記事公開日:2025年3月24日
「キーボードの見栄えが劇的に変わる、超簡単カスタム」。パソコン用周辺機器として愛用されるこいつは、結構大きい物が多い。
そんなキーボードを更に自分好みに変えられる、お手軽キーキャップ交換をFILCOのキーボードで試してみたよ。エライことになった。
もともとちょっと派手な仕様にしてたんだけど、もう一段階進化してより可愛くなって帰ってきた。オールピンクな完成品!
キーキャップ交換は凄い楽しい…。
FILCOのキーキャップ変更
吾輩は以前、会社員であった頃に職場で使おうと画策していた、外付けのメカニカルキーボードを用意していたんだ。
あれこれあって、結局日の目を見なくなっちゃったんだけど、そのキーボードがコレ。
記事公開日:2025年3月24日 「奥深い国産キーボードの世界に足を踏み入れる」。パソコンを使うときの必須品と言えば、もうこれは誰にとっても絶対に外せない。 今回は日本の有名キーボードブラ[…]
品名は”Majestouch3”の有線フルサイズで、中のスイッチはCHERRY MX 静音赤軸のJIS配列。
通常版は全てブラックで統一されてるんだけど、これは写真の通りケース表面が塗装をされたモデル。水圧転写が施されてるよ。
デザイン名は”アリコルージュ・ボア”といい、ピンク色のウッド系プリント。ちなみにキーボード工房で注文可能なので、限定品じゃない。

実は以前の職場では、これをそのまま投入…というわけじゃなく、さらなるプチ強化をしてから使おうと思っててさ。
専用の道具と、別売りのキーキャップを使って全面ピンクにしてやろうという。事務所には悪い意味で浮き過ぎである。
誰でもできる簡単な改造だ。
メカニカル式の醍醐味といえば
FILCOのキーボードは、すべてのモデルがメカニカル式のキーボード。今更キーボードスイッチの説明はしないけど、人気のタイプだよね。
現代ではゲーム用のキーボードの多くがコレで、下は廉価品〜上は超高級品と幅広い。
メカニカル式はスイッチの押し心地にたくさん種類があって、それが一番のウリであり差別化ポイントではあるんだけど…。
実は誰でもモノさえ用意すれば、最も簡単にキーキャップの交換が可能、という側面も併せ持っているため、デザインを無限大にできる。
後で写真を見せながら解説するけど、原則キーキャップの交換は、メカニカルキーボード以外だと不可能。
多くの人が使うであろう、ノートパソコンに付いてる薄いタイプのキーボードでは、キャップのカスタマイズができないのだ。
ネットの通販とか見ても、吾輩はメカニカル用のキーキャップしか売ってるのを見たことがない。まぁ無理だろうなぁ…。

なので交換したいのであれば、素直にメカニカルキーボードと別のキーキャップを用意してから、じっくりカスタマイズしてみよう。
使うアイテムたち
それじゃあ早速、交換作業に入るとしよう。まず今回用意したキャップはコレ。FILCO純正のカラーキーキャップだよ。
それとまたFILCO純正のキートップ引き抜き工具、更に外した元のキャップをしまうために、遊舎工房で買っておいたケースも一緒に。
あ、それと写真には映ってないんだけど、細いドライバーも1本欲しい。
ちなみにカラーキャップセットには、別の引き抜き工具が入っていたわ。ああ、上で用意してたのはキーボード本体にくっついてきたやつね。
今回チョイスしたのは、3,000円強くらいのミルキーピンクカラー。公式HPにはもう製品ページが無いので、生産終了しちゃったかな?
素材はABSなので、上等品じゃない。
もちろん純正なので、全てのキーキャップサイズと寸分違わないのは当然。ちゃんとJIS配列も用意されてので安心安心。
ちなみに公式サイトの通販だと、本体とキーキャップセットを同時に購入すると、無料で交換した後の状態で送ってくれるサービスあり。
もちろん吾輩は自分で換装したかったので、梱包されたそのままで発送してもらった。じゃないとこの記事、何の意味もなくなるわ。
丁寧に引き抜こう
それじゃあ最初に装備されてる、黒いキーキャップを一つずつ引き抜いていこう。あ、作業前に必ず、本体の全体を写真に撮っておいて。
後でキャップをはめ直すときに、写真を頼りに位置を確認できるから。
工具の先を2つに開き、キーの隙間に差し込もう。そしたら、四隅を下から引っ掛けるようにしてから、落ち着いて上に持ち上げよう。
土台の十字にはめ込まれているだけなので、そんなに力は必要ないはず。スポーンと抜ければOK。後は他のキーも同様に抜こう。
メカニカルスイッチの形は、色や打鍵感が変われど形はほぼ共通規格なので、キーキャップのサイズさえ合えばどのメーカー製でも使える。
…実際は多くの文字キーが大丈夫だったとしても、スペースキーやShift、Ctrlなどが製造元によって長さが微妙に違うけどね〜。
特にJIS配列だと、日本独自のキー配列ということも相まって、あんまりサードパーティ製そのものが少ないから、選択肢が…。
一部のキー意外は、ほぼ引き抜き終わったキーボード。これがメカニカルスイッチのゆえんで、全部一つずつ独立してるんだよね。
集合体恐怖症の人は申し訳ない。
そして大きなキーは、スイッチだけで支えられているわけじゃない。土台補強用の針金である、スタビライザーが仕込まれているんだ。
なので、小さいキーのように工具を引っ掛けて持ち上げるだけじゃ、どう頑張っても外れない。
付属の説明書にスタビライザーの押さえ方が書いてあるので、参考にしてくれ。キーに干渉しないように、押さえたままキャップを外す。
ちなみに針金を壊してしまうと、メーカー有償修理になっちゃうのでマジ慎重にな。
無事にスペースキーを外せた様子。こんな感じに、スタビライザーがはめ込まれていたのか。ちなみに戻すときも押さえないとダメ。
他のEnterキーとかにも、細かい針金が入っているのでゆっくり外す。
体感文字キーの2倍位上の大きさを持つキーは、全部スタビライザーが入っているっぽい。
とりあえず無事に全部取れた。
外した黒いキャップは、専用のケースに全部しまってあげよう。なんかトラブルが発生したら、これで応急処置ができるので。
はめ直して完成!
後は最初に撮った写真を見ながら、正しい位置にカラーキャップを被せ直す。はめる時は、普通に指で押し込んであげれば大丈夫。
そうして出来上がったのは、かなり明るいピンクキャップを被った、濃いピンク色のキーボード本体であった。コレは可愛い!
光ったりはしないけど、オシャレなピンクキーボードになったね。

真の最終系として、Logicoolのピンク無線マウス・FILCOのリストレスト・Varmiloの大判桜マウスパッドをお供に加えたセット。
本来であれば、この状態で職場のデスクに広げて使おうと思っていたんだよ。リストレスト以外は、まさにオールピンク。
全然IT企業でもなんでもない、専門商社の経理だったので事務所内にコレを置いたら、悪い意味で注目されてたのは間違いないな…。

キーボードにさらなる個性を
実際に仕事で使う計画は頓挫しちゃったけど、ひとまず思い描いていたキーボードカスタマイズは無事に成功した。
キーボードは表面の大部分に、キーキャップが埋め込まれるのでここを変えれば、相当な個性が出るのは間違いないね!
唯一無二の見た目をあなたにも。
今回はここまで。もちろん自宅で使う分には、なんら見た目にためらうこと無く使える、素晴らしいインテリア兼周辺機器である。
いやぁ、キーボードの懲り方はこれだと序章に過ぎないが、十分すぎるほど楽しい…。