記事公開日:2018年8月26日
最終更新日:2025年3月21日
「中野ブロードウェイに行って、初めて気づいてしまった現実」。この場所は、ちょっとディープなオタクが集まる、聖地の一つ。
東京のサブカルスポットである。
吾輩はオタクなので、ここに行けば好みに合うグッズがもしかしたらあるかもしれない!と思って、初めて一人で行って場内を散策してきたよ。
ただ一つ言わせてくれ。
素直にアキバに行ったほうが良い。
中野ブロードウェイとアニメグッズ
この施設は大型の商業施設として、1960年代に作られた場所。今もその姿を残す、東京都中野区にとってのシンボルマーク的存在。
あの有名な”まんだらけ本店”を擁し、一躍サブカルチャーの聖地として名前が大々的になった、オタクゆかりのスポットだよね。
とはいえ、全てがそれに染まっているわけじゃなく、色んなタイプのお店が集合した、ちょっとした混沌空間が広がっている。
ナナシノゲエム懐かしい。


東京のオタクスポットと言えば、やっぱり秋葉原は外せない。まぁ最盛期と比べれば、だいぶ街の様子も変わったので…。
今は一概にオタク御用達とは言い切れないが、それでもアニメグッズを多量に取り扱う巨大なマーケットであるのは間違いない。
吾輩はアニメ(もとい2次元美少女系)グッズ集めが好きなので、オタクとしては中野側もチェックしてみたい気持ちがあってさ。
試しに行ってきたよ。
ざっと施設内をひと通り回ったところ、よくわかった。単なるアニメ・美少女好きオタクが行っても、大した収穫はできない。
あそこはそれ以外の、例えば昭和時代を象徴するようなコンテンツのほうが圧倒的に多い。今寄りではないかなぁ…。
アキバを巡るほうが楽しかった。
中野はアキバとは違う…
そもそもサブカルチャーっていう括りが大きすぎて、細分化すると結構その人の好みって別れるんだよね。だから難しい。
一言にオタクと言っても、どういうタイプが好きなのか。人ごとに全然違ってくるので、ある意味場所にもあてはまるというか。
アキバはわかりやすいオタク向け、中野は古の時代から続くオタク向けという、大きな傾向の違いがよーくわかったわ。
そりゃ合うわけがない。

我輩自体は、就職したての頃が一番アキバに通ってたものだから、その感覚のまま中野ブロードウェイにも期待を抱いちゃった。
ただ現実は、自分の好みとはなんか違うものが、店内にずらりと並べられているシーンが圧倒的に多い。いや、そうじゃないんよ。
一応少しだけは、アキバと似たようなラインナップのお店もあったけど、やはり割合としては非常に少なく、落胆が止まらなかったなぁ…。
ああ決して、中野ブロードウェイそのものをけなすとかそういうことじゃない。単に吾輩の好みにあわなかっただけ、という話なので。
中野〜アキバ間は遠くない
距離的に考えても、この2個所同士は劇的に遠いわけじゃないから、アキバに行ったほうが良い理由にもつながってくる。
中野駅はJRと東京メトロが通るので、アキバまでの道のりも別に複雑じゃない。
地上のJRを使うなら、中央線(中野→新御茶ノ水)からの総武線(新御茶ノ水→秋葉原)でOK。
東京メトロを使う場合、東西線(中野→末広町)の乗り換え無し。目的地の末広町は、アキバメインエリアの端っこですぐそば。
ちなみに3番出口から出入りすれば、すぐにアキバの大通りに出られるよ。どっちにしろ大して遠くないので、マジで迷わずに秋葉原へGOだ。
紹介するだけする
とはいえ、せっかく一日かけて散策してきたので、ざっくり施設内をお見せしたいと思う。じゃないと本当に行った意味が無くなっちゃう。
中野駅を北口から出ると、中野サンモール商店街の入口があるんだけど、アーケードをひたすら真っすぐ進もう。割と長い。
歩いていればそのうち、遠目からでもよくわかる中野ブロードウェイの入口が見えてくる。アーケードの終着地点にあるよ。
フロアはB1〜4Fの5階構成。基本的にグッズショップが点在しているのは地上階のみで、地下はグルメ街みたいな雰囲気に。
ちなみに現地を見た時は2018年の夏頃でだいぶ前だけど、当時の記憶と現在の公式HPを確認しながら書いてるので、安心してくだされ。
1階は一番店が多く開いていた
ここだけ写真を撮り忘れちゃったんだけど、さっきの入口から行ける最初のフロア。全体的に個人商店が多く、もっとも活気があった感じ。
ブティックや薬局、靴屋など近くの住人が利用するようなお店かな。あの時は気にしなかったけど、パソコンショップのじゃんぱらもあったのか…。
ビル左側の細長いスペースには、通路をまたいでゲーセンがぶち抜きで営業してたよ。当時はアドアーズで、今はnamcoが運営する模様。
フロア内にはエスカレーターがいくつか設置してあり、下はB1に向かうのはいいとして、気を付けるべきは上に行く場合だ。
表示はちゃんとあるけどよく見ずに乗ると、2Fをすっ飛ばして3Fまで上がってしまう。2Fに行きたいときは階段を使おう。

2Fが一番使えそうではある
午前中に行ったんだけど、この時点で一部の店舗がまだ営業開始前ということもあり、シャッターが降りた通路を進む。
少しさみしい雰囲気だが、大体12時を回ればどのお店も一様に開店するかな。
見たところ、2Fが一番アニメ・美少女グッズ好きオタクにとって、もっとも役立つお店が多いところだと思う。唯一の見どころ。

中にはまんだらけ各店舗や、らしんばんが軒を連ねており、見慣れたタペストリー・フィギュア・抱き枕カバーなどがあったからね。
オタク部屋を作るためのグッズを探すなら、ここでじっくり品定めをするのが良いかと思われる。品揃えそのものは、アキバと似てる。
ただ規模的には、あっちがフロア全域単位に対してこっちだと、フロア一角レベルなので小ぢんまり感は否めない。
3Fはブロードウェイを象徴する
写真は3Fでも最も人通りが多くなる場所で、天井も高い。上部は青空の模様に照明をあてたものが使われており、開放感があるね。
イマドキの天井全面LEDディスプレイとかじゃないと思うけど、なるべく閉塞感を与えないような昔ながらの配慮だと思う。
この階に、当施設を有名にした”まんだらけ本店”が存在している。高く真っ赤な本棚に圧倒される、まんだらけ勢力の迫力は凄い。
まぁ中を覗いたら、想像してたのと違っていたけどね…。ただ好きな人にとっては、至高のスペースであることには変わりない。

また一つ気になったのが、”フジヤエービック”という音響専門店。吾輩には考えられないクラスの、超高級イヤホンが大量に置いてあったな。
数万円でも目ん玉飛び出るのに、平気で何十万円クラスもあったりして、音の世界は沼が深そうだなとしみじみ思う。
今ならアキバのe-イヤホンでいい気が…。
4Fはガラッと雰囲気が変わる
一番上の4Fにやってきたが、建物内に置いてあるとは思わない巨大な鳥居。それと全くもって意味がわからない「変や」のお札。
ホラーゲームかなにかか?
ここはまんだらけの一店舗なんだけど、中に入ると非常に古い大量のグッズに囲まれた異空間が広がる。昭和時代に逆戻りしたかのような…。
しかも中には、戦前に作られたものすらあるみたいで、吾輩の琴線には触れないものの、相当貴重なものなのは容易に想像が付くよ。
もう一つ、4Fの目玉といえばコレ。夜の古い飲み屋街の入口とも言えるこの場所は、中野ジンガロ横丁というスポット。
ただしお店が密集しているわけじゃなく、アーティスト:村上隆氏の個人事務所だとのこと。凄すぎる作り込み。
ちなみにすぐそばには、「Bar Zingaro」というお店があり、ちらっと外から覗いてみたらかき氷を食べている人が多かったな。当時は。
しかし現在公式HPを見ると、「純喫茶ジンガロ」という名前で2Fにあったので、もしかしたら場所が変わったのかもしれないね。
B1は飲食店が多い
ここも写真を撮ってなかったんだけど、飲食物関係のお店が地下に密集したB1フロア。天井が低く、人も多いので動きづれえ…。
ちょうど向かった時がお昼時だったので、よろしくないタイミングだったかも。まぁしょうがないので、ざっくり散策したよ。
一番目を引いたのは、「デイリーチコ」というアイス屋さん。とにかくアホみたいにデカいアイスがウリで、女子高生を中心に賑わってた。
写真撮って盗撮!とか言われたら終わる。
もちろんお昼ご飯を食べられるお店もいっぱいあるので、中野ブロードウェイのランチ時は地下に潜ってみるのがおすすめ。
他のフロアにも飲食店はあるけど、地下が安パイ。吾輩は結局何も食わずに帰宅したが(笑)。
アニメグッズ探しには適さない
というわけで、施設を一通り巡ってきたけど残念ながら、ライトなアニメオタク的にはあまり見どころがない結果に終わっちゃった。
0とまでは言わないけど、普通にグッズを買い求める場所には向いてないと思う。我輩と似たようなオタク諸君は特に。
素直にアキバへ行こう。
今回はここまで。まぁそのアキバすらも、現代ではもはや行く必要がかなり薄い場所だとも思う。最高率を求めるなら、通販で全部良くね?
身も蓋もないけど。