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満員電車の痴漢冤罪リスクが怖い全男性のための対策術まとめ

記事公開日:2018年11月10日
最終更新日:2025年6月11日

 

「毎朝の満員電車、何より我々が恐れるのは痴漢の冤罪である」。コレがある限り、男性側の不安は消えない。

本当に巻き込まれたくない。

 

痴漢の冤罪事件は一種の社会問題として注目される中、ほとんどの男性が「自分が疑われたら」という気持ちが頭をよぎる。

この密閉された空間では、偶然の接触や誤解から深刻な問題に発展するリスクが無視できない、厄介どころのものじゃない。

一般人である我らが取れる、数少ない防衛策や対処について色々覚えておこう。

すべてが黒になる。

 

満員電車での痴漢冤罪が身近すぎる

痴漢という行為は、ごく一部の頭がおかしくなった男の手で行われるメジャーな犯罪だ。もちろん普通にアウト。

だが一方満員電車での”痴漢冤罪”は、決して他人事ではない身近な脅威として、9割以上の男性通勤者の心に重くのしかかるもの。

毎日の通退勤ラッシュ時の車内は、他人との距離が数センチもない異常な密度かつ、意図しない接触が当たり前の魔境。

 

さてこの状況下では、電車の揺れによる避けられない体どうしのぶつかりあい、荷物の衝突、手の置き場に困った際の偶然の接触など。

数え切れないほど、誤解を招かざるを得ない要因が勝手に作られる。

特に、女性が不快感を覚えた瞬間に「痴漢!」と声を上げられれば、周囲の乗客の視線が一斉に注がれる地獄の空間と化してしまう。

 

多くの場合、弁解の機会もまともになく、その場でたとえ無実だとしても犯罪者扱いされてしまうケースが大体の末路。

もし巻き込まれたら事実がどうであろうと、その後の人生にとって洒落にならないダメージを一方的に負わされるのだ。

理不尽極まりないし、怖くないわけがない。犯罪とは無関係の9割以上の男性通勤者が、ずっとコレに怯えざるをえない。

不条理すぎる。

 

痴漢冤罪への恐怖が生まれる理由

痴漢冤罪への恐怖が多くの男性の心に根深く存在する理由は、その発生までの原理と昨今の社会的背景にあるかな。

まず満員電車って、あまりにも人が密集しすぎて動き一つとっても回りの人間が壁になってあんまり見えないじゃん?

すると物理的な証拠が残りにくいから、そのときの状況証拠と証言くらいしか判断材料が無いから八方塞がりになる。

だから騒いだもん勝ち。

クタちゃん
これが現実クテャ。

 

当然電車内の監視カメラで記録は映像されてるけど、人が密集した状況では個々の行動がはっきりどうしてるかは不明だしね。

そんなシーンになりがちなので、騒がれた被疑者の男性は自身の無実をはっきり証明するのが極めて難しい。てか普通に無理。

さらに厳しいことに、日本社会では痴漢被害への関心が高まる一方で、冤罪の可能性ってあんまり議論されないのがより困る。

 

例えばメディアの報道とかでも痴漢事件は加害者が悪なのは当然として、冤罪の可能性について触れられることは少ない。

追い打ちに一度疑いをかけられると、駅員や警察による事情聴取、職場への連絡など、えげつない社会的制裁のオンパレード。

仮に無実が証明されたとしても、失った信用や人間関係を元に戻すことは不可能に近い。シロでも大ダメージは変わらん。何このムリゲー。

 

じゃあどうするか?

痴漢冤罪が発生しやすいのは、言うまでもなく通退勤のラッシュ時。巻き込まれる確率は低いものの、0じゃないから油断できん。

特に乗車率が170%を超える路線では、乗客同士の距離が極めて近く、電車の揺れや急停車によりガンガン体や荷物がぶつかる。

スマホいじり中に肘が女性に当たった、リュックやカバンが接触した、咳やくしゃみの際に体が揺れて接触したなど、枚挙にいとまなし。

 

そもそも混雑しすぎていて、自分の体の動きをコントロールが超大変になるから、どうしようもないパターンも往々にしてあるけど。

まずはできることの自衛をしよう。

 

基本は手を上に

最も簡単にできるのは、両手の位置を気をつけること。例えば胸の前で組む、つり革を両手で持つ、スマートフォンを両手で持つとか。

下げて伸ばした時に、他人の下半身へ届く範囲になっちゃうなら、物理的に無理な上半身側へ持っていけば良い。

 

吾輩はスマホをいじるの諦めて、両手でショルダーバッグのベルトを掴み目を閉じてやり過ごすのが一番多かったかな。

つり革や手すりを使えるなら、片手で掴んでもう片方はベルトの上部を触るような。

とりあえず手をどこに置こうが、宙ぶらりんの状態はできる限り避けておくのが簡単かつベター。先にモノを触ってれば良い。

ちなみにポケットへ手を突っ込むのは、パッと見の動作的に下半身へ手を突っ込んでるように見えるからおすすめしない。

 

音声を証拠に残す

証拠が残らないなら、自分で予め用意するだけ。

これも簡単かつ有効なのは、スマホで車内音声を録音しておくこと。”声”という具体的な証拠を残せるから、有効に働くかも。

流石に車内の監視カメラだと映像しか残らないから、それと組み合わせての証拠としての威力はそれなりに期待できる。

ヴィーゼ
上司からのパワハラ対抗…。

 

もし毎日やるなら、一定期間ごとに自分で音声を削除する手間はあるけど、誰だってできるお手軽な方法の一つだね。

何も証拠がないよりマシ。

 

難しいけど冷静に対応

もし最悪なことに疑いをかけられた場合、至難の業だが冷静に対応することを心がけよう。苛立つが、感情的になっちゃいけない。

「間違いです」「やっていません」と明確に否定し、周囲の人に望みは薄いかもしれないが、証人の協力を要請してみよう。

決してその場から逃走せず、謝罪の言葉も絶対に口にしない。曖昧な発言もNG。だってやってないから、謝る必要なんか無いよな?

 

更にこうなる前の事前準備に、とりあえず連絡できる弁護士事務所の番号をスマホに登録しておくのも安牌な手だ。

仮にホームから降ろされた後、その場で弁護士に電話して冤罪の状況を向こうに詳しく伝えてみるのが最善策かな。

どうすればいいかの応急処置を教えてもらえるはずなので、その通りに従う。

とにかく、何があってもそこから絶対に移動しないこと。さすがに駅員も、無理やり駅員室に連れて行くことはないはず。

 

男にとって修羅である満員電車

我ら男性においては、満員電車という環境について痴漢冤罪のリスクがどれだけあるかは、もう想像すらしたくない。

日々の通勤において、偶然の接触や誤解から人生を大きく狂わせる可能性がある以上、何らかの対策は必須レベルなのが面倒。

ぶっちゃけできることは少ないけど、できる限りリスクを最小限に抑える工夫はなにか用意しておかないと、おちおち通勤もできない。

本当に嫌な環境だ。

 

今回はここまで。そう、男側に立てば不穏な気配に巻き込まれただけで事実がどうであろうとほぼクロに近くなるのが絶望だよね。

あんまりすぎやしないか。