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自作PCが全く起動しないのでケーブルを接続しなおしたら成功した

「せっかくPC組み立てたのに起動しねええ!」

一から組み立てる自作PCは、当然自分で作業をするがゆえに起きること。

完成した後に電源を入れても、うんともすんとも言わない現象だ。

つまり起動しないと。

 

こうなってしまうと、初心者さんは完全に頭を抱えてしまうもの。

吾輩も組んだはいいが、一回目は全く起動しなくて超困ったのよ。

なんてったって、起動しない原因っていくらでもあるからさ。

ただ何とかガチャガチャ動かし、無事に起動してくれたのは僥倖。

我輩がやったのは、今一度ケーブルの先にある端子がちゃんと接続できているか。

再確認しながら差しなおすと上手くいったよ。

起動しなかったら、原因の一つとしてここを疑ってみてくれ。

 

自作したPC 起動しないという絶望

PCの組み立て。

やることは非常にシンプルで、パーツ同士を接続するだけ。

繋いだパーツをケースに収め、動かす下準備が完了すればおk。

と文字だけで言えば、やってることはかなり単純明快なのである。

 

まぁ端子の種類が複雑だったり、取り付ける場所がわからなかったり…。

慣れた人にはちょろいものだが、初めての人だとぶっちゃけさっぱり。

どこに何をつなげればいいのか、種類が多すぎてちんぷんかんぷんなのよ。

我輩も他所の解説サイトを必死に見ながらあーでもないこーでもない、と奮闘したなぁ。

 

仮になんとか完成までこぎつけても、動くかどうかはまた別の話。

というか初めての自作だと、大概一発では起動しないほうが多いんだよね。

そうなったとき、長い作業の間にどこがまずかったのか探さないといけなくなる。

苦労した道のりを引き返す羽目になるのは、かなりの苦行と言えよう。

スティッチ
なんで動かないんだよぉぉぉぉぉぉ!!

 

ちなみに吾輩の場合、いくら電源ボタンを押しても何も動かなかった。

正確に言えば、マザボに通電してたのでそこだけLEDで光ってたけどね。

そのままだとしょうがないので、結局再度ばらして原因を探ったよ。

確証はないけど、どうやら一部の配線を失敗していたらしいのだ。

しかも多分だけど、単に端子がきっちり差し込めてなかった系のしょうもないパターン。

自作PC初心者さんこそ、普通だったらやらない失敗も犯しやすいからね。

まず困ったら、ケーブル回りを全て確認してみよう。

 

原因はとにかく複数ありすぎて特定しづらい

最初から自作という道を行く場合、パーツを一から調達することになる。

特に一台目を組む場合、予備を買い足すということはまずやらない。

するとトラブルが起きた場合、よくある別パーツで検証ができないんだよね。

というか、そうでなくても原因がいっぱいありすぎるので何が悪いのか把握しづらいのだ。

 

ざっくりどの手順がダメだったのか、記憶をたどるしかないという。

加えて作業自体が初めてだから、説明を見ても本当に合っているか不安。

パーツ同士の相性が悪いのもよくある話ではあるが…。

それすらもおぼろげだし、初心者に突き止めるというのは酷な話。

ダッフィー
まだここが怪しいかも?とわかる部分さえあれば…。

 

手順としてはこれで合っているのか。

用意しないといけないパーツはきちんとそろっているのか。

各パーツの公式HPで、相性問題は報告されていないか。

単に自分が初歩的すぎるミスをやっているだけなのか。

簡単なものから、どう頑張っても解決しない要因が多すぎてね。

ロマンはあるけど、手放しに自作PCを進められないゆえんでもある。

 

少なくとも店で起動確認はお願いしたほうがいい

特にパーツの初期不良系に運悪く当たると、もう完全にお手上げ。

いくら自分がちゃんと組み立てても、パーツ自体がダメじゃどうしようもない。

多分吾輩みたいに初回で組む人は、まずそんなこと考えないしな。

 

これは組む前の話になるんだけど、最初はできればプロに起動確認をしてもらうべき。

ここが確実にパスできていれば、相性問題と初期不良と言う線は除けるから。

我輩はTSUKUMOさんで購入した時、追加で起動確認サービスがあってさ。

起動しない原因を少しでも減らしたくて、それだけお願いしたんだよね。

 

ちょっぴりお金が余分にかかっても、悩む時間を短縮できるのはかなりでかい。

もし実店舗でマザボとCPUを買うなら、多分こういうサービスがどこでもあるはず。

起動確認するだけなら、大した費用も掛からないのでマジおすすめ。

BIOS(いわゆる初期の起動画面)も見せてもらえたので、大きな安心材料になったな。

ネットですべて揃えちゃった人はできない技になっちゃうけど。

 

この経緯があったから、吾輩は多分自分の作業工程でどこかダメだったと確信があったのよ。

少なくともパーツに起因するものではないと。

これだけでも、面倒な検証作業を一つ潰すことができたからね。

後は作業の流れで、怪しそうな部分をじっくり考えて動くだけ。

まだまだ大変な労力には変わりないが、無事起動できればなんでもええわ。

ヴィーゼ
最初はプロに手伝ってもらうのが一番いい!

 

途中で最小構成での起動を試すのは必須

さっきの話の通り、事前に店で起動確認はしてた。

だからとある作業だけスルーして、組立完成まで持って行ったのよ。

それが命取りになるとは当時の吾輩、全く思ってなくて…。

それはケースに組み込む前の”最小構成での起動確認”だ。

 

最低限起動に必要なものだけ使い、ちゃんと動くかのチェック。

これをするのは、前述したパーツの相性問題があるかどうかを見るためのモノ。

一応お店で店員さんに起動確認はしてもらってたので、これがダメなわけがない。

と余裕ぶっこいてたら、大ダメージを食らってしまったのだ。

 

完成後に一切動かないから、改めて最小構成の起動をしてみたのよ。

上の画面みたいに、一部のパーツだけつなぎ合わせてやるんだけど。

ここをクリアできれば、さらに起動できない原因は減ってくれる。

逆に言うと、これがダメならやっぱりパーツがおかしい可能性が高い。

というように、アタリをなんとなく付けられるのは非常に強いのね。

面倒でも必ず最小構成での起動確認はやっておこう。

特にマザボをケースに入れる前に絶対な!

コール
横着して検証しないとOmochi君みたいな失敗を~…。

 

ほぼ最初からケーブルを全てつなぎなおした

さて、最小構成での起動チェックも済ませたことだし…。

もう一度すべてのパーツ内をケースに入れる作業をやり直す。

一度目以上に何度も確認しながら、しっかり組みなおしていこう。

 

思い返してみると、最初に組んだ時は通電がちゃんとされてたんだよね。

コンセントにケーブルをつないだら、マザボのLEDが勝手に点灯してたから。

つまり、各パーツへ電力を送る心臓部のパーツは電気が通っている証拠。

しかし、マザボ以外のパーツには電力が供給されてないことがわかる。

一番わかりやすいのはケースファンだが、一切回らないしね。

さてどういうことだろう?

 

となると、思い浮かぶのはこのパターン。

電源ユニットからマザボに伸びる24pinのケーブルは正常。

しかしそれ以外のどこかのケーブルが、上手く働いてないということだ。

もちろんどのケーブルかわからんし、結局再度組むから全部つなぎなおしなんだけど。

 

また最小構成でケーブルをつないだ時のことを思い出す。

マザボ用の24ピンは普通に刺した。

CPUの電源であるピンはどうだろう…。

もしかしてピンの刺す向きを間違えてたかも。

GPUの電源ピンはどうだった?

これも刺す向き間違えてたんじゃないか。

 

なんていう疑念がどんどん自分の中で膨らんできたよ。

ケーブル側のピンは、外周部の一部にプラスチックの部分があるのね。

手前を指で押すと奥が開き、ロックを解除するアレだよ。

これ指を入れるスペースがある外側に来るよう、向きを揃えてピンを刺す。

なんだけど、もしかしたら無視して適当に刺してたかもしれない?

一応ハマったからそのまま進めてしまったんだが…。

 

もう一度やり直した時、その向きを注意しながらはめたんだよ。

加えて差し込み不良が無いように、なるべく力を込めてね。

ここで使う端子って、どうも差し込んだ!っていう感覚が薄いのが厄介。

やった感じ、9割くらいの端子はぐにゅっと押し込むあの感じ。

カチッと明確に差せた感触が全然しなくてさ…。

これも本当に合ってるのか、非常に判断が難しいところ。

 

あっけなく2回目は起動成功

とまぁ、イマイチ確証が持てないまますべてのパーツを再接続。

サイドパネルも閉めて、ぱっと見は二度目の完成形だ。

非常に不安が大きい中、とりあえず試してみるほかなし。

 

電源ユニットから伸びるケーブルは、しっかりコンセントに刺した。

すると再びマザボのLEDが勝手に付き始める。

とすると、やっぱりマザボへの通電は変わりなくできている模様。

あとはケースの電源ボタンを押すだけ。

 

…どうだ?

とボタンを押し込んだ瞬間、カチッと言う音ともに大きな音がケース内に響く。

ぶおおおおとCPUファン・ケースファン・グラボのファンが一気に回り始めた。

ケース内がケースファンのLEDで派手に光り始め、数秒経つと映像が出始めたよ。

そう、見たくて仕方なかったマザボのBIOS画面が自宅で映ったのだ。

この2回目の組み立てで、無事に起動成功してくれたんだよ!

 

もうこの感動は筆舌に尽くしがたい。

その後電源を切り、自室に自作PCを運んだ後にWindows10のUSBを差す。

再度電源をONにすると無事にOSのスタートアップ画面になり、インスコできたよ。

あとは普通にパソコンとして使えるので、もうお好きなように。

あの時、途方に暮れたけどめげずにやってよかった。

下手すりゃ一式そろえたパーツ代が無駄になってたところよ…。

ジェラトーニ
もうちょっと手こずったらおもしろかったのに(ニヤニヤ)

 

とまぁ、もう一度すべてを接続しなおしたら成功。

いまだに確証は持てないものの、やっぱりケーブルの接続ミスか。

あるいはケーブルの差し込みが甘かったんだと思う。

いくら解説サイトでも、押したときの感触まですべては説明してくれないからね。

最後は自分の感覚で、しっかり接続できたかどうかを確認するしかないのだ。

想像以上にアナログなミスをしてて、なんだかなぁと思っちゃったよ。

 

起動しなかったらケーブルと端子を疑え

吾輩のケースだと、これで何とか起動したので解決したと言っていいかな。

十中八九どこかのケーブルが悪さをしてたねこれ…。

まぁ無事に何とかなってよかったけど、ほんと繊細だな電化製品って。

と思わされた事件であった。

動かないならケーブル類に原因がある、っていう可能性もぜひ疑ってみてくれ。

もう一回接続しなおしたら上手くいくこともあったからさ。

 

慣れない作業だから、どこかしらでミスってる可能性がかなり高いんだよね。

最小構成での起動を怠ったばかりに、組立作業が2回やる羽目になってしまった。

最終的に何とかなったけど、これは初心者が自作で心折れちゃう瞬間だね。

ゆめゆめ、先人たちのアドバイスにはしたがって作業したほうがええわ!

 

今回はここまで。

厄介な思いをした分、出来上がりの感動はすごいよ~。

やってやった感がめっちゃ出るから、これは気持ちいい!

挑戦するならぜひ最後までめげずにアタックし続けよう。

 

きたぁぁぁ!

起動したぞぉぉぉ!