記事公開日:2021年7月11日
最終更新日:2025年11月21日
「チュウニズムに慣れてきたから、少しずつ難易度を上げていきたい」。と、少しずつ高みを目指すプレイヤーはハマり始めると続出。
そんな吾輩も、ゆっくりではあるが上達したいがために地道にプレイをしていた時期があった。まぁ今でもある意味そうなんだけど。
そういう人には高難易度特攻をする…のではなく、確実な腕前の地固めとしていろんな曲のエキスパート譜面をたくさん触る。
この方法をすごくおススメしたい。自分がある程度ハイスコアを狙える、ギリギリ難しい譜面をひたすら攻め続けるのが上達の道。
これが効くんだよ。
チュウニズムのエキスパート譜面
まず最初に、本記事は本当に初めて触るプレイヤー向けの話じゃないよ。ざっくりゲーム部分のシステムを理解出来たら、という前提で読んでほしい。
ターゲットの処理方法がわからない場合、必ずBASICやADVANCED譜面からのプレイをどうぞ。多分ここにきている人は、ほとんどそんな感じじゃないと思うが…。
あ、あと本記事で使用している写真は過去バージョンのモノなので、そのあたりもご了承願いたい。ただ言いたいことは、現行バージョンでも変わらない。

さて本題のEXPERT譜面についてだけど、ここはまさしく初級者→中級者への入り口といった具合。一つ下のADVANCEDに比べて、ターゲットの密度や複雑さが上がってくる。
1/8サイズやそれ以下の小さいタップターゲットも出てくるので、ちょっとずつ難しさは増してくるものだ。

このEXPERT譜面の中でも、上から下までかなり難易度の幅が大きく異なる。下位譜面はADVANCEDと大して変わらないものから、上位譜面はMASTERにも引けを取らないなんてのもザラにあること。
挑戦したてのプレイヤーであれば、まずはEXPERT8あたりから様子を見て徐々に難易度数値を上げていくのが鉄板だろう。そうしてステップアップを計るのが良いかな。
色んな譜面を触ってみて。
高難易度特攻はやめよう
せっかく音ゲーをやるんだから、やりごたえのある曲がやりたい。特にゲーセンに置いてあるゲームは、家庭用と比べ激しい難しさが多いから大変なんだよね。
いや最近は、家庭用でもアプリゲーでも半端じゃないほど苛烈だが、ゲーマーたるもの、納得いくまで高みに上りたい気持ちはよーくわかる。好きな曲が高難易度ならなおさら。

しかーし、自分の腕前に不相応な譜面だとわからん殺しで終わることがよくある現実。高すぎる難易度の譜面はプレイしても全くメリットが無いのだ。
吾輩も好きな曲の高難易度とかに突っ込みたくなるのはあるあるなのだが、はっきり言ってお金と時間の無駄にしかならない。ホント意味ないんだよ。
それよりかは、腕前相応のレベルに沿った様々な譜面をローラーするほうが、頻出パターンの対処法を練習することにつながる。こっちのが絶対良い。

音ゲーも運動や勉強と同じ、少しずつ難しくなっていくのに合わせててやるもの。一気に飛び越えて先のステップまで飛ばしても、なかなか対応できないんだよね。
自分がある程度対応できる譜面で、地道に鍛えるのが一番効くのだ。最高難易度帯であるMASTERを攻略する下地づくりは、たっぷりここで積んでおきたいところ。
EXPERTをローラー作戦で
まず目安からの話なんだけど挑戦するにあたり、最低限の目標はEXPERT譜面をSランク以上を取る。これを第一のハードルとして捉えて挑戦していこう。
おおむねSランクというと、本作ではスコアが975,000点以上とれればOKという具合。感覚的にちょっとMISSやATTACKが出ても、まぁ届くかという具合。
明確にできない個所があっても、一か所かつ短ければそこまで痛くない。MISSは20回くらい、ATTACKは10回くらいで留められればなんとかなるはず。

実際の体感、ターゲットの9割くらいを処理できれば十分届き始めるSランク。多少途中で崩れても、そこまでハードルは高くないので十分に挽回はできる。
3か所くらいぐちゃぐちゃになるとさすがに厳しいけど、そこそこ音ゲーに慣れていれば決して届かない領域でもなくまぁ普通くらいになってくれるよ。

このEXPERTでSランク以上っていうのは、一つの指標になる。ここでこの評価をもらえると、直後にプレイした曲のMASTERが解禁され挑戦が認められる。
ゲームから一旦のお墨付きが貰えるので、明確にハードルを一つクリアしたという実感が得られるのは嬉しいところ。EXPERTを突破できたのならば、最低限の技術は身につく。
こういうわかりやすいご褒美があるので、解禁作業は思いのほか楽しいよ。いずれプレイできるMASTER譜面をいっぱい増やせると考えればEXPERTで時間をかけて腕を磨く意義アリ。たくさんこなせばこなすほど、難しい譜面に挑戦してもアドリブで対処しやすい。

ちなみにEXPERT難易度の数字区分は、現行バージョンで7~14まで。と、このように恐ろしく幅が広いことが分かると思う。我輩がやってみた感じ、7~9+くらいまでだったらどの譜面も似たような難しさだったかな。
特に初心者プレイヤーの中で選ばれがちな、POPS&ANIME・ボカロ等のniconico、東方Projectアレンジあたりは非常に曲の種類が豊富で使いやすいだろうな。

明確に難易度が変わってくるのは、EXPERT11くらいだと吾輩は感じる。この辺りになると、その譜面特有のクセみたいなものが散見され始めるからなんだよね。
しかも11っていうと、ちらほら最高難易度帯のMASTERに片足を突っ込み始める頃合いなので、それと渡り合うEXPERT譜面と考えれば納得がいくのはなんとなく想像がつく。
そもそもEXPERT譜面を全て一回触ろうとしても、かなりの時間とお金が必要。余裕があれば、ぜひとも曲をえり好みせずローラーで回していくのが良いと思うよ。
吾輩が熱心にプレイしていた時期も、基本はこのEXPERT譜面ばっかりプレイしており、これで十分満足できるほど難しかったからね…。上を見上げればキリがない。
まだまだ高みに登りきるなんてのもおこまがしい腕前しかないので、他のプレイヤーは気にせず自分でできる範囲の譜面を確実にこなしていこう。
EXPERTの下位から徐々に進める
少し慣れたプレイヤーには、とてもちょうどいい難易度。それがEXPERT譜面の存在意義であり、上に行けば相当な難しさもきっちり用意されている。
何事もちょっとずつ負荷をかけていくのが、限界を伸ばす唯一の方法。遊びでもそれ以外でも全て同じなので、着実に自分の腕前を鍛え上げていこう。
このゲームで言えば、まずEXPERTでSランク以上をとる腕を磨くがよろし。いろんなジャンルや数値難易度の譜面を触りこむべし。
楽しみながらできる修行である。

今回はここまで。本記事はチュウニズムにおける、腕を磨くための考え方みたいなものを説明したけどなんとなくでもわかってもらえただろうか?
もちろんいずれは主戦場をMASTERにしたいのはゲーマーとして当然なのだが、そんな簡単にたどり着ける領域ではないのも一つの事実なんだよ。