ここ最近、日本大学のアメフト選手によるタックル事件や留学で日本にやってきたバスケ部員が審判に殴りかかるなど、暴力沙汰がいっぱい起きている。
そこで思った。「暴力は何の良いこと一つも生み出さない」ってことをがっつり語りたいと思います。あいも変わらずやったほう、やられたほうともに不幸になるだけだぞ!
おおう?、てめえやんのか?(この姿勢はアカン)
暴力の先にあるのは、マイナスのオンパレード
日本は法で国を治めている。
いわゆる法治国家であるのだ。
それゆえに法律の力というのは、絶対なものなんだよね。
これの範疇を超えた行動を取ることは、基本的に許されない。
それにちょっと考えれば、道徳的にも問題があることはすぐに分かることばかり。
その中でも、最近よく目や耳にするのが「暴力」だ。
冒頭でもさらっと触れたように、学生が暴力によるニュースで大きく取り上げられたのは記憶に新しいでしょう。
特にタックル事件のほうは、2大学間や社会において大きな遺恨を残す結果になった。
改めて思う。
法を犯すような行為は、とてもマイナスな結果を生んでしまうということを。
だから絶対に、実行に移してはならないのだ。
移すべき行動ではない理由を考えてみよう
当たり前すぎて、今更感が半端ではないのだが…。
その行動を起こした結果、どうなるかを考えてみればよく分かる。
今回例に挙げた、暴力を基に考えていこうかな。
暴力って相手に向けたら何が起きる?
当然、相手に物理的なダメージを与えるよね。
そのダメージって、打ち所が悪かったり一発の威力が重くて重傷になる可能性がおおいにあるでしょ。
場合によっちゃ、その人の体に何か障害が残ったり最悪命を落とすかもしれない。
逆に暴力を振るったほうは、どうなるよ?
法律に思いっきり抵触する高位なので、それ相応の罰を受ける羽目になる。
Omochiは法律に詳しいわけではないのだが、ちょっと調べただけでも
“傷害が残らない場合2年以下の懲役、または30万円以下の罰金等に処する”とされている。
つーことは、何か痕に残るものがあったら更に罰が重くなるわけだ…。
そんな行為が平然と横行していたら、安心して住めない世の中になるでしょ?
国家という大きな集団に属する以上、一定のルールがないとやりたい放題のカオス状態になるのは想像に難くない。
人である道義として、そんなことをしてはいけないと簡単に分かるはずだ。
やった人間は、大変なことになるだろ?
暴行を起こしてしまった、最近の2人の学生の動向を見てみるか。
それを知れば、以下に愚かな行いかが分かるはずだ。
①日大アメフト部員の、すてみタックル
部の監督やコーチによって、ほぼパワハラみたいな状態に置かれていた彼。
上からの圧力があって、抵抗できなかった彼は(ちょっと暴行とは違うかもしれないが)好意に手を染めてしまった。
残念ながら、暴力を関係の無い相手選手へ振るってしまったのと同じである。
経緯はどうであれ、やってしまったという結果に変わりは無い。
問題が発覚した後、彼は実名を晒して記者会見を開き矢面に立った。
彼にとって、まさに最悪の事態だったのは容易に想像が付く。
それが終わったと思ったら
「選手として今後復帰するのか?
彼の名前や画像・過去を根掘り葉掘りネットで詮索される」
などといったことが待ち受けている。
まったく望まないことだろう。
この件に関しては、彼が100%悪いとは思わない。
しかし、結果として暴力を振るった後に残ったものはなんだ?
彼が全然必要としていないことしかおきなかっただろう?
意図せずに振るったものが、後でこれだけ禍根を残してしまった。
②審判に殴りかかる留学生
こっちのほうが、最新の事件だね。
九州地方で行われたバスケの試合で、留学生選手が審判に殴りかかったという話。
実際の映像をニュースで見たが、歩いて審判の基に向かった選手が間髪いれずにグーパンチしてました。
ちなみに、口の中を10針縫う結構な怪我をしたそうよ。
恐ろしすぎる。
どうやら殴った本人は
「審判が下したジャッジが気に食わなかったので、殴りかかった」
と話している。
一応審判側も、選手のこれからをつぶしたくないようで刑事事件とはしない方針だが…。
この選手の背景には今年の2月にアフリカ方面から日本へ来日し、4月から入学したそう。
しかし、日本語がうまく話せずフラストレーションが溜まっていたようで
「早く母国へ帰りたい」
と漏らして居たそうな。
ただこの場合、はっきり言って選手側が完全に悪い。
特に審判が不適切なジャッジを下したとの情報も入っておらず、勝手に逆上して一方的に攻撃したのだろう。
この記事執筆時点でも
・どこの高校生なのか
・年はいくつなのか
・今後どんな対応に追われるのか
といったことが、細かく出回り始めている。
こんな暴力沙汰を起こさなければ、対応に迫られる必要なんかそもそも無い。
やっちまったら面倒ごとがおきるのは、すぐに想像付くだろう。
感情に身を任せてしまうのは、時として大変な結果を招くのだ。
これが分かれば、殴りたくなっても止められるはず
うん、わかるわかる。
イライラやカッとなって、対象を殴りたくなる気持ち。
Omochiも運動を始めてから受けたデメリットで、同じことを挙げているからね。
そりゃあ、気にくわねえやつの顔面をボコボコに殴ってすっきりしたいよ。
でもね、それは法律でやってはいけない行為だと認識されている。
そしてそれを犯した場合、どんな厄介なことが待っているかもよくわかったろ?
そう、これは一度でもやってしまうと取り返しの付かないことになる。
まさしく”覆水本に帰らず”でしょう。
出来事の良し悪しが分かる大人ならば、絶対にやってはいけません。
あとで大変な目にあっても知らないよ?
今回はここまで。
勘違いしないでほしいのは、決して若者世代に暴力をする風潮が広まっているわけではない。
むしろ、現代は年上の世代のほうがキレやすく暴力的だとの指摘もあるからさ。
まぁ世代関係なく、キレやすい人は一定数居るもんだけど…。
人を殴るとか、言語道断よ!