人間の感情のなかに、”恐怖”というものがあるだろ?
恐れ怖いと書くとおり、強い脅威に対しての怯えの感情だ。
感情である以上、全ての人間に必ず存在するよね。
ただ、感情の表現の仕方や物事の受け止め方は人によって全然違う。
この恐怖に対しても、鈍くて平気な人・敏感で必要以上に恐れる人と別れるが…。
「男だからこそ、怖いものがとにかく苦手になる気持ち」について解説するよ。
ああああ、こっちこないでええええ!
男だってホラーが怖いんです
得体の知れないものは、自分にとってどういう存在か未知数。
それゆえ、もしかしたら何らかの実害を及ぼしてくるかもしれない。
そんなところから自己防衛本能が働き、危険なものとして認識される。
その危険なものを人間の感情に置き換えると、真っ先に出てくるのが”恐怖”だよね。
見た瞬間背筋が凍る感覚は、好きな人にとってはたまらない快感になる。
逆に苦手な人にとっては、マジで嫌悪感しか覚えない非常に両極端なもの。
まぁなんだかんだ見たい人がいるから、ホラーゲームも恐怖映画は需要がある。
そう考えると感情の力は強いよな。

Omochiは男だ。
しかし男でも、めっさホラーものが苦手なんですよ。
正確には”昔より苦手になった”のだが…。
恐怖に強い存在であるべきと言うイメージの男でも、怖いものは怖いんですよ。
だから恐怖に怯える男が居ても、情けないという目で見ないであげてほしいですな…。
知識を得たからこそ怖くなる感情が増幅された
子どもの頃は、どちらかと言うと怖いものに耐性があったんだけど…。
歳を重ねるにつれて、段々耐性がなくなってきた。
Omochiが思う原因は、色んな知識を得たからこそどういう恐怖かある程度分かってしまったことかな。
何に対して恐怖を感じるか、恐怖を与える対象がいったいどういうものなのか…。
そういうものに今まで生きてきた経験から、あれこれ考え出してしまう。
この得体の知れないものは、そもそも何がこうなって出来たものなのか?
コレがこういう風になった背景や、その人の状態ってどうなのか?
小さい頃は、そもそもそれが怖いものなのかどうなのかも怪しかった。
しかし年齢を重ねていくと、ぼやっとしつつも以前より明確に分かることが増えてきた。
それらを加味すると、よくわからないけど一部の詳細がはっきりするので怖いと言う感情が増幅されると言うわけ。
もちろん子どもの頃でも、恐怖に対して弱い人はいる。
Omochiの場合は、子どものときに強くて大人に近づくと弱くなったからこうやって解釈している。
一切何も分からないより、わずかでも分かってしまったほうが怖いことってあるでしょ?
お化けとかに限らず、仕事に発生した悪い状況でも似たようなことが言える。
具体的に怖いと思う4つのポイント
苦手な人は本当に受け付けられないのがホラー。
具体的にどこが苦手なのかポイントをまとめてみよう。
自分に危害が及ぶ可能性
なんでも自分に対して脅威になるものって、どうしても身構えるよな。
それは当たり前だ。
自分の身が危険に晒される可能性があれば、それに対処するのが普通だから。
これをホラーモノに置き換えてみると、よくわからないもの・現象・雰囲気って
何が自分に対して起きるか予想が付かない。
とすると、それが悪いこと(危害)だった場合の可能性は十分に考えられる。
自分に危害があるものだと、怖く感じてもなんらおかしいことは無い。
仮に危害が無くても、あるかもと思った時点で恐怖は出るもの。

暗いものが多いからそこに対する恐怖心
ホラーものって、基本的にとにかく暗い。
明るさ的な意味でも、雰囲気的な意味でもまぁ暗い。
暗い=光が届かない漆黒なので、色で言えば真っ黒。
暗所恐怖症と言う言葉もあるので、暗がりに恐怖を抱くのは本来普通なこと。
そしてその暗いところに限って、お化けや何やらの妄想を引き立てる効果があるからね…。
んなことばっか頭がよぎるから、あるはずもないのでやっぱり怖い。
ましてや暗いところだとよく見えないから、何があるのかも不明瞭だし。
“死”を連想させる
ホラーを象徴させる役といえば、お化けやゾンビといったものたち。
見て分かるとおり、もう既に人間でもなんでもない存在なのだ。
一応人の形はしているものが多いので、元は人間だと言うことくらいは分かるけど…。
要は人の形をした、異形の何かといえる。
つーことは、そこに人間としての生はないわけ。
言ってみれば、死してなお動こうとするものって感じかな。
人にとって、どれだけの道のりがあろうと最後にやってくるのは”死ぬ”ということ。
それが人生の終着点だ。
といっても、死ぬことに関して強く実感する人って限られてくるし大半は意識も殆どしない。
それに死ぬときのことなんて、正直怖いと言う感情が先走ってあまり深く考えたくないよな…。
ここに付随して、死を連想させる化け物=怖くなるという図式が出来上がる。
潜在的な意識に刷り込まれているようなもんだから、これは誰にでも当てはまるだろう。
もちろん、その人の感受性等によって受け止め方はまた違ってくるけどね!
グロイのがダメだ
グロテスクと言う言葉がある。
意味は、気味が悪い様を表すものだね。
簡単に言えば、その対象に対して一種の不快感を覚えるようなこと。
これをお化け等に当てはめてみると、本来の姿+αでより不快に感じることがあるのよね。
あまり文字に起こしたくもないけど、腕が千切れていたり臓器が見えていたり…。
こういうものを見たときに、苦手な人だと非常に苦痛を覚える。
特に血に関するものだと、繊細な人は見るに耐えない状態に陥りやすい。

コレに関しては、一般的に女性よりも男性のほうが弱い傾向にあると聞いたことがあるよ。
例えば同じ男女が転んで、ひざから出血したとしよう。
傾向で言えば、パニックに陥りやすいのはどちらかというと男性みたいだ。
血を見ただけですごく騒ぎやすいのは男。
飽くまでOmochiの身近な人の例の話だが…。
特にお兄様は、小さい頃からちょっとした怪我で毎回かなり大騒ぎしたと言う話を聞く。
反対に妹様は、ちょっと怪我したくらいでは全然なんともないといった表情をするからね。
Omochi自身も騒ぎはしないものの、内心穏やかではないときがかなり多い。
実はあせっているのが意外と外に出ているのかもしれない。
この辺、男女間で受け止め方が違うのかなぁと思うね。
怖くないとふるまっていても怖がる男性は多い
そういうわけで、怖いもの無しだと思われがちな男性でも…。
怖い要素がたっぷり詰め込まれているホラーものは、十分に怖いんです。
男でも、苦手な人にとっては非常に堪える…。
必死こいて耐えてるけど、本当は全力で泣きたくなるくらい怖いんだよ!
しかしそれでもなぜか見たくなるのが、ホラーの不思議なところと言える。
好奇心とはかくも人間の行動を促す原動力になるんだけど。
それでも嫌なものは嫌なんだ!
今回はここまで。
怖い話で思い出したけど、自分が高校一年だったときの文化祭。
他クラスのお化け屋敷に友達と2人で入ったのだが…。
怖すぎて相手の腕をがっしり掴んでいたので、その後ちょっとだけホモ扱いされたわ!
ある意味では、生きた人間こそ一番怖いのかも…。
…(プルプル)。