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初心者が自作PCを頑張って組み立てた奮闘記④:[組み立て編後半部]

少しずつ組み立てて、着々と前に進む自作PC。

見慣れないネジやケーブル、端子類でもはやわけわかんねぇ(笑)

…と嘆きたいが、乗り越えないと完成には近づかない。

 

今回も自作PC組み立て作業の続きをやってくよ。

現時点で完成まで半分は超えたかな。

残りもガンガン進めていきたいところだ。

 

前回のおさらい ケーブルやらネジやらが本格参戦してきた

少しずつケース内にパーツを入れてきた。

だいたいマザボ・一部のケースファン・電源ユニットあたり。

前回の記事ではこの辺の組み立てがメインだった。

一応半分は超えたけど、まだまだ先は長い。

 

ひき続き、残りのパーツをどんどん組み込もう。

大丈夫、初心者でもゆっくりやればちゃんと組めるから。

吾輩と一緒に時間をかけて取り組んでみよう。

 

ストレージ・GPU・残りのケースファンを取り付けたい

残りのパーツで大きなものといえば、あと3つかな。

内蔵ストレージ類とGPU、加えて残りのケースファンだ。

ここさえ組み込めば、もうあとは残りの配線処理だけ。

気合入れていきますか。

まずはGPUから取り付けるぜ。

ダッフィー
またPCパーツの目玉が一発目から登場か

 

性能を決める目玉の一つ GPUを接続

パソコンの性能を測る指標として引き合いに出されるパーツ。

CPUと双璧をなす存在がGPUだ。

映像処理専門のパーツだね。

おそらく一番値段変動の幅がデカいはず。

そして物理的にも、ケース以外のパーツではかなり大きめクラス。

おまけにやたらと重いし。

 

まずマザボ取り付け時みたいに、ケースを横倒ししておこう。

そうしたらケースのバックパネル下半分に注目。

GPUは拡張カードを取り付けるスロットがあるよね。

このケースでいう、エメラルド色をした部分だな。

 

いくつも細かく分割された蓋を何枚か外すよ。

止められたネジを外していくと、そのうち蓋もぽろっと取れる。

取るべき蓋は上から2段目以下だな。

吾輩最初間違えて一番上も取っちゃったけど、その必要はなかった。

GPUには占有スロット数が書いてあり、大体2つか3つ使う。

必要な数の蓋を取り外しましょう。

あ、そうそう小数点切り上げでスロット数を数えるんだぞ!

 

蓋をとったら、次はマザボにGPU本体を接続だ。

マザボ中央よりちょい下に、かなり横長の端子が見えるはず。

PCIeスロットなのだが、そのままだとロックがかかっていると思う

先に端っこのラッチを右にずらして、ロックを解除しよう。

そのあとGPUに付いた端子の切り欠きをスロットに合わせ、がっちり接続。

しっかりハマれば、さっきのラッチが左に戻ってロックがかかるぞ。

 

当然このままだと、ケースを立てた瞬間端子がバキッと折れてしまう。

なので、ケースから外した蓋部分をまたねじ止め。

蓋を戻すのではなく、GPUのネジ穴とケースのネジ穴を締めていこう。

 

しっかりねじ止め出来たら、ケースを立ててみる。

ちゃんとGPUが固定されてるのがわかるね。

ただ最近のGPU、とにかく重量がありマザボに物理ダメージを負わしやすい。

なので吾輩、別途パーツを支えるサポートステイを買っといたよ。

単純に棒から飛び出る足場を作って乗せるだけだが。

精神衛生上、あると安心するよね。

タート
画像を探すと垂れさがったGPUがいっぱいヒットするよ。

 

内蔵ストレージをベイにぶちこむ

お次はデータの倉庫場所をケース内に作る。

といっても、マザボ直付けのM.2SSDのみならこの作業は不要。

2.5インチSSDや3.5インチHDDを使うならここが必須よ~。

3.5インチベイがあるケースだし、せっかくならフル活用しよう。

吾輩は2.5インチSSDとHDDを一台ずつ組み込むよ。

インチ数違くね?と思うけど、これでも大丈夫。

ベイは両方の長さに対応するので、しっかり内蔵できるから安心しろ。

 

電源ユニット装着時に邪魔だったから、一度ベイは取り払ってるんだよね。

今度は元に戻さないといけない。

とりあえずベイ両端の金属板を、ねじ止めしてがっちり固定しよう。

角度的に締めるのが難しいうえ、ユニットからの電源ケーブルがものっそい邪魔だが。

何とか頑張って最初の状態に戻しておきたい!

 

金属板を戻したら、パーツを置くトレイを確認。

真っ黒の樹脂製で、若干柔らかい。

使いたいSSD・HDDを載せて、裏からねじ止めして固定するのだ。

固定出来たらトレイを金属板の間に入れて、すっと収納できるはず。

 

ケースによってトレイの数が増減したり、そもそもなかったりと千差万別。

どれくらいストレージを詰めるかは、ケース購入前によく確認しておきなよ?

一応2.5インチSSDならば、トレイ以外でも固定できる箇所があるんだけど。

今回はそっちを使わず、普通にトレイの中で動作させるぜ。

 

ちなみにストレージの向きは間違って固定しないようにね。

よく見ると、SATA端子が表に出てるほうがあるはず。

そっちをトレイの手前にして、ねじ止めしないとケーブルが接続できないぞ。

アナゴン
見ればわかるから安心してね。

 

残りのケースファンをすべて装着

パーツ装着作業はあと一歩。

最後は用意してある残りのファンを、全部ケースに装備させよう。

ケースの天井部分とバックパネルの一部スペースだね。

120mmサイズのファンが合計4基搭載できる。

 

今残っているのは、ミクさんファンの3個パックが丸々一つ。

それと別の3個パックのうち、まだ使ってないファンが一個。

あとはケースに付属してたファンが一個。

合計5つのファンをねじ止めだ。

 

やり方はフロントパネルの時と同じ。

吹かせる風の向きに注意しつつ、内部からファンを全部ねじ止め。

もちろんネジ締め時対角線上に締めるんだぞ。

 

ちなみにファンから飛び出るケーブルは、なるべくケース裏に回しやすいように。

そういう配置でファンを取り付けていきたいところ。

まぁ線はあまり見たくないし、下手すると回転するファンに当たる可能性があるから。

出来る限り裏配線しやすいように、いろいろ考えながらくっつけていこう。

 

天井に3基、バックパネルに1基、残りのフロントパネルに1基搭載で終了。

ここまでくると、見た目はほぼPCとして完成するよね。

いやぁ非常に長い…。

が、まだ終わりじゃないぞ。

 

残りの必要なケーブルを各パーツへ接続

おそらくここまでできると、使うパーツは全てケースに入ったはず。

ただいたるところから、ケース外へケーブルが伸びていると思う。

これを全部繋げて、無理やりケース内へ納める準備だ。

ここが今までとは別ベクトルでめんどくさい。

 

まずマザボからいくか。

今繋いであるのは電源の24ピン、CPUの電力供給ピン。

それと電源とマザボ間のRGB制御ケーブルくらいか?

さらにここからいろんなケーブルをマザボへ接続だ。

 

まずずっと放置してた、PCケースから延びるケーブル。

これはケース外部の電源ボタンや、USB端子を認識させるのに使うのよ。

この端子が青いケーブルは、マザボ最下部のUSB3.ピンへ。

 

黒いけど9個のピンがあるケーブルは、USB2.0ピンへ。

 

HD AUDIOケーブルはピープ音を出すためのケーブル。

 

最も厄介なのが、ケースの電源ボタン関連のケーブルだ。

いくつも枝分かれしたコネクタを、マザボのピンにはめるのだが….

マザボの右下隅っこにあるせいで、非常に接続しづらい。

おまけに1本ずつ正しく繋がないと、ちゃんと認識してくれないのだ。

文字の表記もわかりづらく、まさに初心者殺しといえよう。

 

特に困るのがプラスマイナスがわけわからん点。

一応2本つながってるピンを見ると、小さい三角のマークがあるんだけど…。

これをマザボ側に正しく繋がないとダメってのが大変。

 

ここ、実はHDDのランプだけプラスマイナスを気を付ければいい。

POWERランプはぶっちゃけ関係なく、該当箇所に刺せばOKだった。

かなり取説を見たんだけど、その辺なんも書いてなかったんだよな…。

 

そして差し込みづらい点については、救世主の部品があった。

何かマザボの箱に入ってたんだが、こまごまとしたピンをまとめるやつがあってさ。

ばらばらのモノをその部品につなげ、そのままマザボのピンへ接続できたのよ。

これでなんとかここはクリアできたが、マジで難所だったわ…。

ジェラトーニ
僕Omochi君が苦しんでるのを見るのが最高に楽しい(ニヤニヤ)

 

次は電源ユニットの残りケーブル。

まずGPU用の電源ピンを接続しよう。

6ピンだったり8ピンだったりするが、とりあえず全部繋いどけば大丈夫。

ゲームに適したGPUは主電源+補助電源で、2つのピン端子を使うことが多い模様。

 

お次はSATAケーブルだな。

ケーブルの途中と終点に、SATAのコネクタが付いてるやつな。

これを2.5インチSSDと3.5インチHDDの同端子につなげばOK。

 

加えて別ケーブルで、マザボと内蔵ストレージをつなぐケーブルも必要。

電源ユニットの箱に同梱されてるはずなので、忘れずつなげよう。

これはマザボのSATA端子とストレージ類をつなげば大丈夫。

2つ繋ぐので、マザボ側の端子も2つ埋めるよ。

これでストレージ類の処置は完了。

 

最後は大量のケースファンケーブルだ。

ファンの仕様ごとに、繋ぐ端子が違うので要注意。

ケース付属のシンプルなファンは、マザボに直接つなげる。

どこかにCHA~FANと書かれた端子があるはず。

そこにぶっさせば問題なし。

3ピンと4ピンがあるけど、付属のやつは3ピンのコネクタ。

4ピンのCHA_FANにそのまま刺しちゃえ!

別にピンが余っててもちゃんと動作するから問題ねえよ。

 

3ピンはただファンを回すだけ。

4ピンはそれに加え、回転数をマザボで制御できる仕様だ。

付属ファンは回転数制御に対応しないので、普通に刺したよ。

 

んでこれまた厄介なのが、いっぱい設置したミクさんファンのほう。

これはUSB2.0端子でつなぐのだが、6基分あるので…。

2つあるうちの端子で一つすでに使ったため、まったくもって足りない。

ただこのファン、付属のファンコンにつないでおけば大丈夫。

さらにそのファンコンから2.0端子に刺せばおkだったわ。

 

ケースファンの取説を読みながら、配線していこう。

まずファンコンにそれぞれのファンケーブルを全部繋ぐ。

1台につき5基繋げられるが、2個のファンコン×3基ずつにしたよ。

ちなみミクさんファン、最大でファンコン5台×16基=80のファンが同時制御可能。

こんなに必要ないだろ(笑)

 

あとはファンコン同士をつなぐケーブル。

それと1台目のファンコンと、マザボのUSB2.0端子につなぐケーブル。

ここをつなげばマザボとファンの接続は完了。

 

さらにファンコンと電源からのびるMOLEX端子をつながないといけない。

ここも難所で、端子の繋ぎが非常に硬くなかなかカチッとはまってくれない。

力を込めすぎて破壊するかと思ったよ…。

これでファンに電力の供給もできるようになった。

ようやくすべてのパーツを接続できたね。

 

最後の最後で面倒な配線作業

ひとつ前の過程で、もしかしたら同時並行してたかもしれないが…。

裏配線スペースを使い、頑張って大量のケーブル配線を済ませよう。

ぶっちゃけ線が多いほど、きれいにまとめるのは難しい。

ましてやファンコンがあるので、裏にはどう足掻いても回せないとこもある。

 

パーツに接続するケーブルで、近い穴からどんどん通していこう。

この時結束バンドは必需品クラス。

PCケースには使い捨てのが付属するので、お持ちでなければがっつり使えばいい。

吾輩はダイソーで買った、繰り返し使えるタイプを利用したぞ。

 

見栄えも大事だが、一番気をつけるのはここ。

回転するファンにケーブルが当たらないかどうか?だ。

最悪干渉しなければ、見栄えはどうとでもなる。

稼働するファンにケーブルが当たると、悲惨モノなので入念に確認だな。

コール
普通に故障する原因になっちゃうからよーく見てね~。

 

問題ないなら、裏配線側のケースサイドパネルを閉めよう。

電源ケーブルが太すぎるせいで、少々押し込んだ感じになったが…。

多少力づくでも頑張って閉めてくれ。

そして反対のサイドパネルは、アクリルになってるよね。

四隅を手回しネジで締め、がっちりパネルを固定。

その後、表面フィルムぺりぺりを剥がして内部が見えるようにすればおk。

 

これでようやく組み立ては完成である。

大変お疲れ様でした。

写真だとサイドパネルはめ込んでないけどな!

 

組み立て作業は大変だが初心者でもできた

パーツ開封から組み立て完成まで、実に2日かかった。

実際の作業時間は20時間くらいかなぁ…。

慣れない手作業の連続なので、めっちゃ疲れたよ。

ただ組みあがったものを眺めると、達成感が超つよい。

 

後は電源を入れて、起動できるかどうかを確認だ。

そこさえクリアすれば、無事に組みあがった証拠ね。

 

今回はここまで。

ただそう簡単に事は運ばない。

次回、もう一回だけ続きます。

 

先生、図工の作品が完成しましたよ!