記事公開日:2021年12月21日
最終更新日:2025年1月22日
「最初に液タブを買った目的、見失ってませんか?」。デジタルなお絵かきには欠かせない道具の一つである、このアイテム。
本来の用途はパソコンで、イラスト作成や手書きの文字を画像に入れるなどの使い方だよね。
それに合わせて、一般的なPCモニターよりも重視されるスペックとかが違う。
さて本記事のテーマなんだけど、液タブをただのサブモニターにしてる人に問いたい。もともと、画面を映すためだけに買ったんだっけ?
お絵かきのための道具じゃないの?
自分にグサグサ刺さる。
液タブはモニター代わりになるけど
液晶タブレット、略称は液タブと呼ばれPCでお絵描きをしたい人にとって、よく使われるアイテムの一つ。
専用のペンで、筆圧の強弱をつけながらデジタルの絵を描けるデバイスだ。直接画面が手に触れるけど、タッチ・非タッチは製品による。
もちろんPCに接続すれば、液晶を通じて画面が出力が可能。いわゆるモニターの一種だから。
イラストソフトを液タブに映し、メインモニターで参考資料を表示しながら見比べる。こんな使い方が一般的かな。
もちろん、マウスにはできない手書きの動きができるので、目的を選べばお絵かき以外にも活躍できる。デジタルで手書きのメモをするとか。
しかしそうじゃなく、吾輩のようにお絵かきの技術を練習するために買ったけど、いつの間にかただのモニターになってる。
なんて人もいるんじゃない?

お絵かきするために買ったんだよね?
吾輩自身にも言ってるけど、目的ズレてないか。
液タブはお絵かきの道具だ
液タブは、液晶で画面を表示できるタブレットというかモニター。形が似ている、モバイルディスプレイと同様の働きができる。
PCと液タブをケーブルで繋いで、好きな画面を映せばいいから。動画でもブラウザでも、別に縛りは一切ない。
ただし、その人の買った目的にもよるけど、本来はデジタルイラストのための道具なので、想定された使い方じゃないのだ。
液タブは一般的なディスプレイにくらべ、スペックが高い箇所がちょっと違う。例えば、専用ペンの筆圧検知機能があること。
他には、色を正確に表す色域の幅が比較的広い。これはクリエイティブ特化の、PCモニターにも同じことが言えるけどね。
そのため、サイズに比べて割高になりやすいのが液タブというシロモノだ。

普通に画面を映すためのモニターとするなら、液タブはデメリットが目立つ。接続端子の豊富さや、画面本体のメニューの豊かさなど。
細かい仕様感は、明らかに安いPCモニターのほうが楽なんだよ。なのに、わざわざサブモニターとして液タブを選ぶ意味が薄い。
それでも液タブをサブモニターにするのは、お絵かき練習をサボっている証拠だ。せっかく高いお金出したのに、使い方がもったいない。
頑張ろうと思った、あの時のやる気は一体どこへ行った?

絵と向き合ってない時間が増える
我輩は、本記事を公開する1年前ほど。2020年に、デジタルお絵かきの技術を磨くべく、初めて液タブを買ったんだよ。
XP-PENから発売されてた、Innovator16という薄型の機種。ACアダプタ不要ってのが魅力のモデルなんだけどね。
「XP-PENの高スペック液タブが我が家にやってきた」液タブといえばPCでのお絵描き用品。液晶画面にペンを走らせて、デジタルで描くアレのこと。 吾輩お絵描きに最近興味があって、しばらく買うか悩んでた[…]
よくあるパターンで、自分も世の中の絵師さんのような凄いイラストを生み出せるようになりたい。えっち絵の自給自足。
なんて感じで、憧れのままにちょっと値が張る液タブを買ったんだ。半年くらいは、好きなイラストの模写を楽しんでたり…。
下手だけど、ブログ運営とはまた違う達成感を感じたりして、良い刺激になったんだよ。

でも新卒の会社に勤めていた2021年の4月に、初めての人事異動があってね。希望して他部署に行けたは良いものの…。
他部署の厄介な人とのやり取りが増えて、めちゃくちゃストレスが溜まってさ。全てのやる気が、一気に無くなっちゃったのね。
お絵かき練習もぱったり止まった。
その間、液タブはずっとPCのサブモニターとして使い続けたの。You Tube、どこかの個人ブログやゲームの攻略サイトばかりが映る。
ペンを握らなくなった我輩は本来の姿とは違う使い方をしてたが、液タブは一生懸命吾輩の言うとおりに仕事をしてくれた。
専門領域から大きくハズレてるのに。
折角液タブを家に招待し、吾輩のスキルアップを手助けしてくれる…予定だった。でも当の本人は、全然絵の練習をしない。
お絵かき道具を買った後の、ありがちなケースだけど、こういう人多いんじゃないかな。
つまり、液タブで絵を描かない=お絵かきと真摯に向き合ってない証拠になっちゃう。残念ながら、続けられない人間には無用の長物。

別にサブディスプレイとして使う分には、悪いことではない。常態化がマズイってだけで、結局は本人次第なんだよね。
そう、この液タブを手に入れてからの1年間の吾輩はダメダメだった。新しい仕事で大変とはいえ、恵まれた仕事環境にある。
同部署の先輩は味方をしてくれるし、厄介なのはむしろ他部署の人間たちだけ。自分の意思が弱いだけなのだ。
自由時間は、捻出しようと思えばある程度はできる。それをイラスト練習にぶつけるのは、別に難しいことじゃない。
ただ継続するのが大変ではあるが、本業とは関係ないので自分次第なのは変わらないよ。
にも関わらずできないのは、単なる怠惰。
やばい、自分の心が痛みだした。
もちろん、人によって生活スタイルや使える時間が全然違うのは当然。特に体調が悪いときとかは無理せず、休むことを優先すべき。
でもそうじゃなく、体調や時間に余裕があるときこそデジタルイラストへ向き合う。一時でもやるぞと決心したなら、責任を持て。
消えかけた熱意を、またちょっとずつ燃やしなおせばいい。そうすれば、液タブの性能を腐らせることなく発揮できる。
お絵かき練習頑張ろう
色々あれこれ言ってきたけど、最後にちょっとまとめ直すね。段々、自分でもよくわからなくなっちゃったから。
まず液タブそのものは、PCモニターの代わりとして使うことができる道具である。ただし本来使われる目的は、そこではない。
画面にペンを走らせ、クリエイターとしてイラストを完成させるために使うアイテムだ。これは忘れてはならない鉄則である。
お絵かき練習、忘れないでね。
人に見せられる絵を描ける人は、決して多いわけじゃない。ということは多少なりとも描ければ、自分のスキルになる。
どこかで役立つ技術に昇華する可能性があるからこそ、液タブを買って鍛錬を積むのだ。
吾輩よ、今こそ改めてペンを取り直せ。
今回はここまで。それから数年後、吾輩は会社員を辞めたのでたくさん時間ができるようになった。これこそ、まさに好機。
なにかできる技術をたくさん見に付けないと、生きていけなくなっちゃうぜ!