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初心者が自作PCを頑張って組み立てた奮闘記②:[組み立て編前半部]

「初心者が自作PCを一から組み立て、どうやってやるのさ?」

大量のパーツ・ケーブルとの格闘劇。

機械いじりをしたことが無い人にとっては、なかなか難儀なものだ。

 

今回からパソコンの組み立て作業に入っていくよ。

もちろん吾輩も完全ド初心者の状態でございます。

そんな人でもなるべくわかりやすいよう、解説していくぞ。

初心者が困りがちなポイントもあったので是非参考にしてね。

一緒にPC自作してみようぜ!

 

じっくりやれば初心者でも組み立てはできる

パソコンってまず普通は中身開けたりしないじゃない?

それこそ機械いじりが得意な人がやる印象。

吾輩も子供のころから使ってたけど、あくまで遊び用。

ぶっちゃけパソコンの中をのぞいてサイコーとか、この時までは思ったことがない。

 

まぁでも、なかなか公私ともどもこの機械は簡単には手放せないのがね!

いろいろデータ移行とかもめんどいし。

ただ私用のノートPCがかなり古く、買い替えもいい加減しないとやばい。

この乗り換え先の候補として、自作のPCにたどり着いたよ。

 

知り合いに自作PC経験者はいない。

それでも自分でこだわった外観のデスクトップが欲しい。

じゃあ手探りでやるしかないかと思い、かなり入念にいろいろ調べたのはけなげ。

ダッフィー
こだわるなら自分でやればいい。

 

前回の記事では使うパーツ一式を紹介。

もし興味があれば、先にそちらを見てもらえると嬉しいかな。

今回作るPCのコンセプトはこう。

“初音ミクさん風味のエレクトリカルパレードPC”

非常に好みが分かれやすい、ピカピカ光る仕様にしたくて。

それでいてまずまずスペックは高めにしておく。

というものを想定。

 

組み立てた結果を先に言うと、時間はかかったけどほぼ一人で出来たよ。

ほぼというのは、事前にパーツの動作をお店の人に見てもらったり…。

一部のネジが外れないのを、吾輩の父に手伝ってもらった部分はあったが。

それ以外は全て自分の手作業のみだ。

 

初心者でも、詳しく解説してくれるサイトや動画を見ながらで大丈夫。

決して簡単…ではないし、時間もかなりかかると思う。

それでもゆっくり確実にやれば、ちゃんと組み立てられるから安心せい。

 

 

パーツ開封前に使う道具を最初に確認

念のため、組み立て前に必要な道具を再確認。

これ、パーツ紹介記事の時も最後に説明した内容だ。

TSUKUMOで足らないパーツを買ったとき、要る道具も買っといた。

 

絶対に必要なのがプラスドライバー。

ちなみに芯は+と-両端にあって、取り外しが可能なタイプ。

磁力もついており、ねじ止めがとてもやりやすいよ。

 

次は精密ドライバー。

これは、m.2タイプのSSDをマザーボードに取り付けるときに要るやつ。

2.5インチSSDや、3.5インチHDDを使うなら必要なし。

 

さらにネジを放り込む金属の皿。

ネジって一個一個小さいから、すぐ取り出せるところにまとめて置いておく。

 

最後に静電気防止手袋。

人間から発する静電気がパーツに飛び散ると、一発で故障する可能性が。

慣れた人ならいらないかもだが、初めてなので念のため装備。

 


そして最小構成起動用のスイッチケーブル。

組み立て時に参考させてもらった、ちもろぐさんで紹介されてたよ。

地味だが必須レベルの品と、この記事に書いてあったので用意しといた。

ちもろぐ

第3世代Ryzenは圧倒的なコスパと性能でインテルを追い詰めつつある。おかげで自作PC界は近年稀な盛り上がりを見せていて…

 

それと適宜懐中電灯とかあるとさらに便利かな、

特に中が黒塗装のPCケースは、結構暗くて見づらいから。

 

もちろんデスクトップなので、パソコン周辺機器も必要。

モニターキーボードマウスも用意しておくこと。

OSのインストールが終わるまでは、できるだけ有線タイプが良いかも。

一応無線マウスはBIOS画面でも普通に使えたけど。

 

このあたりの道具があればひとまず十分。

必ず広いスペースが取れる場所でやってくれな。

 

パーツを一か所に固めたら準備はOK

さてさて、使うパーツを作業スペースにすべて集めよう。

吾輩、自室が狭すぎるので作業中はリビングを占拠。

家族にはすまんなと伝えていたが、何か白い目線を感じるな…。

こういう時は実家暮らしが微妙に弱いところだ(笑)

 

組んだのが2020年9月の前半。

まだ残暑が残る時期だったので、パンツ一丁のスタイルで行う。

なるべく汗のかく量を減らし、静電気を発生させないために。

後は吾輩、夏場は自宅だと常に裸族なので。

多少みっともないが、ぱんつで股間を隠しておけばとりあえずいいのだ。

男はこういう時楽ちんである。

クロミちゃん
ちょっと誰かこのバカしょっぴいてちょうだい!

 

マザーボードに必要なものを装着

まずはマザーボードと先に取り付けたいものをやるか。

一番最初はCPUとマザボをくっつけよう。

その後クーラー装着。

メモリを差し込む。

M.2SSDをはめる。

この辺の流れを確認していくぞ。

 

マザボを箱と袋から取り出したら、平坦な机の上に置いといてね。

あるいは箱の上に基盤を置いて作業してもおk。

お好みで使い分けてくれ。

 

CPUをマザボにセットする

さっそく装着…と言いたいのだが、すでにやってあるのよ。

ここTSUKUMOに起動確認してもらって、そのまま装着済み。

すでに店員さんが付けてるので、吾輩はこの作業をやっておりません。

説明するとマザボソケットと、CPU本体に書かれた▼のマークに注目。

ぶち込む前にそばのレバーを上げてロック解除。

その後CPUを合わせてはめ込み、レバーを下げてロック。

 

やることは単純だが、かなり緊張する場面の一つ。

CPU裏側に生えたピンが折れやすいシーンで、慎重にやってね。

そっとはめ込めばとりあえず問題なし。

アナゴン
壊れたら数万円が一気にパーとかマジ?

 

CPUクーラーの装着

次はCPUクーラーを取り付けよう。

使うのは有名な空冷クーラーの虎徹ちゃん。

マザボの裏にバックプレートをはめ込まないといけない。

だがこれもすでに店員さんがはめてくれたので、今回は不要。

マザボ表側の金具もつけっぱのまま、渡してもらったので非常に助かる。

ただ付属の説明書を読めば取り付けは大丈夫なはず。

 

写真の時系列が少しおかしいが気にしないでほしい。

クーラーを箱から取り出し、元の黒いファンを交換しよう。

付属ファンに金具がついてるけど、これを外して追加購入の白いファンを取り付ける。

そのあとヒートシンクに金具を引っかければOK。

ちょっと硬いので注意。

出来たらクーラー下の、金属プレートのぺりぺりを剥がしておく。

 

CPUにグリスを塗っていくよ。

容器は注射器みたいになってるので、キャップを外してお尻から指で身長に押す。

にゅるにゅるとグリスが出るので、CPUの中央に塊を落とそう。

分量はよくわからんが、米粒より大きめくらいでいいかな。

グリスを落としたら、クーラーの金属プレートで上から圧をかけよう。

圧力で勝手にグリスはCPU上部に広がるぜ。

へらやつまようじを使わずに伸ばすなら、この方法で問題なし。

グリスがソケットの外側に漏れないようにだけ注意な。

 

一枚目の写真が少しぶれたな。

すまない。

そしたらクーラー本体をマザボに固定する。

虎徹の場合、プレートの穴と付属のネジ2か所を止めるだけ。

なんだけど、ここでまず苦戦した。

片方は簡単に締まるが、もう片方のネジ穴位置がなかなか合わない。

いくら回しても、ずいぶん上で空回りしまくって全然締まらないのよね…。

結局吾輩のおとっつぁんに手伝ってもらい、何とか固定は完了。

これだから普段ネジ締めしたことない人間は…。

 

無事固定出来たら、クーラーのヒートシンクを手で掴んでみよう。

意外と鋭いので、指を切らないように注意。

ゆっくり持ち上げて、マザボとクーラーががっちりロックされてたらおk。

 

締めにCPUファンからのびるコードをマザボに接続。

板の上には大量のピンが並び、ぶっちゃけかな~りわかりにくい。

きっちり説明書を読み込み、どこに何があるか確認しておこう。

ここで使うのはCPU_FANと書かれたピンだ。

このピンに、ファンから出てるコードを刺せばおk。

これやらないと、起動したときにCPUファンが回ってくれないぞ。

 

マザボの種類によっては、SYS_FANと書かれたものもあるそうな。

役割としては同じなので、基盤の文字をしっかりチェックね。

タート
早速クーラーで難関か…。

 

メモリの取り付け 意を決して押し込め

お次はメモリ行きましょうか。

CPUソケットの近くに、メモリを差す場所があるよ。

一番オーソドックスな大きさである、ATXサイズのマザボなら4列。

もっとちっちゃいやつは2列であることが多いかな。

 

吾輩は4列に対し、2枚のメモリを使用するぞ。

何かRyzenシリーズはメモリ2枚刺しのほうが、性能は上がりやすいとか?

そんな話を聞いたし、16GB×2もあれば容量は十分。

使いきれる気すらしないが、とりあえずこれでいいんですよ。

 

列の片側、あるいは両側にラッチと呼ばれる固定具がある。

これを外側に指で押し出すと、ロックが解除される。

後はメモリの切り欠きと、列の端子の計上を合わせて上から押し込む。

注意点はメモリの刺す列を説明書で確認すること。

そしてもう一つは、刺さるまでが意外と固いので思い切って押し込むこと。

両方ともなかなか初見殺しなので、何度も再確認を怠るな!

 

無事にはめたいところにメモリが刺さったら、カチッと音がするはず。

同時にラッチが元に戻り、しっかりマザボに固定されるよ。

ラガン
慎重にかつ大胆にいかないとメモリは刺さってくれないみたいだぞ!

 

M.2SSDの装着

お次はすごくちっちゃくて性能が高いSSD

M.2タイプのものをマザボに取り付けるよ。

 

といっても、これもTSUKUMOの店員さんに取り付けてもらったんだがな!

念のため確認ということで、装着後の姿だけお見せするよ。

マザボの中央から下あたり、何か銀色のプレートがあるやろ?

これ、M.2の発熱を奪ってくれるヒートシンクというもの。

この下にM.2SSD本体を差し込むのだ。

 

まず唯一の使いどころである精密ドライバーを用意。

ヒートシンク両端の小さいネジを外すと、ふたがぽろっと取れる。

外すと右に差し込み口、左がネジ穴のスペースが現れるね。

後はSSDの端子を右向きにして、空中斜め上から差し込もう。

無事に差せたら、ふたを上に乗せて左端をネジで固定。

これでM.2SSDがマザボに認識されるはず。

 

出来ればここでさらに電源ユニットをつなぎ、起動確認をしたいところ。

いわゆる最小構成での起動だね。

吾輩はTSUKUMOの店員さんにあらかじめやってもらっていた。

だから面倒ですっ飛ばしてしまったのだが、あとで痛い目を見ることに…。

長くなるので、別記事に分割してまた後日説明しよう。

 

次回はPCケースにマザボをはめるところから

この時点での進行度はまだ20%くらい。

まだまだ解説したりないが、ここで続きを書くと長くなるので一旦おしまい!

今回はマザボに必要な部品をはめる部分をメインにしたよ。

なんとなく伝わってくれたらうれしいぜ。

 

まだ配線もCPUファンの一本だけなので、ぐちゃぐちゃにはなりにくいはず。

まぁこの後、どんどんケーブルが増えていくんだけどね…。

頑張って組み立ててまいろうか。

 

今回はここまで。

マザボって生で初めて見たが、基盤のイメージそのものだったわ。

しいて違うところを言えば、緑ではなく黒と白カラーが多いとこか。

 

CPU・クーラー・メモリ・SSDの準備はできた…。