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KSCの新しいソードカトラスはまさにプロフェッショナルのためのモデル

記事公開日:2025年3月13日

 

「あなたを次のレベルに上げるのは、このソード・カトラスだ」。漫画”BLACK LAGOON”に登場したコイツ。

ヒロインがこよなく愛する、大型のM9。

 

というわけで、今回はKSCが作り出した”ソード・カトラス VerⅡ”を紹介していくよ。言わずと知れた、コラボ品である。

剣の名を冠するハンドガンだ。

 

KSC製ソードカトラス

かなりダークな色が濃いガンアクション作品、”BLACK LAGOON”。そこらじゅうで繰り広げられる銃撃戦。

作中に登場する人間の命は、もはや紙屑同然レベルの荒々しい裏社会。日本じゃあり得ない世界線のハードな物語。

銃がメインの創作物なので、大量に現れる銃器類には、マニアにとってたまらんものになるね。

 

ヒロインを飾るのはレヴィこと、レベッカ・リー。彼女の獲物と言えば、ベレッタのM9をカスタムした独自のモデル。

銀色の長いスライドと、アイボリーカラーのグリップが象徴的な、「ソードカトラス」である。

かつてエアガンメーカーのKSCから、ガスガンとして製品化された漫画コラボアイテムなんだよ。

 

それから時が経ち、2021年に内部機構を刷新した、VerⅡとして再版されたモデル。これを入手できたのは僥倖…。

そんなわけで、本記事ではこいつをみっちりレビューしていくね。まさしく、ファンのために作られたアイテム。

海賊という名の体を表す。

 

レビュー開始

漫画とのタイアップなので、パッケージは当然のごとくかなり気合が入ったデザインを使用。何もかもがイカつくかっこいい。

中央に凝ったロゴの製品名、上部に髑髏と剣2本のマーク。この剣こそ、海賊が好んで使っていたカトラスを表しているんだね。

 

ふたを開けると、いつもどおりの本体やら付属品。明らかにマガジンの長さと、収められた空間の隙間が合ってない(笑)

おそらく発砲スチロールの型は、別のモデルと共用じゃないかな。サイズ的に、M93Rのロングマガジンな気がするけど…。

 

本体の全体像。ボディは全てシルバーで、グリップはアイボリーというちょっと黄色が混じったような白、というよりクリーム色。

M9の別カラーとしては、銀がよく使われるがグリップの色はデフォルトだと珍しい色合い。

ベースはもちろんM9だが、派生のINOXロングスライドモデルといったところ。

INOXはイタリア語で、スチールステンレスを指すけど、エアガンでは銀メッキの樹脂製。

 

スライドストップがかかると、ここまで下がるホールドオープン状態。スライドが大きいので、結構威圧感がある。

実はデザートイーグルとほぼ同じ全長を誇るので、よりデカく見えるのもうなずけるか。

 

先端はアウターバレルが少し飛び出ているが、通常のM9よりも約2倍分ほど、飛び出る範囲が増えてる感じ。

 

スライド刻印は写真を見てほしい。一枚目の左側面は、実銃のM9でも使われる、9mmのパラベラム弾を表す文字。

そして英語名の製品名に加え、シリアルナンバーが少し薄めに彫られたものが入ってるね。

二枚目の右側面は、髑髏と剣のマークと、なんて書いてあるかわからない文字。公式曰く、タイ語の文字だそうな。読めない。

 

スライド後ろはベースと色以外はほぼ同じの、滑り止めやセーフティレバーとハンマー。赤丸を隠せばロックされる。

リアとフロントからの見た目を写すのを忘れちゃったんだけど、リアには赤で塗りつぶされたエリアがあり、フロントはレッドドット入り。

ちゃんと狙いやすいように、ボディカラーの配色を考えてペイントされてるので、狙いやすさは上々なのは大変ありがたい。

 

銃の裏側にできやすいパーティングラインは、KSCなので全く心配がない。線が分からないほどきれいに処理済み。

改めて思うが、銀メッキの質感が相当なハイレベルだと思うんだけど、これすごくないか?

 

トリガーはM9とやっぱり変わらず、大きめのツメ型で可動範囲が広いタイプ。ガードも楕円形で見慣れたものだ。

そばのマグキャッチボタンも含めて、オールシルバーで完全に統一された姿は、なんともほれぼれしたくなる冷たき輝き。

 

唯一無二ともいえる、ソードカトラスのグリップ。一切チェッカリングが入っていない、ツルツルのプラスチック製。

そして中央には、何度も目にしてきた髑髏とカトラス2本のマークが、わざわざ別パーツで作られたものを使用するという。

刻印やプリントじゃなく、細かい部品で構成されているのは地味にコストがかかっていると思うけど、素晴らしい。

 

マガジンは24連のもの。ソードカトラスの専用品じゃなく、オプションとしてブラックとシルバーがあるやつだね。

M9シリーズとの使いまわしはもちろん可能だが、多分M93R-Ⅱもイケると思われるシロモノ。AGシリーズは多分ダメ。

 

以前紹介した、同社のM93R-Ⅱ HWの32連マガジンを刺してみたら、ちゃんときっちりハマった。うん、予想通り。

ただこのロングマガジンは、シルバーカラーが一切無いので見た目のミスマッチ感が強くなっちゃうけどね(笑)

 

総評は欠点らしい欠点がない

それじゃ、最後のまとめに入るね。とりあえず悪いところと良いところはどこだ?

・限定品かつ値段が高い
・銀メッキの質感が良い
・M9同様の握りやすさと重量バランス
・長くカスタムされたスライドが好き
・コラボアイテムゆえの力の入った刻印
・別部品で作成されたグリップのマーク
正直なところ、欠点らしい欠点がほとんど見当たらない、かなり優等生なモデルだと思う。もちろん好みの部分も左右されるが。
限定品なうえにコラボモデルなので、まぁ値段が高いのは別にこれに限った話じゃないとして…。マジで気になるのはそこくらい。

 

やはりM9を基礎に持っているから、順当に使いやすさを追求しているってのは、もはや当たり前の共通認識みたいな。

あと吾輩は長いスライドのハンドガンが好きなので、そこも大きな加点だな。実用性はむしろマイナスらしいが、気にしない。

あとはグリップのマークが、ちゃんとパーツでしっかり作られたものなので、ある意味一線を画すレベルの出来具合。

 

限定品でここまで気に入ったやつは、過去のものを探すとトカレフのジョーカーモデル並みに素晴らしいと思うよ。

そうそう、こういう至高の完成度を誇るモデルこそ、限定品のプレミアム感がより強まるってもんだよね~。コレだよコレ。

言うまでもなく、観賞用として最高峰クラスのM9こと、ソードカトラスちゃんなのであった。たまらんなぁ!

 

今回はここまで。レビューして思ったけど、単なる満足感で言えば文句のつけようがない。

ただ読み物として面白くするには、ある程度の欠点があるほうがこちらとしてもいろいろ言いやすいのが、妙な悩みかも(笑)