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後ろに立たれるとすごく嫌な気分になる それは背中側が人間の弱点だから

  • 2018年6月23日
  • 2021年10月22日
  • 考察

「自分の後ろに知らない人が立つと、ものすごいモヤモヤする…。」

何か後方に気配を察知すると、途端に体がこわばるよね。

特段どうのこうのってわけじゃないけど、えもしれない恐怖と言うか。

 

例えば電車を待っている最中とか、する側にもされる側にもよく回る。

これって吾輩もよく感じることなんだけど、いったいどうしてなんだろう?

じっくり考えてみたところ、人間にとって背中側って一種の弱点なんだよね。

なのである意味、自分らに備わる防衛本能のようなものだと思う。

もやもやの傾向が強い人は、一般的な人に比べて警戒心が強いタイプだ。

 

後ろに立たれると襲われる気がして仕方ない

「俺の後ろに立つな」

セリフとしては言ってないけど、これについて超敏感な凄腕の殺し屋。

デューク東郷こと、ゴルゴ13を表している言葉だ。

彼は見た目に反して超臆病で、慎重に慎重を喫した結果のことらしい。

 

漫画ではあるけど、これが超有名な話になることは実に面白いよね。

どれだけ強いと言われる人物でも、そういう気持ちは必ずあるってこと。

ましてや一般人なら、何かあったときの対抗手段に乏しいため…。

後ろに立たれるとなんか嫌だな~って気持ちは、抱いていても自然なことよ。

 

日本では低い確率だが、突然誰かに襲われることは決して0ではない。

たとえ相手が素手だったとしても、急に来たらびっくりどころの騒ぎじゃないよ。

男である我輩だってそんなことあったら、心臓が飛び出そうなレベル。

女性だったらもう想像もしたくないよな…。

単に自分の後ろに並ばれただけで、ここまで悪い想像も色々働きやすい。

 

これ、気にしだしたら正直キリがないことではある。

でもモヤモヤが募ると、ズーンと沈んだ気持ちになるよね。

そこで今回は、どうして後ろに立たれたくないかをはっきりさせてみよう。

思うところ、相手に背中を見せると思い切り弱点をさらけ出している状態になるからだな。

 

背中から襲われると全く抵抗できない

そうそう、人間にはいろんなところに弱点があるよね。

今回でいう弱点というのは、物理的な身体面の話よ。

普段五感に頼って生活しているわけだが、割合としては視覚が一番大きい。

人間と言うのは、情報の大部分を視覚から入手しているのだ。

逆に言えば、これが及ばない部分は一気に把握しづらくなる。

見えないところって、すぐに反応のしようがないのよね。

 

人間の視界は胴体の前側を広く見通すことができる。

その代わりに?、背中側は振り返らないと絶対に見えないのだ。

しかも振り返ったとしても、この動作が入るから一瞬ラグが生じるのもあるし。

後ろで何かあった場合、とっさに対応できないので一方的な結果になりがち。

殴りかかられたら?、ナイフで切り付けられたら?と考えると、非常に恐ろしいのよな。

ヴィーゼ
いくら治安のいい日本でも、絶対に起きないとは限らないのがね…。

 

確かこんな話を聞いたことがある。

たとえ武術を嗜んでいる人でも、不意に後ろから襲われたら簡単にやられるとか。

武器なんて相手が持っていたなら、なすすべなくやられるらしいね。

この最初の一撃が致命傷だと、一切抵抗できないということ。

そりゃあよろしくない想像も働くわけですわ。

 

まぁ深く考えすぎだというのはごもっとも。

ただもっとライトにとらえるならば、監視されているような感じにも思える。

後ろからじっと見られる状態なので、捕食者に見定められているような…。

なんて感じにも思えてしまう。

 

とにかく何をされるのか、自分の目を通してだとまったくわからない。

そういうものに恐怖を感じるのが人間なので、ある意味正しい本能の一つ。

 

会社でもプライベートでも後ろに立たれると嫌な汗が

冒頭に離した駅での話が、一番恐怖の感情を覚えやすいかもしれない。

ホームで電車を待っている時、みんな停車位置のあたりで並び始めるだろ?

その時、列をなしてじっと待つわけだが…。

 

特に一番前で待っている場合、線路までの位置が最も近いわけだよ。

ちょっとでも後ろから押された場合、そのまま線路へ落下。

その時、タイミング悪く電車が来てしまったら…。

なんて事件、実際に起きることがあるからね。

やべえ考えただけですさまじく気分が悪くなってくる…。

 

そう、たとえ暴力でなくとも一つの悪意で大変なことになる。

当然突然押された側が、自分の体を支えることなどできはしない。

たったこれだけで人生が終わることもあり得るんだよな…。

恐ろしすぎるわ。

よくよく考えたら、毎日の通勤・通学でこういう可能性は否定できないんだよ。

全く見ず知らずの他人って、急に何してくるかさっぱりわからないのが怖い。

 

別に知らない他人からやられるパターンだけじゃない。

会社や学校でも、後ろに立たれるとやっぱり嫌な状況ってあるんだよね。

こう先生や上司が、自分の席の後ろでじっと立ってる姿。

この場合だと、ひたすら監視されてるような感じがしちゃうんだよね。

何か悪いことはやっていないか、サボっていないかみたいな?

 

すると変な意味で緊張しちゃうんだよな。

明らかにパフォーマンスを落とす具合に、悪い方向へ作用するもの。

集中もできないしろくなことは無いよな。

そりゃあ後ろに立たれて、何もされなくても嫌なものですわ。

 

我輩、上司相手じゃないけどこれが原因で半年後にアカン目に遭います。

会社で手が空いたとき、ブログの下書きをWordで書いていたのだが…。

たまたま通りかかった同い年の先輩に、PCの画面を後ろからチラ見されたらしく。

ブログを書いていることが見事にばれてしまったのだ。

まぁその辺の顛末は、こっちの記事で気になる人は読んでくれ~。

何たる盲点!

 

する側に回ったとしてもいいことは無い…

ちなみに、今までのはされる側で見たけどする側に回った場合も難儀なんだよ。

まさに電車を待っている最中、自分が誰かの後ろに並んだ時だね。

こう、スッと目の前の人がいなくなっていくあの感じ。

何も悪いことはしてないはずだが、なんかすごい悪いことした気分になる。

あるいは、必要以上に嫌われたのかと気になってしまったり。

地味~にへこむのよ(笑)

 

我輩、何度かたまたま女性の後ろに立ったらこんな目に遭ってね。

何とも言えぬ、微妙な気持ちになること間違いなし。

まぁ直接何かしてるわけでもないし、当然悪意も何もないのだが。

なんか悲しい。

ラガン
そんくらいで凹むなよ!

 

防衛本能的に怖いと思ってしまうから

というわけで、後ろに立たれるとなんか嫌な気持ちが芽生える。

これは一種の本能なので、人間誰しもが持ちうる気質なのよ。

老若男女問わず、どんな人でも程度はあれど嫌だと思う瞬間の一つ。

背中側から何かされると一切抵抗ができないから、単に怖いんだよね。

 

日本に住んでいる以上、過度に心配してもしょうがないんだけどね。

誰かが後ろに立ってくるなんて、日常生活ではどこにでもあるし。

そのたびにいちいち気にしてたら、病んでしまうのは自分自身。

これは自然と発生する気持ちなんだと、さらっと流すほかなし。

よっぽどのことが無い限り、後ろから襲われるようなことはない…はず。

 

今回はここまで。

誰で持っている本能の一つなので、しっかり働くのはある意味正常。

我輩はそう思います。

日本に住む人たちは平和ボケしているとかいうしな~。

中東とか、いつ死ぬ危険があるかわからない場所より数億倍いいことだが。

 

こやつ、吾輩の後ろに立って何をする気だ?