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子育てがしづらすぎる。日本は女性にとっての環境が未だに整わない件。

  • 2019年1月23日
  • 2019年2月21日
  • 考察

 

国家だろうが、企業だろうが集団であるものに関して必要なものと言えばなんだ?

もちろん、そこで活動する人間の数だよね。

いくら素晴らしいものが出来上がったとしても、そこに人が居なければ簡単に衰退してしまう。

 

 

そして人間の数が大事だといった以上どこでそれを確保するかも、もちろん気にすべきことだ。

特にこれから成長して次世代を作っていく人間の候補=子供たちを育て上げる環境は、既存の人間たちにとっても喫緊の課題と言ってもいい。

しかし、身近な人間の話を聞いてみると「やっぱり日本は子育てが尋常じゃないくらい、やりづらい国なんだな」と感じてしまったんだよ。

 

 

まぁ、これだけ預ける場所から断られ続ければそら心も折れるわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

社会人の子持ちにとって、中々厳しい国

 

少子高齢化だと騒がれていながらも、街中だと子供たちがはしゃいでいるのをよく見る。

場所にもよるけど、Omochiはよく言われるくらいの深刻さはあまり感じないな。

一見、子供たちが視界に入った時には特に問題を抱えていそうには見えない。

 

歩道で友達と楽しくおしゃべりしながら、帰宅の路を辿る小学生。

部活帰りにジャージ姿で下校する中学生。

チャリを爆走させる高校生と…。

子供たち本人に着目するだけなら、特に背景で大きな問題が起きているようには全く見えない。

そう、子供たちだけならな。

 

 

一転して、親が置かれた環境に目を移してみよう。

Omochiの身近なところで、現在子育てに奮闘している女性が一人いる。

まぁ自分のお兄様と結婚した、奥さんの事なんだけどね。

 

何分実家と、兄夫婦の住む場所が割と近くにあるので意図せずとも子育ての話って聞くんだよ。

出てくるのは、大概奥さんが子育てをするときの不満なんだけどさ。

ただそれを聞いていて、改めて思ったんだよね。

「この国は、親に対する社会の環境がよろしくないので子供を育てなくなるのも容易に想像ができる」ってことを。

そりゃあこんなこと続きじゃ、“日本死ね”と言われても文句言えないだろ…。

 

 

 

 

 

 

 

特に乳幼児の親に対して、非常に社会の壁が厚い

 

とにかく、日本は乳幼児を連れた親に対する社会の目が厳しい場面が多い。

特にまだ言葉も話せず、泣くことで感情を表に出す年頃だともうそりゃ大変。

この2点が非常に大きな壁として、親の前に立ちはだかるんだよね。

・社会で生きる人間の中に存在する、潜在意識

・預けられる場所と、お金が全然整わないせいであれもこれも手が回らない

 

 

それぞれどういうことか、簡単にみていこう。

いずれも本当に悲しいことではあるが、ぶっちゃけどちらに非が無いこともいっぱいあるからなぁ…。

それだけ今の日本人は、せっぱつまっている状況に置かれた人間が多いってことの裏返しかも。

 

 

①社会の人間に眠る、度量の狭い潜在意識

 

子連れの親(特に女性だと)は、周りの人間の反応は結構真っ二つに分かれやすいよね。

一番よろしいのは、連れている子供が可愛いと言われてそこから会話が発展する和やかな雰囲気。

まず子供が会話の起点とはいえ、そこからお互いの言葉のキャッチボールが出来ている時点で、良好なコミュニケーションが取れている。

その場に触発された、周りの人間もそこに巻き込めると親にとっても嬉しいし子供にとっても悪い気はしないだろう。

まぁ親がそもそも話しかけられたくないとかだったら、また別の話にはなるけど温かく見守ってくれる雰囲気さえあれば、問題はないでしょ。

 

ただし、残念ながら自分が見た範囲や普段抱く感情を鑑みると…。

とてもじゃないけど、和やかよりも一触即発の雰囲気であることが多い。

例えば人が多いところだと、もうそれだけで周りは子供に対してより神経を使う必要がある。

(満員電車など、そういう場面ではもうヤバイなんてレベルじゃない)

普段の仕事や人間関係で、疲弊している人間だらけなこの国で見知らぬ他人の子供にまで気を配る余裕はあんまりない。

もちろん大人なので、自分に余裕が殆どなくても普通ならば子供の存在まで気を付けようと思うものだが…。

 

なんだけど、全員が全員我慢できる大人だらけでないのも事実。

他人の子供が少しでも気に食わないことになると、セーブできずに爆発してしまう人も中にはいる。

そうなった場合、矛先は親子に対していくわけだ。

仮にストレートな怒りでなくても、冷酷な視線・感情を向けられることも少なくなる。

そしたら子供にとっても辛いし、何より親に向けられる冷たい数々の目線がかなりしんどくなる。

 

 

残念ながら、自分ですら手一杯なのに他人の事なんか見てる余裕はない。

特に若者世代は、働いても豊かになれない割合が昔に比べて圧倒的に増えていると聞く。

Omochiだって、豊かかと言われると自信を持ってうんとは言えないんだよ。

それなのに他人に配慮と言えども、とてつもない気遣いをできるほど残りのキャパシティは少ないのよね…。

いや、可能な限り最低限の配慮はもちろんするけどさ。

 

 

②子供を預けられる場所と、親の財政事情

 

2016年に、はてな匿名ダイアリーに寄せられて大きな反響を及ぼしたもの。

「保育園落ちた日本死ね」というタイトルの投稿があったのって、皆さんまだ記憶にあると思う。

文字通り、投稿主のお子さんが応募した保育園に落ちてしまい入園できなかった怒りが、この投稿に凝縮されたもの。

 

 

当時投稿主のお子さんが一体幾つだったのか、住む地域における入園難易度はどれくらいのモノだったのか。

細かい原因を考えると、どれだけ保育園に入れること自体が難しいのかまた人によって違うんだけど…。

少なくとも、応募しても入る余地が無かったってことは分かるよね。

投稿主さんも社会で活躍する気がある言葉を述べているので、現在は働いていないけど子供が預けられるようになったら働くつもりでいたor既に働いているのどっちかだろう。

だから預けようとしていたはず。

 

 

子供を産んで育てても、そこにリソースを割く以上労働者ならば働かないと生活がままならない。

だから多少の費用を工面しても、自宅以外で子供を見てもらえる施設は必要不可欠。

なのにそもそも預けられないんじゃあ、前提条件すら成り立っていない。

仮に預けられても、保育園の月額料金って中々お高いんだよね。

後述するけど、兄の奥さんから話を聞いたときに正直驚いた。

ただでさえ大多数の労働者は、一ヶ月自分たちが生きるだけの給料しかもらえないのが大半なのに子供への費用を工面するとなると、当然厳しくなる。

将来の担い手を何だと思っているんだと、憤慨する親も現れて当然だろこんなの…。

 

 

兄夫婦も、子供を入園させるのにかなり苦労していた

 

Omochiはまだ結婚はおろか、交際する段階すら到着していないためこの苦労を実体験するのはできたとしてもまだまだ先になりそう。

その前に、身近な人物でその苦労をめちゃくちゃ味わった人間がいるから、それを具体例にして説明するね。

 

 

Omochiの兄夫婦は、2人とも30歳前後ほど。

第一子を授かった時に、分娩予定の病院を探したりかかる費用について調べまくっていたみたいなので、話を聞くことがあった。

とりあえず、子供って生まれる前から親に対して色んな難題を与えるものなんだと実感したよ。

 

 

まず身ごもったあと、しばらく経って出産前になったら普通準備のために入院をするわけだ。

その間にも、体調不良や職場の女性たちの目を相手に奥さんは奮闘していたらしい。

そして産前休暇に入り、病院に入ったのだが…。

その病院を選ぶ際にも、費用や設備のことで財布と相談に相談を重ねていて大変だったと。

色んな選択肢があったが、望むグレードで考えると平気で40万とかのお金がかかるとも。

 

 

本当にしんどいのは、出産後のほうだ。

当然奥さんは育児休暇を取得していたが、夫であるOmochiの兄はとろうにも仕事が回らなくなるとの会社からのお達しで、とることすらできない。

四六時中世話のかかる赤ちゃんと一緒に居る奥さんは、全く気を抜くことが出来ずにイライラが溜まっていく。

ようやく保育園に預けられそうになる時期になって、少しは解放されるかと思いきや。

自宅近隣の保育園は、自分の子供と同い年のよその子たちと定員を争う事態に。

様々な選定基準が判明した後に、兄夫婦の子はかなり勝ち目が薄いという状態になった。

 

良いと思った認可保育園複数に応募しまくっても、来るのは落選通知ばかり。

だからと言って、認可外保育園という選択肢もあったがそこも定員数は決まっている上に、認可に比べて環境が悪め。

このままだと、そもそも保育園に預ける行為自体が成立しなくなり奥さんの負担は増えるばかり。

幸いにして、後日一か所の保育園に預けることが可能になったから良かったものの…。

奥さんはこんな不満を漏らしていた。

「この国は、未来の子供を育てる気がほんとねーんだな(怒)。ゴミだわ。」

と。

 

 

こんなんじゃ子供なんか、産みたくなくなる

 

そんな惨状を、近しいところで見聞きしていたせいか相当な苦労がひしひしと伝わっておりました。

こんな状態が全国で起こっていると思うと、本当に子どもにとって一番近い存在である母親は報われないよ。

仮に自分が母親の立場だったら、四方八方がふさがった状態で収入もなく目を離さずに子育てしろって言われるのと同じだからね。

甥っ子の遊び相手に、ちょくちょくなるからちょびっととはいえどOmochiも子育てというものは体験している。

 

 

これは間違いなく、育児ブルーになって精神おかしくなる親が表れるのも納得できる悲しい実情。

親自身を取り巻く、子育ての環境が整いづらい+その環境を整えようとする志のある人間も、働く環境が出来ていない=一般人に罪はないが、どうしようもない不満だけ残る。

何もしなければ、この式が崩れることは当分ないだろ…。

そりゃあ世の親が、怒りまくるのは当然です。

 

 

今回はここまで。

別に年寄りを超冷遇して、子供や親に超温情になれっていうわけじゃないが…。

ちょっと極端すぎる世の中と、それに苦しむ身近な人間を見てしまったらね。

社会は本当にバランスというものが無く、いびつな環境なんだなと改めて思ってしまった。

こんな状態じゃ、明るい未来なんか国民が描けるわけがないよ!

 

 

育てる気があるなら、別に逆境に居ても大丈夫だよな?

っていう言い分がまかり通るわけない。