記事公開日:2021年7月23日
最終更新日:2025年11月27日
「チュウニズムやってる人たちって、なんで手袋付けてプレイしてるんだろう…?」。始めたばかりの吾輩が見た光景で、疑問に思うことが一つあった当時。
やりこみプレイヤーたちは、季節関係なく手に手袋をはめて、高難易度譜面に挑戦するという構図。別の音ゲーでもたびたび見かける風景というか名物的な?
ただ実際やってみてわかったんだけど、高難易度であればあるほど&長時間プレイするならこのアイテムは必須レベルのモノ。
もしこのゲームをプレイしてみてのめり込みそうだと思ったら、手袋は薄くて安いやつで構わないからちゃんと用意しておこう。
手を保護すべし。
チュウニズムには手袋がおすすめ
ある日ゲーセンに行き、近頃ドハマり中のチュウニズムを遊びたい。ああよかった、台がちょうど空いてるじゃん。早速遊ぼう…。
この時の吾輩はまだ始めたてで、普通に素手のままプレイを始めるという初心者中の初心者。ふと遊んでいる人をチラ見すると。
何故か手袋をはめているんだよね。寒い冬はもちろん、いくら冷房が効いているとはいえ暑い真夏の店内でも構わずに装備中。

その後しばらく本作をプレイしていて分かったんだけど、このゲームはタップとスライド操作が非常に多い。難しい譜面ほどどんどん増えていく傾向にある。
すると気づかぬうちに、指の滑りやすさやこすることによる皮膚へのダメージが地味に気になり始めるんだよね。手の脂や水分は音ゲーマーにとって影響大。
そんなことがあるので、みんなこぞって手袋をはめてプレイしているんだ。なので、安いやつで全然いいから手袋は何かしら用意しておくとすごく良い。
安全に遊ぶためにも必須だ。
滑りやすさとひび割れ防止
手袋をはめると、手の表面のコンディションは布で防護されるから一定になりやすい。すると単に素手で行うよりも、プレイのしやすさが格段に上がる理由がある。
一つ目はこすりによる指先へのダメージ軽減。このゲームはスライダーパネルをこすって操作する場面が割と多く、摩擦という敵が我々の前に立ちふさがる。
単純に手のままこすると、どんどん指先の脂と水分が失われてしまい結構な勢いで乾燥が始まる。夏ならともかく、冬だと下手すりゃ指先が切れてケガするかも?

吾輩、元々乾燥肌で肌全体が弱めで冬は皮膚トラブルが多いタイプの人間。そんな中、素手でのチュウニズムは手に悪いのは明白だ。
12月~1月とかめっちゃ苦労する季節で、数回プレイすると明らかに指先がガッサガサになるレベルで乾燥しちゃう。すげえ困る。
スライダーを触ることが多い指の腹あたりは、指紋が白く浮出始めて露骨に水分が無くなるのは良く分かる。そのまま続けると…。
今度はなんとなく、切り傷のようなひび割れのような現象が起き始め、もはやプレイどころじゃなくなるのがどうしようもない。

あともう一つ手袋を推奨する理由は、この項で最初にお伝えした一定のコンディションに保たれるところと密接な関係があるんだよ。
布の表面は極端に使い込まない限り、状態が大きく変わらないので妙な引っかかりとかを感じにくくなるのが嬉しいポイントだね。
乾いた布でスライド操作などを行えば、途中で変なブレーキがかからずになぞり切れたりっていうところ。プレイへの影響はデカい。

別にこれ、チュウニズムだけに当てはまる話じゃない。画面やパネルをタップする音ゲーであれば、なんでもそうなんだよ。もちろんアプリのゲームでも同じ。
この引っかかり問題は露骨にプレイ感覚へ響くので、世の音ゲーマーたちは自分がやりやすい引っかかり具合を見極めるために色々迷走することが多いのだ。
例えばタブレットで音ゲーをやるなら、指への負担が少なくそれなりに滑ってくれるガラスフィルムを好んで愛用するとか。多少映像が見えづらくなってもそっちが大事。
安いものとかでいい
基本的には動きやすい、薄手のシンプルで滑り止めが一切無い手袋が一番良いと思う。もちろん普通に布製の白いものとか、使い勝手的にも最強だろうな。
ある程度滑ってくれて、動きを阻害しない軽めの手袋。それでいて指先の保護は最低限出来るクラス、というモノが最も楽ちんちん。
100均とかで売ってる、ダイソーを筆頭にセリアでもなんでもいい。無ければAmazonとかでも、ハンドケア用や掃除用の薄い手袋なんか腐るほど売ってるからどれでもOK。
吾輩は結局新しく買うのが面倒だったから、冬に使われるごく普通の毛糸手袋を使っていたけどこれでももちろん効果はあった。
やっぱり付けないでプレイするときより、装備済みで遊んだ後は手が全然乾燥しないからひび割れとか一切起きなかったし。

とはいえやっぱり厚手のモノは暑い上に素手より直接触る感覚が少なく感じるので、あまりお勧めできるもんじゃない。というか途中で指先の部分が剥げちゃったし。
一応あの手袋は、冬にチャリを飛ばすときに重宝してたのでチュウニズム以外でも使ってたんだよね。そうすると、普段使いとチュウニ用で兼用するのはあんまりよくない。
だからこそ、安くて構わないから薄手の布製手袋のほうが圧倒的に有利。夏でも手に熱がこもりにくいし、冬でも店内は暖房が効いてるから寒くないはず。
手袋併用でチュウニを遊ぼう
使えばわかる、数々の音ゲーマーたちが手袋をはめてプレイする理由。もう一度まとめ上げると、手の保護と余計な指の引っかかりを無くすためである。
前者は日常生活に支障をなるべく来さずに遊ぶわけであり、後者は少しでも快適な音ゲーライフを楽しむための大切な要素なのだ。
まぁ手袋の想定された使い方と言えば微妙かもだが、一応理には適っている利用法なので、チュウニを本気で遊ぶなら一度お試ししてほしいところ。
手はお大事に。

今回はここまで。音ゲーマーにとっては、夏だろうが冬だろうが関係ない。自分のやりやすい環境を整えるためなら季節なんて無視。
ボタン式のゲームとかじゃない限りは、なるべく手袋を併用してのプレイを是非おすすめしたい。というか下手するとケガしちゃう。