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Syroh先生の画集にいる猫耳娘はいつだって未来を切り開く

記事公開日:2018年5月19日
最終更新日:2025年2月27日

 

「ケモミミ娘たちは、いかにして多くのファンを生み出して魅了したのか?」。これを武器に戦う絵師さんといえば。それはSyroh先生。

今回はこの理由を解明すべく、先生が出した個人画集の”福猫びより”をじっくり解剖。

獣耳美少女娘たちから目が離せない。

 

Syroh先生待望の初画集

誰よりも猫耳とでかいおっぱいを愛する、福岡在住のイラストレーターであるSyroh先生。

3人の看板娘を携え、愛くるしく元気な女の子をたくさん描き精力的に活動されてたお方。そこには色鮮やかなえろかわいい娘たちが、色んな姿でファンを楽しませてくれる。

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そんな先生から、2017年に初となる個人画集が販売されたんだよね。趣味で描いたもの、お仕事で描き下ろしたイラスト、グッズ化された絵など非常に色とりどり。

先生の作品、見納めだよ?

 

本の外装

この画集、当時軸中心派や他のアニメショップで、限定版&通常版の2パターンで販売された。我輩は限定版を予約。

仕様は上の紙ケースに本が入っており、表面は看板娘のシアがポーズで出迎えてくれる。裏側は商品名のみというシンプルさ。

 

本体はハードカバーで作られており、水や汚れをはじくパウチ?が施された感じ。表側は変わらずシアが大きな姿でお出迎え。裏面は彼女の尻尾が左から、ちょこんと伸びた状態で映る。ふわふわしてそうだ。

 

限定版のおまけ要素として、ラフ画を収録した冊子がくっついてくる。色付けする前の状態だね。ここでざっくりの構図を作り、キレイな線で整え直す。そこから細かい色塗りをしていく、というのを追体験できるよ。

 

本の中身

掲載されているイラストは、2011年~2016年末頃に作られたもので占められてる。掲載数は約140枚ほどの大ボリューム。一番古い絵は初期に趣味で描かれてた看板娘のもので、中期にはラノベで使われた絵も入ってる。

この5年の間にも、絵柄の変わり方(特に目元)が大きく違うので、いろんな雰囲気を味わえるよ。ちなみにR18要素は一切なし!

 

本書の中は、4カテゴリ+先生へのインタビューで構成された内容。最後にはサムネ形式のイラスト紹介アリ。軽くそれぞれ触れてくよ。最初の1カテゴリ目は、ライトノベルで挿絵として使われたイラストを集めたコーナー。3作品分からギュッと凝縮。

これらは異世界ファンタジー、学園ラブコメのキャラたちが集まっているので、先生お得意のケモミミ娘がいない!?がしかし、ほとんどの女の子のおっぱいはとてつもなくデカいのがいつも通りというか。

ラガン
そして男は腹筋ムキムキ。

 

ダークエルフ、オッドアイ、ウェイトレスなどの要素を持った、幼い見た目の女の子たちの姿が眩しい。我輩は看板娘のグッズばっかり追ってたから、逆に先生のラノベ絵をほとんど見たことが無く初見のモノで新鮮。

特にダークエルフちゃんとのToloveる的ラッキースケベなイラストが、非常に来る。

クロミちゃん
相変わらずねアンタは。

 

2コーナー目は、様々な企画のタイアップイラスト。軸中心派が作る雑誌”E☆2″での、他絵師さんとの看板娘交換絵などが。

例えば「このすば」原作の挿絵を担当している、三嶋くろね先生のところの”アンセル”ちゃんなど。当時、Syroh先生に限らず絵師さん同士の看板娘を交換して描くことが多かった。

 

他所の看板娘が、別の先生が描くと面影は残しながらも、雰囲気がガラッと変わるあの感じ。これはこれで面白い…。あと、一枚だけ違うイラストだけど、抱き枕カバー化したキャラのものも入ってたな。

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次の3つ目は、ケモミミ娘というより、99%シアとミアだけで構成されたコーナーに入る。つまり先生が最も得意とする、猫耳爆乳娘たちが闊歩するホームともいえるかな。

今までグッズ化された、2人のイラストが大量に掲載されており、見慣れたものも。これは吾輩自身も、いくつかタペストリーで買ったものがあるからそれを載せておこうか。

 

このほかにも色々入っているので、彼女らのファンであれば最も楽しめるところ。ムチムチな肌に目を奪われがちだが、頭に生えたモフモフの耳をぜひ愛でてあげて。

ただケモミミコーナーだからか、3人目の看板娘であるビス子が全くいないじゃないか…。

 

最後の4つめは、新旧入り乱れたイラストたちがたくさん載ったコーナー。コミケの同人誌に使われた表紙や、趣味で作成された未公開のものなどが披露されてるよ。

同人活動を始めたばかりの時から、すでにシアが存在していたこともわかる。

コール
初期の頃からいたんだね~。

 

2011~2012年あたりのイラストを見ると、同じキャラでもかなり絵の雰囲気が違うんだよね。最初のほうにもすこし言及したけど、特に目の光彩は明らかに最新のものとは別物。

昔は瞳の上側は原色の黒で、下に向かって段々明度の高いグラデーションがかかる感じになってたんだけど…。今は全体的に明るい色のグラデが始めから入っており、自然な透明度が高くなったような感じ。

ダッフィー
よりきれいになってるな。

 

ただし当初から、超でっかいおっぱいはずーっと備えつけられているあたり、筋金入り。やっぱりおっぱいはデカくないとな!

 

目の保養になるケモミミ娘たち

ケモミミ成分8割という、驚異の獣美少女率を誇るイラスト集。先生と同じく、猫耳とおっきなおっぱいが好きな紳士であればすさまじい目の保養になるであろう。

柔らかいお肉とふさふさな毛並みを持つ、麗しの娘たちをたっぷりご賞味あれ。

あなたのそばに、いつでもシアとミアを。

 

ただ非常に悲しいことに、Syroh先生は2024年の冬に突如ご逝去されてしまった。この画集を生み出した後も、その経験を活かして更なるイラストを描いていたと思う。

だから、いずれ2作目が出ると思っていたんだけど、それは叶わぬ夢となってね…。元気に飛び回る、シアとミアたちの姿が新しく生まれることは永遠に無いのが残念だ。

ヴィーゼ
やるせないな…。

 

よってこの画集は、正真正銘先生にとって最初で最後の画集。我輩はSyroh先生というイラストレーターさんがいたことを、このブログ内でずっと残しておきたい。

今回はここまで。締めは暗い感じで終わってしまったが、空の上からファンを愛していえj先生よ、安らかにお休みください。