くじを買わないと、可能性は完全に0なんだけど…。
しかしだ。
実際に買うべきか?、と聞かれるとOmochiはこう言う。
「稼ぎたくて買うならば、馬鹿な行為だよ。絶対に買わない」
これも、まだ健全なイメージはあるにせよギャンブルの一種だからね。
それを使って本気で生きていくならいいけど、大概の人はそうじゃないでしょ。
だから、稼ぐために宝くじを買うのはまったくお勧めできない。
お金儲けの方法としては、欠陥だらけ
お金はこの資本主義の世の中、あって困るもんではない。
あれば生きていくのに困らないし、やれる選択肢は増える。
逆にお金がないと、取れる行動の幅は狭まるし生きていくのもままならなくなる。
よって、お金稼ぎにみんな奔走したくなるのは当然。
そこで、どうやってお金を稼ぐかの観点で見ていくと…。
Omochiは、可能な限り自分の力で稼いだほうがいいと思っている。
それゆえ、宝くじのような運要素しかないものは当たったとしても自分の糧にはならない。
これがもっとも大きい理由なんだよね。
どういうことかって言うとですね。
お金を稼ぐ方法って、色々種類がある。
労働収入・不動産や株式を取引する収入・ネットビジネスなどね。
ただ、一言に稼ぐって言っても簡単にはできない。
様々な失敗や試行を繰り返して、ようやくものにできるかどうかが普通なんだよ。
仮にその結果が芳しくなかったしても、今までやってきたことは必ず自分の経験として残る。
これが大事。
そこを乗り越えようとする過程が無いと、人間ってたとえ大人だろうが成長できない。
これを宝くじに当てはめてみよう。
買うときって、くじの種類・連番とかバラとか・いくらつぎ込むかを考えるよね。
当然、その中にどうすれば当たりやすいかを見極めようとするわけだが…。
あれ?、これって何か自分で上手くいくように考えて努力した過程って殆どなくね?
買った後って、結果発表までただ待つだけでしょ。
それで当たった外れたがわかって、ハイそこで終わり。
とてもじゃないけど、お金を使ってまで何か自分で得たものって無いような気がするのよ。
自力で稼ぐ方法としては、全く自分の身にならないことが分かるよね。
ただ単に、当たるか当たらないかの瀬戸際を楽しみたいってだけなら買ってもいいと思うよ。
あくまで、ちょっとした遊興のためならばね。
それをする前に、資産を増やす方法を探すべきだ
加えて宝くじは、確かにリスクも少ないが全く持ってリターンも期待できないのは有名な話。
その当たる確率はいたるところで、シュミレーションされているよね。
一説によると、1,000万分の1とかもうわさされている。
そのたとえの話も中々に強烈で
・東京ドーム20数個分にくじの紙を敷き詰めたら、その中にあるのが1枚だけ一等
・交通事故に400回以上遭うよりも、低い確率
・隕石に当たる確率よりは、10倍くらい高いとか…
いずれにせよ、どう考えても普通にはありえねえ可能性であることがよく分かる。
(0%じゃないってのも、中々に恐ろしいことではあるのだが)
正直この確率を引き当てるために、時間・元手の資産を費やすのは実にこっけいなことだよ。
それぞれ、もうちょっと細かく見ていくとだな…。
時間
要は宝くじ売り場に並んで、買うまでの時間のことを指すよ。
閑散期は全然人が居ないけど、繁忙期になると外でも大量の人が並ぶ。
Omochiの身近なスポットで言えば、新宿駅の西口付近かな。
あのあたりは、ちらほら券売所があるので複数の長蛇の列ができる。
しかも結構、長さがある上に買う直前に悩みだす人とかも居る。
そう、遊園地や病院の待ち時間並に不毛な時間の使い方をしているんだよ。
どうしても並ばないと困るようなものなら、我慢して並ぶしかないけどそうじゃないものに時間を使ってどうするのよ…?
非常にもったいない。
そんなことしてる暇があるなら、もっと生産的な時間の使い方を探してください。
資産のほう
宝くじ一枚あたりのお値段は、大体100~500円くらいで買える。
最も多いのは、300円だと思われる。
(過去にOmochiも一回だけ買ったことあって、そのときは一枚300円だったなぁ…。)
じゃあ、一つ仮定の話として考えてみてほしい。
一枚300円のものを、一回で10枚ほど買ったとしよう。
お会計は10×300=3,000になる。
宝くじは毎月買うことができるので、当てるつもりで2週間に一回買うとする。
すると、一ヶ月で6,000円分になるよね。
さて、これを一年中続けたらどうなる?
6,000×12ヶ月=72,000だね。
一年買い続けても、あの確率の前には基本的に当たるわけがない。
更にもう一年と続くと、長い目で見たらドエライ金額になるよ。
10年同じ事を続けたら、それだけで720,000円をどぶに捨てたのと同義だ。
外れたら、ほぼ完全に価値が0になるからね。
これって、毎月の固定費と同じようなもんだから地味に手持ちの資産を圧迫する。
月6,000円って、Omochiで例えると毎月のスポーツジム代とほぼ同じなんですよね。
終わった後に得るものが無いことを考えると、実にお金の無駄遣いといえる。
買ったからといって、何か見識が広がるわけでもないからな。
そんなわけで、稼ぐ目的では絶対に使えない”宝くじ”
これでいかに宝くじが、自分にとって得が無いかよく分かった?
こう言う事実を見てみると、確かに”自発的な税金”といわれても仕方ないと思う。
これじゃ、お金を増やすために手に入れてるのにその効力が全く発揮できていない。
というか当てるまでの過程が遠すぎる上に、そこから得られる経験や出来事があまりにも無い。
同じように時間とお金をかけるなら、別の稼ぎ方を模索したほうがよっぽど建設的だ。
よって、宝くじを金稼ぎ目的で買うのは全くお勧めできないというわけ。
ただね、最初のほうにも同じ事を言ったけど
「当たるかな?、当たらないかな?」
とわくわくする時間ができるってのも事実。
実際に、一度だけ買ってみたOmochiもその結果を待つ最中はいろんな妄想をできた。
その楽しみを目当てに、ちょっと買う分なら気分転換もかねていいんじゃないかな。
これこそまさに”夢を買う”を体現できる時間でしょう。
今回はここまで。
簡単に大金が手に入るかもしれない…方法としては、確かに選びやすい方法。
けど、そんな一朝一夕で手に入るわけね~から。
物事のショートカットなんて、一般人が簡単にできることじゃないのを再認識しておこう。
買っても買っても、当たる気配なし…と。