記事公開日:2020年1月27日
最終更新日:2025年3月19日
「エアガンはいくつになったら、思う存分楽しめるようになるの?」。このおもちゃは、それぞれ年齢別の区分がある。
現時点で確認できるのは3つだ。
今回はこの、エアガンは何歳から安心して遊べるようになるのか、という疑問をテーマにお話をしていこうかな。
やっぱり大人になってからが一番!
エアガンは何歳から遊べるのか
このおもちゃ、エアガンと名が付く通り”銃器”を模した製品のことを指す。日本では日常的に見ない、明確な武器の一つ。
もちろん安全に遊べるようにしたおもちゃであり、当然ながら人を殺傷するほどの威力には到底届かず、痛いで済むレベル。
日本はアメリカと違い、銃社会じゃないので多くの人には縁遠い存在なんだよね。
ただ何分、モチーフが人を昇天させられる力を持つ武器なので、使うには多少の知識や了見が必要になる。じゃないと、普通に危ない。
そこには何らかの制限でよく使われるうちの、年齢と区分を設けて遊べる人を区切っている。
じゃあ今回は、一体いくつになったらエアガンをどう使えるようになるか、についてお話していきたいと思うよ。
基本は18歳以上からだ。
なぜ区分が存在するのか
この銃の形をしたおもちゃ、日本国内で銃器に触れるためにはすごく手軽なんだよね。威力が法定以内に収まっていれば、誰でも持てる。
ただしそれでも、一応当たりどころが悪いと人を傷つけることも可能なアイテムだから、扱いにはそれなりの注意が必要なものなんだ。
だから適切な使い方ができるには、まず年齢である程度区切ったほうがより安全だろうという寸法だね。それでもやらかす輩はいるが。
今でもたまに、エアガンを使った傷害事件とか0じゃないから。メーカー、業界としては悪くなりやすいイメージをできる限り払拭したい。
まぁお酒やタバコの年齢制限と同じようなもの、だと思ってもらえれば大丈夫。
一般的な法律(例えば銃刀法)だと、年齢制限について特段書かれているわけじゃない。代わりに、都道府県ごとの条例で定められてるんだよね。
一昔前はゆるゆるだったけど、今はいろんなことに厳しいルールが設けられる時代。ちゃんと区分は守ろう。
3つの区分
さて現在のエアガン業界では、主に3つの年齢区分で分けられる。↓のとおりだ。
②…14歳以上推奨
③…18歳以上用
このように別れているが、分けられる大きな基準は対象エアガンの威力だね。簡単に言えば、①、②は弱めで、③は強めみたいな。
まぁ③に限れば、設計上威力がどうしても弱くなりがちなモデルも、中には存在するけど…。
理論上、MAXの威力数値まで出せるよってものは、全部18歳以上用になるかな。

①は完全に子供用…?
最初の1つ目である10歳以上推奨はぶっちゃけ、エアガンに興味を持った子供や大人であれば、誰でも手に取れる区分のアイテム。
吾輩も子供の頃、最初に使っていたのはここにカテゴライズされた、東京マルイ製のハンドガンだったから。
小学生〜中学生あたりであれば、最初の入門として非常に最適。もちろん大人でも、手軽に使ってみたい人ならば十分アリ。

基本的には手動のエアーコッキング式か、乾電池で動かす電動式のどちらか。威力は弱いものの、飛距離を伸ばすシステムを搭載。
そのため、射撃するのであればそこまで大きな問題にはならないね。子供向けなので、比較的値段も安いものが多い。
現在の国内メーカーでは、主に東京マルイとクラウンモデル製が大半を占めるカテゴリ。他のメーカー製のは見たこと無いけど…。
なので選ぶのであればこの2択だけど、基本はマルイのものでいいんじゃないかな。
前まではそう思っていたんだけど、いつからかマルイが発売し始めた、エアコキ式のリボルバーが出てから、そうでもなくなったか?
10歳以上用なのに、かなり値段が高いモデルが増えてきたので、明らかに大人をターゲットにしてるんだよね。
これらは既にエアガンをある程度知っている人向けって感じなので、最初の一丁にはちと敷居が高い気もするけど…。

②はマルイ独自の区分
次は14歳以上推奨に分類されるモデルたちだけど、まずこの区分を使っているのは、現状だと東京マルイのみ。ここだけだね。
当区分の誕生とともに世に出た、ガスブローバックの「ハイキャパ5.1R」から始まったもの。
長い間コレだけだったけど、このあと更に電動ガンでの採用も行われている模様。
10歳以上用との違いは、まずガスを発射に使うガスブロ方式が出たこと。そして電動タイプは、バッテリー接続式に変わったところかな。
それと中身をいじって改造できないように、通常分解などもできないようになっている。まぁそこいじると、何でもできちゃうから…。
ただし弾の威力そのものは、10歳以上用と全く同じで弱めではある。もちろん飛距離を伸ばすシステムは、ちゃんと搭載されてるけど。
このガスとバッテリーは、中学生以上の子供が説明書を読んで、適切に扱えると判断されたから、パワーソースとして採用されてるみたいだ。

その代わり質感は同社製の18歳以上用とほぼ同じで、サイズ感や使用素材がしっかりしたものに変わっている。
まぁ最もニッチな区分なので、エアガンの市場的にはどうなんだろう、と個人的に思う部分もあるけど。間口が広がるのは嬉しいね。
だからまだ18歳まで到達してないけど、はやく大人と同等のエアガンを試してみたい、背伸びをした中高生向けといえるか。
③は今も昔も主流
最後の18歳以上用は、まさしく大人向けの製品群たち。どのメーカーも、基本的にはこれだけあるいはこれが一番多いって具合だ。
電動・ガス・エアーコッキング全てに対応する、最も幅広い年齢区分よね。
王道から超ニッチまで何でもこなす、実に色とりどりのモデルたちが咲き乱れる、エアガン界のメジャークラス。
18歳に到達した人であれば、真っ先にここから選ぶのが最も無難だろう。
ひたすら性能や取り回しを追求した銃、逆に外観全振りなステータスに寄った特別モデルなど、金額も含めてまさしく大人向け。
エアガンに興味を持ったら、18歳以上になることで一気に世界が広がると言っても過言じゃないレベルの豊富さがウリ。

しかし最大の注意点として、この区分だけ”推奨ではなく以上用”となっている。10歳・14歳はこの年齢以上が良いですよという話だが…。
18歳以上に関しては、そこに達していない年齢の子どもたちが使うことは禁止されているのが、明らかに違うポイント。
記事はじめの方で、各都道府県ごとに条例が決まっているとお話した部分に関わるんだけど、使う側に罰則があるわけじゃない。
その逆で、売ったor渡した側が罰せられる可能性がある。現実問題としては、お店が製品を売っちゃった場合だろうな。
当然そんなことになれば、店側は色んな不利益を被ることになるよね。いずれはエアガンが並べられなくなり、最悪廃業…なんてのも。
エアガン専門店でそれをやられたら、その近辺の愛好家たちが実物を見に行ける場所がなくなり、通販に頼らざるを得なくなるのは厄介。

実際それで問題になった例が過去にあるんだけど、昔は家電量販店でもエアガンを買えた事実をご存じだろうか。
吾輩も子供の頃、近所にあった”ダイクマ”(現在のヤマダ電機に吸収合併された)で、初めて東京マルイのオートマグⅢを買ったんだけど…。
もう一回は、中学生時代に学校近くのヤマダ電機で、同じくマルイ製のコルトダブルイーグルを手に入れたこともあったかな。
ただ2008年にヨドバシカメラ梅田店で、ある事件が起きちゃってね。18歳以上用のエアガンを高校生に売った話があったそうな。
その後その子達がエアガンを使って迷惑行為をしていたら、警察に取り押さえられた。持ち物を検査したら、購入時のレシートが発見される。
もちろん責任追求をされ、以降ヨドバシカメラは全店でエアガンの取扱を中止したという。
他の量販店も、それに付随する動きをしたので、今はどこの量販店でも売ってないよ。

社会的責任が明確に問われたこともあるし、そもそもエアガンって世間一般のイメージからあまり良くないタイプの趣味。
風当たりが強くなりやすいので、少しでも悪化を防ぐためにも必ず年齢区分は守ろう。裏道を通り抜けるのはダメです。
何歳から使って良いのか確認せよ
特に18歳以上用は、年齢的にも一番厳しい制限がある区分。まだそこまで年を重ねていなければ、なんとかして買おうとするのはNG。
自分は大丈夫と思っても、周りに大きな迷惑をかけちゃう可能性が否定できないから。エアガンの取扱は、ある程度慎重にならなきゃ。
そういうわけで、10歳・14歳・18歳のどこに欲しいモデルがあるのか、買う前には必ず確認するのが自分とみんなのため。
絶対に守ろうね。
今回はここまで。特に18歳未満のエアガン愛好家諸君にとっては、時間経過でしか解決できない問題だけど、忍耐の時だと思って。
その我慢から解放されるときに、大手を振ってエアガンライフを楽しんでほしい。