記事公開日:2025年3月25日
「年間300日以上キーボードを使う人向け補助アイテム」。日々パソコンで仕事や作業を行うのであれば、こいつがあると嬉しい。
今回はFILCOのシンプルな木製パームレストを3サイズ使ってみたので、その雑感をわかりやすく説明していきたいと思う。
背が高いキーボードなら種類問わず、こういうのがあると入力作業はなんだかんだ楽になる。
手首の補助に役立つよ。
FILCO製のウッドパームレスト
背が高いキーボードは、昔こそメジャーなタイプだったが今は違う。ノートパソコンが主流になったのと同時に、薄いものがよく使われる。
場所を取らないし、全体的に一番軽くできるから、持ち運びを重視するならそっちに流れるのはよく分かる。備え付けでいいしね。
しかし一歩お高いキーボードの世界に入ると、なんだかんだ背の高いキーボードの選択肢が増えてくる。特にメカニカル式だ。
世の中の8割位のモデルは、まだまだノーマルなプロファイルじゃないかな。一番しっかり打ってる感じが、マニアにはたまらないのよ。
ただし背が高いキーボードは弱点として、長時間の使用で手首が疲れやすいとも言われるよね。

そこで疲労軽減のために、キーボード用パームレストがあるんだけど、吾輩もよく安パイとして使われるFILCOの木製タイプを手に入れた。
ここではしばらくそれを使いながら、文字入力メインの記事執筆作業で、体感的な効果がどれだけあったかを説明するね。
無くてもいいけどあれば結構便利。
キーと机天板の高さの差が原因
背が高いキーボードを使うと、どうして手首がやたらと疲れるのか。それは、机の天板とどれだけ高さの差が生まれているかによるのだ。
上の写真のように、一般的なメカニカルキーボードって机(接地面)と、キートップの間が結構開いてるんだよ。割と大きいのがわかる?
我輩ら人間がキーボードを打つ時、指はキーにあるけど手首周辺は机の天板に乗せてるわけ。とすると、手首を上に曲げないと指が届かない。
また何も使わずに手首問題をどうにかしようとすると、常に手と腕を空中に浮かせたまま入力するハメになる。これはこれでしんどい。
理想を言えばノートPCのキーボードのように、乗せる手首とキーを打つ指の高さが両方とも同じであることだね。
そうすると、手首から先の部分で無用な高低差が生まれにくいので、入力もある程度楽になるって寸法だ。結局は慣れではあるけど。
ただ打鍵感を考えると、ストロークが薄いよりも深めのほうが好きだっていう人もいる。そうなれば、メカニカル式を使わざるを得ない…。

差を解消するのがパームレスト
この高低差を少しでも埋めるために使われるのは、手首を乗せておく専用の台。名称はいろいろあるけど、ここではパームレストと呼ぶよ。
こいつをキーボードの手前に置けば、床面の底上げができるので、手首の向きをある程度自然に矯正できるのだ。代わりに少し場所を取るが。
というわけで、日本のキーボードブランドであるFILCOが製品化している、非常にシンプルな作りの木製パームレストがこちら。
見た目はちょっとした分厚さがある、細長い木の板だね。木製なので当然硬い質感だけど、それがいいんだよ。
以前Razerのメカニカルキーボードを使っていた時は、合皮製のジェル入りパームレストが付属してて、それを愛用してたんだけど…。
柔らかさは良いとして、夏場だと手首に伝う汗が合皮にくっついて、なんとなく湿っぽさが拭えなくなっちゃった。
それを気にするようになってから、水分をものともしない硬い感じのパームレストのほうが良いなと思って、FILCOのを買ってみたのよね。
記事公開日:2020年2月18日最終更新日:2024年10月25日 「普段使うキーボードとはまるで違う、異世界を体験してみる」。PCでの文字入力には必須とも言える、大事なデバイス。コレ無しに耐えられない[…]
手前から奥に向かって厚みが増す形状になっており、一番分厚いところだと大体1㎝程度の底上げができる。
裏面はサイズに合わせて、数本のスリットが入ってる。これ、ぶっちゃけ何のために隙間があるのかよくわからないのよな〜。
滑り止めってわけでもないだろうし、軽量化…にしては肉抜きの量が少ない気がするけど。
表面右上には焼印での文字が入っており、主張控えめなブランドロゴだ。基本的に装飾は無く、本当にこれだけの単純な製品。
まぁ単なる補助台みたいなもんだから。
サイズは上からフルサイズ・テンキーレス・60%キーボードにフィットする長さ。木目の模様は、全部違うので同じものが一切ない。
一般的なキー数を持つキーボードであれば、大抵のものはちゃんと合う長さになる。
フルサイズキーボードであればこの通り。まぁこれは、キーボードもパームレストも同じFILCOなので、揃うのは当たり前。
ただ他メーカーのものでも、全部のキー入りであればしっかり適合するはず。
記事公開日:2025年3月24日 「奥深い国産キーボードの世界に足を踏み入れる」。パソコンを使うときの必須品と言えば、もうこれは誰にとっても絶対に外せない。 今回は日本の有名キーボードブラ[…]
お次はテンキーレスタイプである、ロジクールのG715と合わせる。うんうん、やっぱり長さが絶妙に遭ってるね。これだよこれ。
記事公開日:2024年11月21日 「男女問わず、誰もがメロメロになるかわいい白キーボード」。PC周辺機器の代表とも言えるコレは、非常に個性豊か。 黒いものは無骨で渋く、白いものは爽やかで[…]
吾輩60%サイズのキーボードを持っていないので、代わりに遊舎工房のキーキャップケースと並べたらこんな感じ。
横幅で言えば、おおよそ約30㎝ほどくらいかな。なんとなーくコンパクトだと思ってもらえれば、とりあえずは大丈夫だと思う。
モノ自体は十分役立つ
それから自室に設置したキーボードとともに、しばらくパームレストのお世話になってみたところ、賛否があるなと思ったよ。
とはいっても、FILCOのパームレストそのものは安心した使い心地で、何の問題もない。
最初は硬い感じがあれかなと思ったけど、よく考えたら机の天板も同じく硬いから、別に特段気になることはなかったし。
あとはノートPCのキーボードに近い状態にできたから、手首とキーボードの高さに差が少なくったので、浮かせる必要も無くなった。
ただ案の定というか、パームレストそのもののスペースが必要になるので、吾輩の環境では十二分に威力を発揮できていないかも?
↑の写真はまだ机の上を整理していない頃のものなんだけど、今でもモニター・液タブ・キーボードの位置は変わってないんだよ。
パームレストの場所を見ると分かる通り、机の縦幅がギリギリすぎてさ。結局手首から手前は、ずっと浮かせたままなのは相変わらず。
そうすると、常時手首をパームレストに置いて入力するわけじゃないので、完全に役立ててるとは言い難いんだよね。

理想を言えば、かつて職場でやっていたようにモニターの真下にキーボードを置き、肘から先を全部机に乗せられる奥行きを確保。
その状態でキーを叩くという環境にしたほうが、パームレストの役割を最大限に引き出せる感じがしたかな〜。
それをやるには、机の奥行きが少なくとも80㎝くらい必要だから、自宅だとどうあがいてもできないからしょうがないんだけど。
FILCOのパームレストは有り難い
とまぁ、パームレストそのものの問題はあったものの、FILCOの木製タイプ自体は便利に使わせてもらっているのは間違いない。
やっぱ背が高い、メカニカルや静電容量無接点を使うときって、この手首の疲れ問題は決して無視できないからね。
吾輩ブログの記事を書くために、ほぼ毎日キーボードを触るくらい入力作業は長々とやってるから、こういう補助アイテムは必須。
いっぱいキーを打つなら使っとけ?
今回はここまで。しかもFILCOは今回のシンプルなやつ以外にも、様々な特別デザインを施した特注仕様のリストレストもあるので…。
こだわりが強い人であれば、そういうのを使ってみても満足度が高いかもね?