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初心者向け自作PC組み立て方解説 ②マザーボードへの取り付け

  • 2024年12月19日
  • 2025年8月7日
  • 自作PC

記事公開日:2021年1月6日
最終更新日:2024年12月19日

 

「最初の調理は、マザーボードからじっくり攻める」。全てのパーツを繋ぐ、母なる板。ここに取り付けるのは、パソコンにおけるすべての周辺パーツたち。自作PC用のアイテムがすべて揃ったら、早速組み立てに入ろう。

ここはマザボの取り付けをメインに。

具体的な解説を交えながら、作業を進める。

 

組み立てはマザーボードから

自作PCの作業は、基本的にはパーツ同士の端子&ケーブルのつなぎ合わせ。これがほぼ全てを占める。ひたすらこの作業の繰り返しで、いずれ完成を迎えるブツ。

 

一番最初に手を付けたいのはマザーボード。これに、必要なパーツをくっつけるのだ。

後で起動確認をしたいから。

完成させても、電源がつかなきゃ意味がない。そうなったとき、分解し直すのがとても面倒だ。こうならないためにも、手始めにマザボから手を付けていくよ。

 

マザボにあれやこれや取り付ける

作業の流れは以下の通り。今回は、この順序でこれから説明するね。

マザボにCPUを取り付ける

CPUクーラーのセット

M.2SSDの装着

メモリを挿す

 

順番そのものは、順不同でもOK。あと、モノを広げられる場所の確保も忘れずに。パーツの中には鋭利な部分もあるので、特に指先の怪我には十分注意してほしい。

 

CPUをマザボにセット

マザボの中央に、金色のトゲトゲ(ソケット)がある。そばにレバーがあるので、上げてロック解除。CPUをソケットの位置に合わせて置く。お互いがズレていないかを確認だ。

そしたらレバーを下げてロックを掛ける。もし、少しでも変な引っ掛かりを感じたら絶対に下げ切らないように。そのままゴリ押すとピンが曲がって、パーツを壊しちゃうので。

 

CPUクーラー&グリスのセット

お次は、CPUをクーラーを出そう。もしグリスを塗り替えるなら、替えも準備。またコイツは、製品によって付け方が違う。説明書は必ず読み慎重に作業を行おう。

あと、下の写真左にファンが2つあるよね。元は黒いやつが標準だが、これを白に変更するよ。性能は全く同じの単なる色違い。

 

写真のように、クーラー本体へファンを取り付ける。ヒートシンク(銀色の重なった板)の隙間に、金具を通す。これで側面へ、ファンがピッタリ固定される。

金具が硬めなので、割と力を込めないと引っ掛けにくい。更にヒートシンクは断面が鋭利なので、指を切らないように。

 

ファンの装着ができたら、クーラー底面へ。保護フィルムが貼ってあるので、あらかじめ剥がしておこう。

 

そしたらさっきマザボにつけたCPUへ、表面にグリスを垂らす。分量は米粒大程度でOK。あまり多いと、溢れてマザボを汚しちゃう。

 

次はクーラーの底面で、CPUを上から押し付ける。圧力でグリスが薄く塗り広がるよ。その後、クーラーとマザボをネジ止め。しかし、ここでめちゃくちゃ苦戦する。写真の位置にある2本のネジが、全く締まらない。うまくネジ穴に入らず、回らないんだよね。

しょうがないから力押しで締めることに。マザボがしなるほど体重をかけたので、ヒヤヒヤした…。もう二度と外せない。

 

ネジ締めが終わったら、CPUクーラーだけ掴んでみよう。ロックされていれば、マザボもくっついているはず。

 

最後は、ファンから伸びるケーブルの接続。マザボの表面に、CPU_FANと書かれている箇所を探す。そこに対応するピンへ、ケーブルの先をつなげよう。これをしないと、マザボがクーラーを検知してくれないぞ。

またマザボの種類によって表記が微妙に違う。取説に必ず説明があるので熟読して。個人的には、クーラー周りが一番面倒だった。

 

メモリはビビらず力押しで挿す

次はメモリのセッティングだ。やることは、該当の部分にメモリ本体を挿すだけ。

 

CPUソケットの近くに、4本の長い端子があると思う。マザボによっては2本分の場合も。ここがメモリの場所。両端に、ラッチと呼ばれる固定具もある。

 

マザボの端子、メモリの端子の切り欠きをよく確認。位置がピッタリあっていれば、そのまま上から押し込む。やることは簡単だが、ヒヤヒヤするポイントでもある。マザボがしなるほど力を込めないと、硬くて入らない。

意を決して、思い切り行こう!

 

無事に刺さると、カチッと音が鳴る。加えてラッチを見ると、外に倒れてロックがかかるよ。これで無事に、セット完了だ。一つ注意点として、刺す場所が決まっていることを忘れずに。これもマザボの説明書に指示があるので、きちんと従うように。

適当に刺すと、メモリが認識されないぞ。

 

M.2SSDを滑り込ませる

次は、M.2SSDを付けるよ。専用の設置場所があるので取説を確認。ここにSSDをそのまま刺す。ただし刺しただけだと、マザボに固定されない。ここで用意した、唯一の出番精密ドライバーを使う。

SSD左側に半円のくぼみがあるはず。ここにネジでしっかりロックだ。後は、上から銀の板(ヒートシンク)を被せる。これで完了だ。

 

ここで起動確認を挟む

ここまできたら、マザボ関連の組み立ては終了だ。できればこのあたりで、一度起動確認をしたい。電源ユニットで、マザボとコンセントを繋げばできるから。ケースに組み込む前に、やっておいたほうが後で楽よ。

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次回はPCケースに着手

この時点での進行度は、だいたい約20%くらい。一旦ここで区切りにして、これ以降は次回にまわそう。初めてだと、なかなか手強い作業の連続だからね〜。まぁ、落ち着いて。

 

今回はここまで。マザボ周辺は静電気に弱いので、そこも気をつけよう。除電手袋をつけたり、冬以外の季節に作業してね。次はマザボをPCケースに組み込んでいくよ。

次回

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