記事公開日:2020年4月28日
最終更新日:2024年11月13日
「大事なキーボード、ずっとキレイな姿を保ってあげたい」文字入力には欠かせない、PCライフの相棒であるコイツ。
これがないと、仕事がままならない。
そんなキーボード、非常に汚れやすいことで有名だ。吾輩はお気に入りを汚したくないので、予防策を張ることにしたよ。
シリコンラップでカバーしよう。
覆っちゃえば、掃除する必要は無くなるぞ。
キーボードカバーはシリコンラップ
パソコンの作業には欠かせないものの一つに、キーボードがある。文字・コードなどの入力には、こいつが無いと話にならない。
あるいはPCゲームでも、引っ張りだこな存在だ。仕事にも遊びにも、PCがそこにあればキーボードもセットで使われるよね。
このキーボード、直接手で触って使うもの。形状を見ればわかる通り、スキマが非常に多い。
そう、汚れがかなり溜まりやすいのだ。
吾輩、一時期キーボードの沼にハマって高めの製品をいくつも買い足したことがあってね。
汚れにかなり敏感になっちゃった。。
とにかく汚したくないので、なんとかならんかしら。そんなわけで、上に被せるキーボードカバーをすげえ探したんだよ。
残念ながら専用品は見つからなかったが、使えそうな代用品を見つけた。
それは100均のシリコンラップ。
洗って再利用もできるすぐれものだ。
専用のシリコンカバーが全く無い
キーボードが汚れる原因は、主にこいつらだ。指の脂・髪の毛・部屋のほこり・お菓子の食べカスなどなど。
これがキーの間にある隙間に入り込み、合体することでどんどん汚くなる。
なら直接指で触らず、隙間の上に天井を作れば汚れない。そのためにキーボードのカバーが、世の中には色々出回っている。
小学校のパソコン室に行くと、必ずあった。
しかし厄介なことに、キーボードってみんな微妙に形が違うのね。キーの数・配列・おまけの機能などで、本体の形が微妙に変わるんだよ。
例えばこいつ。吾輩がキーボード沼に入るきっかけになった、Razerのキーボード。フルサイズでJIS配列の有線タイプ。
記事公開日:2020年2月18日最終更新日:2024年10月25日 「普段使うキーボードとはまるで違う、異世界を体験してみる」。PCでの文字入力には必須とも言える、大事なデバイス。コレ無しに耐えられない[…]
こっちは更に数年後に買った、FILCOのキーボード。フルサイズかつJIS配列で有線なのは、さっきのやつと全く同じ。
しかしよく見ると、スペースキーや左下のctrlキーの大きさが違う。という感じで、別メーカーで比べると完全に一致しないんだよ。
話をいったんキーボードカバーに戻すけど、あれは全てのキーが本体と一致しないと、当然ながらハマらない。
だから一つ一つ専用品になって、使いまわしが効かないのも困りもの。実際通販とか巡っても、使えそうなものはほぼ見つからないわけだ。
じゃあどうすんねん。


シリコンラップで全てを覆う
そんななか、ふとTwitterを眺めてたらこんな情報を目にした。「シリコンラップを被せれば、どんなキーボードもイケる!」とのこと。
そりゃ汚したくないもんなぁ…。
どうやら100均に売ってるようなので、さっそく近所のダイソーへ。お目当てのものを見つけて、数枚買ってきたよ。
こいつは正方形なので、横長のキーボードには複数枚使って覆い尽くそう。
使い方もへったくれもないけど、一応説明するね。まず使用前に、食器用洗剤で適当に洗おう。
その後、広げながら吊るし干しを行い、付着した水分を飛ばす。完全に乾燥したら、キーボード全体を覆うように乗せるだけ。

このラップは表と裏があって、凸凹している方が表。逆に凹凸がなく、粘着性があるのが裏だ。
さっそくRazerのキーボードに添えてみた。ラップ同士は少しだけ重なるようにすれば、疑似的に大きな1枚として使える。
裏の粘着面は、キーに引っ付くので多少のズレは耐えてくれるよ。激しく入力すると、ちょっとずつズレてくけど…。
ちなみにフルサイズキーボードに対して、LLサイズのラップは3枚必要。テンキーレス以下のキーボードだったら、2枚で十分まかなえる。
ラップ同士を重ねる範囲を調整すれば、キーボード外にはみ出す量も抑えられる。あるいは、シリコンラップを裁断するのもあり。
吾輩は面倒なので、3枚分をそのまま。
表面を触った感じは、ラップが汚れていないと少し引っかかりがある。埃を吸着してくると、その引っかかりは軽減されていくかな。
キーの文字に対しては、ラップが透明なので黒文字なら見づらくならない。写真のようにLEDで浮かび上がっていても、認識自体は問題なし。
若干、視認性が悪くなる気はするが。

打ちやすさについては、汚れ防止と多少トレードオフかな。正直ラップがあると、ちょっとタイピングがしづらくなる。
高速入力を求める人なら、被せないほうが良い。逆にとりあえず入力できればって人なら、そんなに気にならないかも。
汚れからの防御性能は十分レベル
肝心の汚れ防止には、どれだけ効果があるかな。ラップを被せ始めてから、自宅で半年経過した後が下の写真。
この期間は、ラップこそ洗ったもののキーボードはノータッチ。一切掃除しておりません。
キー同士の隙間を見ると、髪の毛や埃がほぼ無い状態だ。非常にきれいで、ちゃんと分解して掃除した後みたい。
キートップを見ると、何か汚れがあるように見えるかも。ただこれは、ラップの接着痕がちょっと残っているだけ。
指で触ることによる摩耗および、光の反射で出るテカリも全く無し。薄い天井を作るだけで、ここまで汚れ防止になるとは…。

手で触りまくったラップについても、洗えば清潔さが戻ってくる。そのうえ、丁寧に扱えば破れることもほぼ無いので問題なし。
3年ほど使ったが、ラップも無事。
買い替え不要で、コスパはぶっ壊れ。
シリコンラップ強すぎワロタ
1枚100円(税抜)で、掃除の手間がほぼ省ける。お気に入りのキーボードが、ずっとキレイな姿で。
お気に入りのキーボードに、この効果は絶大かつかなり嬉しいよね。
ちょっぴり使い心地が下がるかもしれないが、そんなのは些細な問題。とも思えるレベルで、ラップの強さがすごかった。
汚れ防止にシリコンラップが強い。
そしてカバーのように被せて、埃などから守ってあげるのが良い。
特にパソコン回りは、静電気とかの影響で汚れが溜まりやすい。そのたびに分解して掃除して~は、かなり大変。
最初から予防しよう。
今回はここまで。
散々お世話になったシリコンラップ。だが今は、より利便性を求めて別のも使ってるよ。
なんというか、サランラップの強化版みたいなね。それはまた別の記事でお話しようかな。