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ミクダヨーさんが怖いのにとんでもねえフィギュアを手に入れた

「電子の歌姫こと初音ミクさんのフィギュアが手に入った!」

それ、本当にミクさんのフィギュアか?

もしかして似たような何かと勘違いしてませんか?

 

ミクさんと言えば、その姿だけでもいろんなバリエーションがある。

がしかし、その中でも最も特異点として存在するアレがいるのだ。

そう、ミクダヨーさんを決して忘れてはならない。

昔から気になって気になった仕方なかったため、意を決して御神体を手に入れてきた。

”ミクダヨー 1/8スケールフィギュア”をレビューしていきます。

全てを自愛(棒)に満ちた目で温かく見守ってくれるよ。

 

ミクダヨーさん SEGAの奇跡的な誤算が怖いキャラ

ご存じ、VOCALOIDとして売り出されたキャラクターである“初音ミク”

最も勢いが盛んだった2010年前後に比べ、今は少し落ち着いているものの…。

電子の歌姫としてキャラを確立し、二次元コンテンツに大きな勢力を作った。

 

元々歌を歌わせるDTMソフトなのだが、ボカロPが生まれては楽曲を世に送り出す。

それがSEGAの目に映り、Project DIVA」シリーズとして音ゲーが展開。

このシリーズは、主にPSP・PSvita・PS3・PS4でプレイできる。

また派生タイトルとして、Nintendo3DSでできる「Project mirai」なるものも。

吾輩の妹様が、一時期熱心にプレイしていたな。

 

その「Project mirai」の販売促進用キャラクターとしてデザインされたのが…。

通称ダヨーさんこと“ミクダヨーさん”なのだ。

巷では怖い・コレジャナイ感がすごいとのことで、多数のコラ画像が飛び交う始末。

一部では、SEGAが生み出した妖怪ともいわれることも…。

 

そんなキャラが、ずっと前にフィギュア化して気になってたのよ。

ネタ的な意味でだけど。

それで意を決し、手に入れてきたので今回はじっくりレビューしていきたい。

前評判は怖いなどいろいろ言われていたが、実物はそれに相違ないフィギュア。

恐ろしくインパクトがあり、ある意味お守り?にも使える…のか?

 

可愛いはずなのに得体のしれない恐怖がある

さっそく写真を交えて、本体をレビューしていくよ。

全体を見ると、まさに邪神のご神体にしか見えない…。

まず初めに、フィギュアの全体像を。

 

基本的に女キャラのフィギュアというものは、大半が美少女キャラだ。

もちろんキャラの体格も関係してくるが、みんな大体細身なんだよね。

そしておっぱいやお尻が突き出るのがデフォと言う、二次元特有のボディ。

 

しかしどうだろう。

ミクダヨーさんを見てみると、彼女は明らかにそれとはかけ離れている。

ずんぐりむっくりとしたボディと、異様にデカい頭頂部が不気味さを物語る…。

顔を見ると、真正面はバカにしたような表情・左側面の表情は邪悪な笑み。

じわじわくる。

タート
そういえば、僕たちの仲間にもこんな表情をしたやつがいたような…。
ダッフィー
それ以上言うと面倒な奴が飛び込んでくるからやめておけ。

 

若干前かがみになっているのは仕様

この写真、横から撮影したのだが少し前かがみ気味になってるね。

フィギュアが歪んでいるわけではなく、キャラの設定を再現した結果なのよ。

なのでこれが正常。

 

いわゆる“着ぐるみ状態”みたいな感じで立っている、と思ってもらえればいいかも。

着ぐるみって、頭部が大きく重いから前かがみになりやすいんだ。

更に体がミクダヨーさんから見て右に傾いているのは、支える台の仕様によるもの。

 

このフィギュアは、一般的に台座に足をはめ込んで支えるタイプのモノではない。

後ろ首にこの支柱を引っかけて立たせるといったタイプで使用する。

この上の部分にダヨーさんの首を喰い込ませて引っかけるのだが…。

御覧の通り、デフォルトでちょっと右肩上がりのナナメ具合になっている。

だからダヨーさん本体も、立たせるとちょっと斜めになるんだよ。

加えて上に出っ張りもあるため、前かがみ姿勢になります。

 

狂気を感じる頭部周辺

次はこのフィギュアで最も特徴的と言える顔やその付近の部分を見る。

先に顔面から。

 

いかんせん目は大きく、かわいらしいはずなのだが…。

やっぱり本家の笑顔に比べると。すさまじいコレジャナイ感がバシバシ伝わる。

笑顔なのに、すごく人を嘲り笑っているような顔でイライラする(笑)。

頬っぺたも、よくしもぶくれと言われるようにふっくらと下に伸びている。

持ち持ちしていそうなほっぺだけど、実際はガチガチに固いよ。

うわ、絶妙にむかつく顔つきだな…。

お次は頭頂部。

 

ここは普通のフィギュアと違い、固い素材ではなく材質が毛でできている。

公式サイトでは「着ぐるみの質感をリアルに再現した」と紹介。

触った感触はなんだろう。

例えが難しいのだが…。

よく家で飾るクリスマスツリーの毛でできた装飾品の質感?、といった感じかな。

触るとやわらかい毛というより、シャリシャリした質感の毛っぽい。

 

そしてもちろん、本家の初音ミクさんと同様にヘッドセットを常に装備。

一応こちらも“電子の歌姫”(のまがい物)だからね。

しっかりツインテールにも対応しております。

後述するけど、このツインテは手動で動くぞ。

 

わがままボディ♡な胴体

本人曰く“わがままボディ”と称している、ご自身のスタイルがこちらになります。

 

エメラルド色と銀色で構成された、ミクさん公式の衣装をかなりデフォルメ化。

初音ミクと言ったら、やはりこの格好なのでミクダヨーさんもそれに準じる。

すっげえネクタイが長く、スカートの縁付近まで伸びているのが分かる。

ちゃんとネクタイピンも装備して、なびいても大丈夫なようにダヨーさんも気を遣う。

アナゴン
Omochiはスーツ着てても、ダレている感じがするとよく言われているよな?
クロミちゃん
アタイ服装に気を遣わなさすぎるのはさすがにNGね。

手も可愛い感じに短く、いい意味で人間っぽくない見た目。

この腕も後述するけど可動式だよ。

しっかし、胴体と顔の境目に本来存在する首が無い。

これはこれは、まさしくわがままなボディをお持ちのようで…。

ダヨーさんの目の前で、変なことを言うと粛清されちまう。

気を付けないと。

ところで気のせいなのか、後ろから不穏な気配を感じるような。

ま さ か な ?

 

足回り ある意味設定に忠実な長靴

次は下半身…もとい足回り。

 

初音ミクさんはニーソックス+靴だが、ダヨーさんはなぜか長靴。

どうしてこれを装備しているのかは全くわからない。

あ、もちろん色合いは本家と全く同じでございます。

しっかしふっといなぁ,,,、

 

あまり大きな声でいうことでもないのだが。

初音ミクと言えば、履いているおぱんつは縞パンというイメージが強い。

派生キャラであるダヨーさんも、見てみれば柄は準じている可能性が高い。

すいません、ちょっと気になってしまったので…。

ダヨーさん、ぱんつ見せてください。

 

まさかの純白のおぱんつ。

ネットでいろいろ言われすぎてイメージがあれだが、ここにきて清純路線に変更?

まったく飾りっ気のないおぱんつ。

ただ、ぱんつというよりおむつに見えて仕方ないのは吾輩だけか。

 

可動部はツインテールと両腕

途中でちらほら言った通り、このフィギュアは一部可動式になっている。

髪のツインテールが両方。

それと両腕で、計4か所。

 

まず両腕から見てみよう。

下の写真をご覧あれ。

 

両腕とも、前後に大体180°弱ほど動きます。

真横には開かず、縦方向に動くよ。

これによって、ちょっとしたポーズをいくつかとることが可能に。

前後に腕を上げておけば、全力疾走でこちらに寄るダヨーさんを再現。

純粋に恐怖でしかない。

加えて手には付属のぺろぺろキャンディーを持たせることも可能。

 

このフィギュアが発売される前に、不二家とぺろぺろキャンディーコラボがあって…。

その関係で、フィギュア化したときにこのキャンディーもセットでというわけ。

しかしこのぺろぺろキャンディー、非常に手へ固定しにくい。

ダヨーさんの手が開いた造形になっているので、どう頑張っても握ってくれない。

簡単にぽろぽろ落っこちるし、小さいので紛失にはよく注意しよう!

ツインテールは、縦方向に360°回るようになっているよ。

腕と同じく、真横には広がらないので注意。

髪は人の印象を大きく決定づける、重要な要素。

動かすだけで、彼女に持つ印象は結構大きく変わるよね。

こんな感じに、一番大きく見えるようにして威嚇っぽく見せたり…。

ただあまり激しくいじると、髪の毛の部分が削れてしまう感じがした。

なのでそこまで動かさないほうが、フィギュアにとってはいいかも。

 

お守り代わりにこの邪神体はいかがですか?

そんなわけで、ダヨーさんのフィギュアを見てきたよ。

じっと見ていると、精神まで吸い込まれそうになる目玉。

それを彩る、何とも言えない表情やしもぶくれの頬っぺた。

ずんぐりとしたわがままボディは、見るものを狂気の世界へいざなう存在。

出来は素晴らしいけど、とりあえずやっぱり怖い。

 

番犬…もとい御神体として呪術に使うレベルの禍々しさを持っている。

気になる方は手に取ってみては?

よろしくないことが起こっても、責任はとりません。

まぁぞんざいに扱わなければ、その御力を持って加護を授けてくれるような気が。

 

今回はここまで。

本記事で初めてフィギュアレビューをしたよ。

さっそく先日作った作った撮影ブースを使って撮影してみた。

出来栄えとしては、まぁ写真のクオリティが上がったかな?

最初期のころに比べるとだいぶマシなはず…。

 

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