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初心者が自作PCを頑張って組み立てた奮闘記①:[パーツ紹介編]

「自作PCって初心者でも組み立てられる?」

パソコンのパーツを自分で選び、ドライバーで組み立てるのが自作PC。

手間がかかる分出来たときの感動はひとしおだ。

 

吾輩、プライベートのPCを8年越しに新調したよ。

その時パソコンの自作に興味があって挑戦してみた。

かなり長くなるため、始まりから終わりまで数記事に分割してお届けするぜ。

一発目の本記事ではパーツの紹介から。

 

自作PC 初心者でも組み立ててみない?

普通パソコンといえば、完成品をイメージするよね。

折りたたみ型のノートパソコン。

オフィスでよく見かけるデスクトップパソコン。

最近は自宅に置く人も、ちょっとずつ減ってるらしいが。

 

You Tubeなどでも、オンラインゲームのプレイ動画がたくさん投稿されてるよね。

FPS・MMORPGなんかは配信者もいっぱい。

今までは気になった動画ばかり見てたけど…。

大学時代の友達からも、PCゲームを一緒にやろうと誘われてて。

色々パソコンのことを調べてたら、でっかいゲーミングPCが欲しくなっちゃった!

ついでに自作という存在もそこで知ることに。

タート
まぁ何というテンプレ的な流れ…。

 

これの存在を知ってから悩みに悩み8カ月以上過ぎたが…。

とうとう実行に移しパーツを組み合わせて完成できた!

同じ完全初心者さんのために、せっかくだから製作過程を残しておこう。

時間はかかるが、取説と解説サイトor動画を死ぬほど見ればOK。

カンニングしながら組み立てるのならば、十分初心者でもイケる。

出来上がると感動するぞ~。

 

買い替えと同時に自作へ挑戦してみたい

今から8年前ほど。

初めてアルバイトしてためたお金で、自分用のノートPCを購入。

小さいころから、パソコンでゲームするのが好きでね…。

親の目を盗んで勝手に使うほど、興味のある機械だったのよ。

 

こいつなんだけど、たびたびほかの記事でも写真を出してる。

DELLのInspiron 17.3インチだね。

確か公式サイトで買って、お値段8万円くらいだったかな。

なんだかんだ今まで色々ヘビーに使ってたよ。

ただ現在の基準で考えるとと、さすがにスペックが低くてしんどい。

 

今どきだと逆に少ない、HDDにOSが入ってるノートだからね。

起動も動作もかなり遅く、よくフリーズしてくる。

んで耐用年数的にも、割と怪しい期間が経ってるし…。

早く買い換えないとなぁと思い、去年の1月からどうするか迷ってたんだよ。

ラガン
そんだけ使ってりゃおかしくなるよなぁ~。

 

最初は今からちょうど一年前に、BTOショップでの注文にしようと思ってたのよ。

自分でいくつかカスタムして、専門ショップのPCを買うやつ。

友達もドスパラのガレリアと、TSUKUMOのG-GEARなどを持ってたし。

ただ細かいパーツの仕様を調べるうちにこう思い始めちゃって。

「出来合いの見た目じゃ面白くない!」

「せっかくならお金と時間がかかってもいいから、自分で一から選びたい!」

と思い、自作代行をお願いするか自分で組み立てるかにシフトチェンジ。

 

まぁちょうどいい経験にと、一回くらい自分で全部やってみるかと決断。

最終的にはほんの一部を除き、自分で組み見立てることにしたぞ。

パーツ選定、実際の組み立てともにかなり労力を使ったものの…。

この組み合わせしかない、自分だけのPCを組めて大満足。

愛着の湧き方も、所有欲も半端じゃなく満たされますわ!

 

初自作に使うパーツの紹介

前置きが長くなったけど、使うパーツ一式をご紹介。

パーツは一つ一つ、じっくりネットで性能等を調べてから購入すべし。

幸い、今はネットサイトや動画で解説がいっぱいあるからマジ便利。

選ぶ基準や注意点など、すでに経験のある先人たちが細かく教えてくれるからね。

非常に助かりましたわ~。

 

ちなみに今回から始まる自作PCのお話。

組み立てたのが2020年の9月ごろ。

本記事投稿が2021年の1月で、だいぶタイムラグが空いてるが気にしないでほしい。

ちょっと写真がなかなか用意できなくて、投稿準備が整わなかったんです…。

 

CPUは初めてRyzenをおともに

パソコンの脳であるCPU。

IntelかAMDのどちらにするか。

多くの人はIntelだと思う。

吾輩も、最初はIntelにしようと思ってたけど…。

AMDのRyzenが安いうえに優秀だそうな。

急遽路線変更し、選んだのがコレ。

 

Ryzen7 3700Xだ。

CPUクーラーも入っていたよ。

Intelでいえば、Core i7並みのCPU。

省電力ながらパワーはかなりのモノらしく、評判が特に高い3700X。

世代で言えば、第3世代のZen2(数字が矛盾している)のミドルハイクラス。

8コア16スレッドのパワーをほこり、どれだけ処理能力がすごいのか楽しみ。

 

値段は購入時の価格が39,000円ほど。

ただTSUKUMOで購入した時、セット割が効いていた模様。

レシートを見たら、33,000円くらいで手に入った。

ちなみに購入してから3週間後に、RyzenのZen2シリーズは大きく値上げ。

すぐ直後に次世代のZen3を控えていたため、生産が絞られていたとか?

色々なうわさがその時飛び交ってたよ。

これについてはタイミングが良く、すごくラッキーだったな。

アナゴン
自宅に帰った後、レシートを見てたら値引きされてて不思議だったみたい。

 

GPUはRTX2070SUPERのホワイトモデル

お次はGPU。

上のCPUは内臓グラフィック出力機能が無いため、これが絶対に必要。

じゃないと画面を映すことができない。

選んだのはコレ。

 

玄人志向のRTX2070SUPER。

全体が白いモデル。

これは最初の時点で使おうと思ってたGPUだ。

始めは白とピンクのPCを組んでみたく、これとケースを合わせてみたかった。

しかし、ケースは後で変えてしまったためカラーは白黒のパソコンになったけど。

 

さらに言うと、途中このモデルじゃなく別のシリーズにも浮気しかけた。

同じNVIDIAのGPUだが、GERFORCEじゃなくてQUADROのほう。

こっちはクリエイター向けのGPUなんだけどね。

ただ色々調べなおした結果、必要ないことが分かったので元に戻した。

 

値段は61,000円ほど。

Amazonでの値段変動が激しいパーツで、買うタイミングに難儀したぞ…。

買った直後に2,000円下がって、「オイ!」と思ったが。

まぁもういいや。

ちなみに現在なら3000番台が出ているので、新しくならそっちを買うのをお勧め。

もう2000番台を買う意味はあんまりないかもな。

ヴィーゼ
値段と性能の兼ね合いを見て考えたほうが良さげ!

 

ちなみに一切光らないのかと思いきや、正面ロゴの一部だけ光る仕様。

公式HPには何も書いてなかったんだけど…。

別記事に完成品の写真を載せるので、良かったらそっちもどうぞ。

 

マザーボードはASUSさんにお任せしてみる

お次はマザーボード。

各種パーツの接続をすべて担うパーツ。

選んだのはコレ。

 

ASUS製のマザーボード。

X570 PRO/CSMだね。

これについてはぶっちゃけ見た目で選んだ。

なるべく白い見た目の部分が多そうなやつという基準で。

あとLEDで自身が光りつつ、他パーツも光り方を制御できるのも大事。

後で説明するケースファンは無理だったけどね…。

 

ASUSにした理由は、モニターとメーカーを合わせたかっただけ。

なんとなく良さそうという、適当感万歳である。

CPUと対応するチップセットだけは入念に確認したよ。

 

CPUグリスは猫でおなじみ

一番初めに見せた、Ryzen 3700Xに標準搭載されたグリス。

量が多いうえに固まりやすく、破損事故を起こしやすいもので有名。

(詳しくはCPU スッポンで検索)

とにかく経年劣化しても固まりにくいものが良い。

そんなわけで選んだのはコレ。

 

親和産業のSMZ-01R。

付属のシールが猫なので、通称”猫グリス”と呼ばれるものだね。

とりあえずこれ塗っておけば問題ないらしい。

凄い柔らかく塗りやすいし、熱もきちんと運んでくれる模様。

塗り直しとかあんまりしたくないし、出来るだけ耐えてほしいところ。

だってまたパソコン解体したくないもん!

 

CPUクーラーは安定の虎徹さん

次は発熱したCPUを冷やす装置。

クーラーは定番中の定番にしておいた。

 

サイズより発売されてる”虎徹 MarkⅡ”だ。

めっちゃ使用者が多い空冷式のクーラー。

本当はZALMANの白いクーラーの予定だったんだが…。

急遽お店で予定を変更してこっちにした。

さらに虎徹には付属ファンがあるが、別のモノに換装もできる。

同じサイズから発売されてる、白いケース用のファンを一つ追加。

 

これを虎徹に装着すれば、疑似的に白いCPUクーラーにできるとのこと。

てかCPUに使うファンって、ケースファンと共通に使えるのな…。

店員さんが教えてくれなきゃ、こんなの考えてもみなかったアイディアである。

全く光らないが、これで虎徹もぱっと見は白いクーラーに早変わり。

あの店員さんのアドバイス、かなりありがたかった。

コール
ファン入れ替えOKなのはありがたいね~。

 

電源は超花の狙ってた白いやつ

お次は電源ユニット。

パソコンの全てに電気を行きわたらせる大事なもの。

性能には直接影響しないけど、妥協はできない部分だ。

こいつが動かないとPCの中身は何も動かないから。

選んだのはこれ。

 

SUPER FLOWERの白い電源。

LEADX Ⅲ GOLD ARGB 850Wだ。

真っ白ボディにフルプラグイン対応。

搭載ファンと接続端子がLEDで光るタイプ。

おまけに80+GOLD認証のすごいやつ。

これも当初から使おうと思ってたのね。

 

白くてRGBで光るユニットと言えば、パーツ選定時点ではこれしかなかった。

選択肢が全くないが、幸い評判はいいので迷わずこれを。

しかもワット数が最大850Wまでのモデルで、一番大きいやつを選んだよ。

この下の750Wモデルとあんまり値段差が無くてな…。

クロミちゃん
この白い見た目がアタイの肌と同じ美しさを誇るワネ。

 

PCケースは待望のミクさんコラボモデル

次は外装部分。

全てのパーツを中に収めるケースだね。

選んだのはコイツ。

 

Thermaltake製のVersa H26。

安い割にはなかなか優秀で有名なケース。

これをTSUKUMOの手によって、初音ミクさんとコラボしたモデル。

初めはSilver StoneのSETA-A1ローズゴールドの予定だったんだよ。

ミドルタワーでピンクっぽいのがこれしかなかったから。

ただ、しばらく経ってミクさんモデルが出ると聞き急遽こっちに鞍替え。

ミクさんかわいいしやっぱり勝てないよ(棒)

 

ベースのVersa H26ブラックから、一部仕様が違う。

フロントパネルとPCIEスロットのカバー部分とか

ここは別パーツの色違いがある関係上、好みで付け替えれるよ。

本体上部のダストカバーもミクさんのエメラルドカラー。

それとケース後ろ側に、灰色のケースファンが1つ付属。

LEDで光るタイプじゃない。

 

サイズはミドルタワークラス。

といっても、初めて見る人だと実物は想像以上に大きいよ。

配置する場所のスペースはしっかり確保しておこう。

アザラシちゃん
ぴ~ぴ~ぴ~(ちょっとこれ置く場所あるの?)

 

ケースファンもがっつりミクさん仕様のモノ

ケース内部の空気を循環させるファン。

電気を使うのでパーツが発熱してしまい、どんどん空気が高温になるんだよね。

もちろんそのままだとやばいので、空気をファンで入れ替える必要がある。

そのためのケースファンは、やっぱりこれじゃないと!

 

またThermalTakeのPure Plus 12 RGB。

3個入りパックでさらにミクさん仕様のモデル。

一つにつき5個のファンを制御できるコントローラー入り。

これを2パック分使うよ。

 

残念ながらマザーボードのイルミネーション同期はできないけど…。

その代わりThermalTakeのソフトで、光り方の一括制御ができるタイプ。

9個のLEDと、エメラルドの外装・白いブレードがさわやかなやつ。

パソコン内部の印象を大いに盛り上げてくれるかわいいファンだ。

 

ファン中央部にはミクさんのシルエットも入る。

光る面積が大きいので、好みは分かれそうだけど。

ちなみにファン一つで売ってくれないんだよね。

本当は7つのファンでそろえたかったのだが、それは無理だった…。

単体で売ってくれねえかなぁ、TSUKUMOたん。

ジェラトーニ
おお~僕の毛の色のように鮮やかなエメラルドじゃないか~(ニヤニヤ)

 

メモリは定番G SKILLのちょっと豪華なもので

お次はメモリだな。

パソコン内部での作業机に相当するパーツ。

これが多いと、一度にいろんなソフトを立ち上げたり処理速度が上がるよ。

選んだのはこれ。

 

G SKILLのTRIDENT Z ROYAL シルバーバージョン。

16GB×2を使うよ。

これも初めから狙ってたメモリ。

最初は容量だけ8GB×2で考えたけど、せっかくだから大きくしちゃった。

LEDで光る+見た目の魅力で惹きつけられてね~。

これはマザーボードでの制御に対応済み。

外見にかなり力が入っている分、少し費用がかさんだけど…。

 

ちなみに似たような型番の製品があるので、よく確認してね。

ほぼ同じものが2つあったんだけど、値段が両方違ってたんだよ。

安いほうを買おうと思ったら、Intel向けだったから危なかった。

ちゃんとAMDに適合するバージョンにしといてよかったぞ…。

メモリは特に型番が分かりづらい気がする。

しかも周波数とかも絡むと初見殺し過ぎるよなぁ…。

クタちゃん
数字とアルファベットの羅列が最もひどいクテャね…。

 

SSDはせっかくだし2種類併用

お次はストレージ関係。

SSDは2つの種類を使うぞ。

まず一つ目は、近年数がどんどん増えるm.2タイプ。

 

WESTERN DIGITALのSN550 1TBモデル。

m.2の中では速度が平均的らしいが…。

その分発熱と値段が比較的低めで、初心者向けとのこと。

マザーボードに直接刺すので、ケーブル配線いらずは嬉しい!

しかしこのサイズで、1TBも容量があるとは驚きだわ…。

 

もう片方はこれ。

2.5インチタイプのSSDだ。

 

Samsung製の870 EVO 1TBモデル。

お値段自体は特段安いわけじゃない。

けど性能的にはしっかりしており、2.5インチでの書き込み速度も上々。

との話をどっかで聞いたので、安心してこれをチョイス。

というか2.5インチでもちっちゃくて十分軽いよな…。

 

HDDもせっかくなら入れてみたい

色々と弱点が目立つけど、倉庫用としてまだまだ大活躍のHDD。

内蔵型を使ったことが無いので、せっかくだしぶち込んでみた。

選んだのはコレ。

 

WESTERN DIGITAL WD60EZAZ-RT 6TBモデル。

これまた定番の青タイプ。

すげえな、この容量で1万円ちょっとだからな…。

どんどん想像もしない大容量が簡単に手に入るよ(笑)

 

ただSSDと並べてみると、まぁやっぱデカいね~。

重さもレベルが違い過ぎて驚いたもん。

HDDって重くてがっしりしてるんだな。

初めて手に持ったよ内蔵型…。

当然倉庫用に使う予定。

いっぱいまで使いきれる自信が無い。

 

OSはWindows10一択

これについては迷う余地なし。

Windows10のパッケージ版よ♡

 

念のため何台もインストールできるよう、パッケージ版をチョイス。

ぶっちゃけ安いDSP版もそこまで値段の差はないしね。

吾輩Windows以外使ったことないので、これでいいのです。

中身はUSBなので、どのPCケースでも対応できるな。

 

組み立てに使う道具はシンプル

最後に組み立て作業に使う道具を。

基本的にプラスドライバーがあれば済んじゃうんだよね。

一応自宅には父所有の工具セットはあったんだけど…。

一部足らないものがあったから、最低限組み立てに必要なセットを購入。

 

アイネックスより初心者用自作PC組み立てセット。

とりあえずここに入っているもので十分足りる。

+と-で差し替えられる磁力付きのドライバー。

m.2SSDの取り付けに使う精密ドライバー。

ネジを置く金属の皿。

静電気防止手袋もついていて、お値段1,500円くらい。

 

プラスドライバー以外自宅になかったので大助かり。

しかも磁力付きはかなり便利だったなぁ…。

 


あと動作確認用にスイッチケーブルを。

これだけ写真撮り忘れたぁ…。

こいつはマザーボードの電源ピンに差すと、スイッチのONとOFFができる。

無い場合はピンをショートさせて起動するらしいが…。

んなこと怖くてできないので、こういうものがあると助かるよね。

おそらく自作界隈では有名な個人ブログの”ちもろぐ”さんから知ったもの。

良ければ元記事も見てみると勉強になるよ~。

ちもろぐ

第3世代Ryzenは圧倒的なコスパと性能でインテルを追い詰めつつある。おかげで自作PC界は近年稀な盛り上がりを見せていて…

 

それと工具じゃないけど、GPUを支える棒もあわせて使う。

適当にAmazonで注文しといたやつ。

GPUの重さでマザボがたわむみたいなので、支えがあると安心ですわ。


 

いっぱいパーツ揃えた! あとは組み立てだ

必要な部品をそろえるとかなりの量に。

これがすべて、あのPCケースの中におさまるはず。

それでも結構幅を取るんだけどね。

 

とにかく必要なものはそろった。

おおよそ総額は25万円くらいかな。

まぁまぁ想定通りのお値段。

それでもこだわると無駄にかかるのがパソコンです。

次の記事では実際にガチ初心者が手探りで組み込むよ。

良ければそっちも読んでみてくださいな。

 

今回はここまで。

パーツ選びは楽しかった。

選ぶだけなら。

組み込みがマジで大変だったから余計そう思う。

 

こんなにいっぱいパソコンパーツ初めて見たよ!