記事公開日:2019年1月13日
最終更新日:2025年2月26日
「時を忘れそうになる、新生アンブレラ社の量産型拳銃」。この企業、一度崩れたのに途中で不死鳥のごとく蘇る作中の巨大組織。
今回は東京マルイがお送りする、バイオハザードコラボ「サムライエッジシリーズ」より、”アルバート.W.モデル 01P”に密着していこう。
量産型の底力、ナメるなよ?
アルバート.Wモデル.01P
バイオハザードと言えば、カプコンが生み出した名作ホラーアドベンチャー。バイオテロによって生み出された、おびただしい数のゾンビたち。
主人公たちはたった数人で、その大群と闘い生き抜くハードな物語なのだ。今まで彼らが通った、死線の数は計り知れない。
作中では生き延びるために、キャラたちが様々な重火器を駆使して進んでいく。ハンドガン、サブマシンガン、ライフルなどなど。
その中でもいくつかのモデルは、東京マルイがエアガンとして現実世界に呼び起こしたものがたくさんあるんだ。本記事のもそう。
この後登場してもらうのは、”アルバート.W.モデル 01P”という銃。原作ではバイオハザード7から使える、ハンドガン系の一種。
ベースはアルバート.W.モデルという、かつてマルイから完全限定品で登場したもの。これの量産品という位置づけだ。
新生アンブレラ社の実力を見よ。
レビュー開始
まずはいつものように、外箱からチェック。この01Pは通常生産品なので、再販さえあれば入手できるタイプのハンドガン。
とはいえゲームとのコラボモデルなので、箱のデザインも他のハンドガンとは一味違う。
光り輝くシルバーを使った、クールな装いだね。随所に、プレイヤーを喜ばせる演出を忍ばせているので、まさにファンアイテム。
フタをパカッと外すと、本体やマガジン、少量のBB弾というお約束のセット内容。
ところどころある、UMBRELLA CORPORATIONはゲーム本編に出てくる会社。製薬メーカーの顔を持つが、裏では兵器の開発をしている。
ちなみにこのアンブレラ社、初代から登場していたのだが、6作目で会社が崩壊。それまでは赤白の傘マークが目印だったんだ。
それが7作目になってから、青黒のマークに変わった民間軍事会社として生まれ変わった経緯を持つ。時系列としては、その頃に使われた銃だね。
また取扱説明書の他に、こんないかにも怪しげな会社案内冊子も同封されてる。どうみてもブラック企業のにおいが漂ってくるような…。
銃の全体像はこんな雰囲気。タグ外すの忘れてた。さっきお伝えしたように、ベースはアルバート.W.モデル01という、以前の限定品。
コイツはその銃を模して作られた、新生アンブレラ社による量産品ということで、名前の最後にPが付く。PはおそらくProduction。
更に元の実銃という観点から見ると、ベレッタのM9が源流にある。これをゲームの設定に合わせて、独自のカスタムを施した的な感じかな。
つまり使い心地自体は、あのM9に近い感覚を味わえるので、操作性の難はかなり少ないはず。
弾を撃ちきると、ここでスライドが止まる。内部のバレルはシルバーで染め上げられており、隠れたオシャレな色使い。
刻印はゲームファンを意識したもので、スライド左側面にはアンブレラ社の英名入り。
スライド右側面には、モデル名を表す”ALBERT.W.MODEL 01P”。こっちは印刷文字なので、せっかくなら彫ってほしかったな…。
ちなみに、マルイの刻印はここ。非常に小さく入っているので、ほとんど気にならないのは嬉しいポイントかな。
スライド後ろ側に、滑り止めのセレーション・ハンマー・セーフティレバーの3点セット。
このあたりは、M9シリーズとほぼ共通の仕様なので、見慣れたものだ。
セーフティのレバーは、赤丸を隠すように下げるとロックが掛かる。両側面に備えているので、利き手を選ばない万能性。
ただ吾輩のは個体差があったのか、レバーがやたらと硬くて下げるのがけっこう大変だった。同じような人、いるのかな?
リング上のハンマーは、よくあるM9タイプを採用。その下にある、ハンマーガードは親指を巻き込まないために設けられたもの。
リアサイトから覗いた風景。これもM9が使われ続けて、いくつかアップデートを繰り返した時に追加された、3点のホワイトドット入り。
リア2、フロント1という構成で、点自体が大きめなこともあり見やすいね。
トリガー周辺。引き金&トリガーガードは、やっぱりM9共通の仕様。幅広だ。
また右側にちょっと見える、マグキャッチボタンは形状を考えるとM92Fや、M9A1に採用された形のものを使ってるね。
銃の裏側に出やすいパーティングラインは、東京マルイだと古いモデルは未処理、最近のはある程度処理というパターンが多い。
ただ嬉しいことにコラボモデルなのか、力がしっかり入っておりほぼ見えないレベルまで丁寧に消されているのはありがたい。
また銃身下部にある20㎜のアンダーレイルは、各種オプション品を装備可能なのは変わらない。
ここも良いポイントで、なんと5スロット分も設けられているんだよ。ここまで多いスロット数を持つハンドガンは、そうそうない。
以前レビューした、KSC製の改良型M9であるM9A3でも、3スロット分が限度だったから、より好みの位置に調整して取り付けやすいよ。
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お次はグリップ。ベース実銃のM9と比べると、チェッカリングの模様が変更。コレはランダムタイル、M9は細かいダイヤモンドカット。
見た目の好みの差くらいかな。
そして大きなワンポイントとなる、新生アンブレラ社の青黒傘マーク。ちゃんと再現済み。
最後にマガジン。コレ自体は非常にオーソドックスな、真っ黒いタイプのもの。底部は間違えて文字がさかさまになったまま、写真撮っちゃった☆
ちなみにマルイ製M9(バリエーション含)と共用なので、当然ながら使いまわしが可能。共通規格、ありがたや。
総評はやはりM9譲りの安定感
それじゃあ、ここから本モデルのまとめに入ろう。まず、悪いところと良いところは以下。
・値段が通常品の中では高い
・重量があるものの、重心バランスが良好
・5スロットもある20㎜アンダーレイル
・ホワイトドットが少し大きめで見やすい
・パーティングラインがきちんと処理されている
・コラボモデルなのに通常生産品
そもそもM9自体が結構な優等生であり、カスタム版と来れば、目立って不満な箇所が無い。
強いて言えば、1箇所だけ刻印がプリント印刷になっているところと、コスト増による値段の高騰化がある程度って感じ。
まぁ価格については、コラボモデルだしある程度はしょうがないのかもしれない。

その他の良いところは上に挙げたとおりだけど、一つ特に凄いと思った箇所があってね。
それは本体重量で、実は見た目以上に重たい銃なんだよコレ。公式発表では、空マガジン込みだと966gというヘビー級。
M9自体がどちらかと言うと少し重い寄りのモデルで、そこに色々付け足したら、ソレくらいの重量になるのは何となく分かる。

実際に持ってみると、不思議とそこまで重たく感じないのがミソ。どうやら、一番重く感じるところが、銃の真ん中に来るからだと思われる。
そのため、しっかり握って構えても、想像よりかは疲れにくいというのが嬉しいのね。アレだけの体重を誇っていながらも。
隠れた良ポイントじゃないかな?
そして何より、コラボモデルでありながらちょっと高いけど、通常生産品扱いなのは大きなメリット。期間生産品じゃない。
ということは、オールシーズン再販の可能性が常に溢れているということだ。生産終了になる前だったら、これは安心だね。

個人的にはサバゲー、観賞用、コスプレアイテムとして幅広く使える、そんなエアガンだと思うよ。どの方向にも適正がある。
特にファン向けアイテムであるから、バイオユーザーであれば持ってて損はしない逸品だろうな。ライトニングホークは見習いなさい。
ゾンビども、この中の前にひれ伏せ。
今回はここまで。なんというか、M9から派生したモデルはあんまり外すことが無いよね。とにかく、元の完成度が高いだけあるわ。